9月30日から10月1日にかけてやってきた台風17号。
猛烈な風で緑のカーテンは大きなダメージを受けました。
9月29日にえっほっほ隊が作業した時には
こんなに元気に茂っていたのに・・・・
ごらんのありさま。
下から見上げると、もりもりだったのに・・・・・
ごらんのありさま。
内側に心地よい日陰を作ってくれていたのに・・・・・
ごらんのありさま。
内側で上を見上げると、天井までびっしりとネットを覆っていたのに・・
スカスカ・・・・・・。
生き残った葉っぱのシルエットが壁や地面に映るようになってしまって。
高山先生のすてきな背景になっていた緑たちも・・・・
こんなに枯れ果ててしまいました。
音楽室も例外ではありません。
「よくここまで持ち直したなあ・・・・・。」と
ほれぼれ眺めていたゴーヤーたちも、
チョリチョリのスカスカです。
この窓の内側でピアノを弾く私を、熱から守っていてくれたのに、
今はもう、光も熱も遮ってはくれません。
ゴーヤーが残念な状態なのにくらべ、
オキナワスズメウリとパッションフルーツはまだまだ元気。
風にさらされる場所には、風に強い植物を選ぶほうがよいなあ、と
あらためて痛感しました。
29日に、子どもたちに、
「週末、大きな台風が来るので、
たぶん緑のカーテンの元気な姿は今日が見おさめです。
台風が来たら、どうしてあげることもできません。
今日の帰りに、しっかりと今の姿を見ておいてあげてね。」
と声をかけました。
子どもたちは放課後、
「がんばって!」「台風に負けないでね!」
と緑のカーテンに声援を送って帰って行きました。
休み明けの2日、変わり果てた緑たちの姿を見て、
「先生、ぼろぼろになっちゃったね。」。
つらいことだけれど、こうして、
人間にはなすすべもない自然の猛威や、
命のはかなさ、農業の大変さも学んでいくのです。
もちろん、台風の後も、子どもたちのお世話は続いています。
ネットを外すために蔓を切るその日まで、
あとしばらく、子どもたちと緑のカーテンの日々が続きます。
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