義父が地域の今年の区長を担っており、もうすぐ総会が行われるとのことで、その案内の文書を作ってくれないかと頼まれました。「仕事中ヒマだから(笑)作るよ」と言い、本当に昨日はやることがなかったのでコソコソと作りました(笑)印刷すると会社のお金を使うことになるし、義父の意見も聞きたいので、自分あてのメールに添付して家で見てもらうことにしました。
夕食後にじっくり確認。ここで問題だったのは義母。 「左上に"回覧"て入れんなんよ」「文章はキリのいいところで切って改行するのが、本当の作り方だよ」。私は去年の見本を見て作りました。"回覧"は印だったし、文章はそういうふうに作っていないし、まず皆そこまで細かく見ない。私だってなんとなくななめ読みするし。それよりも、高齢の方が多いから文字を大きくしたり、太い字体にして読みやすくしたり、私はそういうことを心がけました。結局"回覧"は義父が印を持っていたし、文章もそのまま。
今度は、それを印刷して10枚コピーするという話に。義母は「枚数が少ないし、ついでに10枚出して、印を10回押せばいいんじゃないの?」。しかし、きっと義父も私も同じ意見だったはず。「1枚印刷して印を押し、それを10枚コピーしたほうが早い」。しかも、その後私は出かける予定だったので、ついでにコピーするのは大した問題じゃない。3日後までに作ればよかったので、私が仕事帰りにコピーしたっていい。家庭用プリンタでは、10枚印刷するほうが時間がかかるよ…
家族で旅行に出かけると、義母が出した意見に異論があっても「あーはいはい、わかりました」と、めんどくさそうに対処するダンナ。どうして対抗しないんだろうとずっと不思議に思っていましたが、結婚10年を目の前にしてようやくわかりました。喰ってかかればさらに喰われる。5歳の娘でさえも、ばぁちゃんには対抗できないと言います義父を中心にして回っていると思っているのは、恐らく義母だけだと思います。それを自覚していないだろうからなおさらつらい(笑)
私の母も気が強い人で勢いよく強引に話を進めるけれど、こちらもなかなか。相手、または周りの意見を取り入れず、自分の意見を押し通すことほど、愚かなことはないと私は思うのです。周りの意見を聞いて、皆が納得した上で進めたい。そのほうが皆気分がいいし、自分も「こんな意見もあるのかぁ」と世界が広がる。『話上手は聞き上手』とはよく言ったものです。私は話すのが好きなので、暴走しないように心がけています。同じように相手の話も聞かないと、相手がおもしろくない。お互いに気持ち良くコミュニケーションをしたいですよね~。自分の世界も広がって一石二鳥じゃないですか?(笑)
今回の話はまさに『人の振り見て我が振り直せ』ですね勉強になりました