つい先日のこと。
ちょっと涼しくなったこともあって、熱い日本茶が飲みたくなった。
独りでうす暗い台所に行き、急須にお湯を注ぎ、フーフーしながら、おいしく湯呑みを啜った。
ややあって、家内も飲みたくなったらしく、急須にお湯を入れようとした、そのときの会話。
家内:お茶 . . . 本文を読む
ちょっと過ごしやすくなったと思ったら、また暑さもぶり返しているようです。
それでも朝夕は随分と涼しい風が入るようになりました。
こういうことを繰り返しながら、本格的な秋へと移行していくのでしょう。
先日、裏山の竹林越しに見た空。そこにはちょっぴり秋の気配が漂っていました。
久しぶりに竹林を描いてみました。雨上がりの竹林(2010.5.13付拙ブログ)以来です。
紙は水彩紙、竹部分は墨を使用して . . . 本文を読む
葉鶏頭 高さ五尺に 育てけり 漱石
葉鶏頭です。先月(7月)初め、近くの花屋さんで入手していたものです。一株250円。
順調に育って、いまの真夏の時期には恰好の花だなと思っていたら、花にあらず葉を観賞する一年草だとか。
また、その時期も、夏ではなくて、本来は秋の植物で、季語も秋になっていました。
さらに高さについては、冒頭の俳句にある五尺というのは普通の丈のようです。
残暑というより猛暑真っ . . . 本文を読む
ショートの単身中、スーパーに行って入手しました。
子供のころは、この鰯のほか鯖や鯵、そして秋刀魚など、いわゆる青魚を食べて育ちました。
その子供のころ、ボケッーっとしていると、おやじからよく怒られましたが、
そのときの言葉が“鰯(鯖)の腐ったような眼をするな!” 要は、もっとシャキッとしろ、ということです。
よほど、ボケッーとしていたのが多かったのか、その、おやじの言葉が今でも耳に残っています。
. . . 本文を読む
数年の命の、最後の数日だけ地表に現れ、必死に鳴きつくす蝉。
今年は、鳴き始める時期が遅れ、彼らの世界に、何か異常なことがあったのではないかと心配されていました。
それも7月の末には蝉時雨が到来、これで夏の終わりも近いことでしょう。
我が家の近くの蝉は、桜で鳴くのが多いようです。
もちろん、地中の幼虫のときも、地上で成虫になったあとも、この桜の樹液が命の糧だからでしょう。
Yahoo 知恵袋によると . . . 本文を読む
大震災から間もなく5カ月になろうとしています。
先月半ばに、東北各県の代表的な祭りが仙台に集まり「東北六魂祭」というのが開かれていました。
今月に入ってからは、各県での伝統的な夏祭りが一斉に開かれています。それにあわせて各県の花火大会も計画されているようです。
復旧・復興に元気を与えてくれることでしょう。
今回は花火に挑戦してみました。それも、水彩絵の具だけでなく、ダーマトグラフや墨やクレパスな . . . 本文を読む
「李下に冠を正さず」(出典 古楽府(君子行))
李(すもも)の木の下で、冠が曲がっているのを直すと、李の実を盗むのかと疑われるということから、
他人の嫌疑を受けやすい行為は、前もって避けるようにせよ、との意とあります。(広辞苑など)
もちろん、一般の人にも適用できましょうが、基本的には“人の上に立つものは、より厳しく自らを律しなさい”という趣旨だと思われます。
翻って我が国の現状はどうでしょうか . . . 本文を読む