生涯学習インストラクターの会

岩手県生涯学習インストラクターの会事務局です。ネットワークを広げ、お互いの知恵袋を紹介し合いましょう。

日本には食べ物がありません!

2008-03-13 15:22:07 | Weblog
日本の自給率は40%を切り、6割以上を海外に依存しています。国産牛の飼料も9割が輸入で、飼料の国内生産には農地面積があと5倍も必要となるそうです。現状の食生活を維持するには圧倒的に国土の農地面積が足りないのです。昔ながらの和食に戻しても、納豆や豆腐の原料となる大豆も海外の安価な輸入品に押されて国内生産が衰退してしまいました。
海外の自給率は、フランス130%アメリカ119%ドイツ91%イギリス74%スイス54%韓国49%と先進国で最下位となっています。現在の世界人口は65憶人、2050年には90億人と予想されています。人口増加による農地面積の減少、地球温暖化や砂漠化などにより世界的な食糧不足が予測されています。その他、戦争などの政治事情の変化や自然災害による不作などで万が一輸入がストップしたら・・・大変な危機状態が待ち受けています。テレビ番組で自給率分しか食べられない鍋を作ってみたところ、味のない野菜が泳ぐとても情けない結果となりました。
自給率(小麦14%豆腐・納豆25%みそ31%砂糖32%しょうゆ・カラシ0%マヨネーズ2%みりん94%)
一方、輸入農産物は環境に大きな負荷を与えています。国内品に比べ、飛行機や船を使い輸入するので大量な二酸化炭素を排出しています。生産地から消費地までの距離を数値化した「フードマイレージ」によれば日本人一人あたり15.400kmとなりそれはブラジルまでの距離となります。韓国の3.4倍、アメリカの3.7倍となりいかに遠くから調達しているかがわかります。
地球にやさしい地産地消を心がけましょう!

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1 コメント

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??? (トッティ)
2008-03-13 17:39:55
では、いったい誰が作るのでしょうか?高齢化率が世界一で、年々労働力が低下しているこの国で、農作物を作っている人の大半がその老人でしょ。もう手遅れなのでは?

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