海の物語・・ホームマリンアクアリュウム

海水魚飼育を中心に飼育方法や意見交換の場。小型水槽嗜好。ECOSYSTEM ECOMINIで挑戦中 

サンゴ水槽・海水魚水槽 10年目の統括

2018-01-15 21:30:13 | サンゴ水槽

2018年を迎え、約10年経過をしましたのでこの辺で飼育履歴を振り返り統括をしてみたいと思います。



まず魚に関して言えば、寿命は平均3-5年でなんらかの病気や事故があり落ちてゆく魚が多かったと思います。
自然界は弱肉強食で魚の寿命はもっと短いとも言われています。

 

飼育したなかでも美しく弱いのはロイヤルグラマでした。白点病は万全を期して大丈夫でしたが飛び出し事故が多かったです。意外にキンギョハナダイは強く病気がなければ5年は軽かったかも。

 


今回、5月を迎えると魚ではソメワケヤッコが10年をクリアします。途中でポップアイで片目を失いかけましたが徐々に回復し餌などは拾って食べています。大きさも少しずつではありますが大きくなり体色が全く色あせていないことも特徴と思います。



途中で入れたニシキヤッコとハナゴンべも元気にしており全く問題なく飼育できています。こちらは二匹とも6年経過しており体色も変わりなしです。ニシキヤッコは餌付けに苦労しましたが現在では水槽の主となって君臨しています。ハナゴンベは臆病ですがこのごろは体も大きくなったせいか前に出るようになっています。




次にサンゴについていえば、その10年間に1度私が10日ほど入院生活を送った間にポンプのスイッチが切れ、クーラーの温度調節が29度まで水温が上昇したために美しいサンゴをいくつか他界させてしまった以外は、サンゴのいくつかの種類は順調に生育し今に至っています。しかし水槽内でのサンゴ飼育はほおっておいては長続きせず、水質、光線の量、温度・水流を適切に管理していると思っていても美しい種類は通常せいぜい3年ほどで朽ちてゆきました。

種類で語ればトゲサンゴ、ハナヤサイサンゴなどは一見優しそうですが2年も経過すれば痩せてしまいます。アワサンゴがそのなかでも善戦していましたがこれも5年ほどで没落。

トゲキクメイシ、サオトメシコロサンゴ、がその中でも強く10年を迎えることができました。ソフトコーラルではカワラフサトサカが8年生きており長期飼育になりました。

さてこれからですがまた費用と世話の時間が余裕ができればまたチェルブエンゼルやポッターズエンジェルも入れてみたいです。できればツノダシなども飼育したいですね。サンゴ関係はひととおり飼育しましたがトゲサンゴ などはまた飼育したいサンゴです。

夢冷めやらぬアクアリユウムはいつまでも永遠であろうと思います。