今年の大河ドラマ「軍師 官兵衛」評判はよう知らんけど、前半の山場じゃったねぇ。
備中高松城水攻め、本能寺の変、中国大返し。
個人的には欠かさず見よるよ(^^)
ほいじゃが、今回行った所は時代違いで幕末です(笑)
前に
大島へ行って「世良修蔵」や第二奇兵隊ゆかりの地へ行ったんじゃけど、その続きで
大島の対岸にある「妙円寺」へ行ったんじゃ。
そこには「月性」という僧がおったらしい。
「げっしょう」といえば清水寺の住職で、西郷隆盛と一緒に入水した「月照」が思いつくけど、「月性」は知らんかったのぉ(^^ゞ
そこで「清狂草堂」という塾を開き勤王の志士に多くの影響を与えたんと。
月性は吉田松陰より一回り年上で、その講演を松下村塾の塾生に聴講させたこともあった、いわば松陰の師匠筋にもあたる人物で、
久坂玄機(玄瑞の兄)の友人でもあり玄瑞も月性の勧めで松下村塾に入塾した。
なるほど、よう聞く名前がいっぱい出てくる。
来年の大河は松陰の妹の話じゃけぇ、最初の夫の久坂玄瑞もでるしきっと「月性」も出て来るじゃろうねぇ(^^)
ということで、まず妙円寺。
月性展示館へ入るなら有料。300円だったかな。
でも、おばちゃんがいろいろ教えてくれたけぇ、おすすめだよ(^^)
ここの家紋は「下がり藤」じゃとおもうんじゃけど、なぜか毛利の家紋が「一文字三星」じゃなく、「二文字三星」になっとるんよ。
その敷地内に月性の私塾「清狂草堂」がある。
ここで勤王の志士が勉強しよったんかぁ・・・
こぢんまりしとるけど、影響は大きかったんじゃろうねぇ。
茅葺きの屋根が少し痛んどるけど、これを修復したら1,000万円かかるんだって!!w(゜o゜*)w
そこから移動して今度は「克己堂(こっきどう)跡」
ここは世良修蔵や赤禰武人らを輩出した塾で、
今は門だけ残っとって、敷地は小学校になっとる。
ほいで、近くの小高い丘に「赤禰武人」の墓があるらしいので探してみた。
県道72号の脇らしい。
探しながら進むと・・・
「あった!」
ほいじゃが、この左の道?
マッキーが「まっすぐ進むんじゃないん。」っていうけぇ、まっすぐ森の中へ進んでいった(^^ゞ
途中から舗装されとった道はやぶの中に消えていくし・・・暑いし、ヤブ蚊はおるし、だんだん心配になってくる。
これかぁ~
道はあっとったわぁ。
きっと、奇兵隊のあった大島、生まれ故郷の柱島が見える場所に立ててもらったんじゃね。
赤禰武人の墓はここ以外にもいくつかあるらしい。
入り口は、南北に走っている県道を南下すると見えないと思う。
克己堂(旧道)を見てからて県道に戻って北上したのが良かった(^^)
右下の道が県道72号。
写真は北向きに撮ったけぇ、南下すると案内は木の陰で見えないよ。
たぶん、私のブログを見て行ってみようなんて人はおらんと思うけど(笑)