第二の人生を満喫!+愛犬ウィル(享年14歳)

還暦で娘・息子は結婚し孫がいます
様々な障害を抱え妻に支えられながら前向きに暮らしてます。

ひきもりの精神障害者は、本当に弱者か?

2012-07-03 16:26:29 | 家族

 

 

今日は、朝、起きたときは、曇りでしたが、昼になってから、天気が良くなり、暑いです。
現在、引きこもって薬を合わせている俺にとって、外と俺の状態が違ってて、
何とも、言い表せない感じです。

俺は、病気を発症しってから引きこもりになって居たわけではなく、苦しさの
あまり薬を飲んでは、寝る。の繰り返しを、病気が発症してから7年目頃から
引きこもりになった感じでした。
7年目までは、何とか、這ってでも妻に付き添われて、職場に行ってました。

病気を発症してから、昼夜逆転は、普通で、とにかに、病気自体の苦しさと
薬が強いという感じで、二重苦状態でしたし、社会が悪いだの、周りの人間が悪いだの
親が悪いだのと、ほぼ毎日、暴れては、救急車で病院に搬送され、ホリゾンかセルシンを
打たれて、バタンキュウの状態でした。気がつくと朝になってて、そのまま制服を着て、職場に
妻に付き添われて、行く日々の繰り返しな感じでした。
今、何日の何曜日という感覚がない感じだったかなと思います。

このブログで話してきましたが、かなり話は飛びますが、俺自身のスクラップを終え、
現在は、ビルトをしている日々です。

今、思えば、家族や周囲の方たちは、俺に気遣い、【弱者的】に扱ってきたように思えます。
要するに、当たらず障らずな感じです。
その時の事を、思い出しながら書いてますが、その時の俺は、【弱者】として扱われて欲しかったのか?
と言えば、そうじゃなく、この苦しさから逃れて普通になりたかった。というのがあったように思います。
何が、普通か普通じゃないのか。というのは、このブログでも書きましたが、漠然と、前のバリバリ働いている
状態に戻りたかった。

当時【弱者的】に扱われていた俺自身、それに満足していた俺もいたのかもしれません。
今、考えると、家族や周囲が気遣ってくれてただけで、俺自身に何の成長もなかったと
思います。
それに気づいたのは、発症してから、たぶん3年目くらい?だったと思います。
こんな事じゃいけない。
子らを、俺のようにさせては行けないと思い、妻や子ら、そして主治医、臨床心理さんなど
多くの方の協力を頂きながら、ようやく俺自身をスクラップし、
俺が何者なのか?
なぜ、この病気になったのか?
生きている使命
を俺自身の中で知る事ができました。

その事ができたのは、妻や子ら、周囲の方の協力もさることながら、俺自身が、こんな事じゃいけないと
言うことに気づいたからに他ならないと思います。
【弱者】と扱われ、言われ続けていたら、現在のようになってはいないと思います。
このことに気づいてから、障碍者が力強く生きている方がいるのあないか?と思い、
当時、調べ、木村浩子さんと小山内 美智子さんの本に出会いました。
読んで、なんてすごいんだろうと感じたのを今でも覚えています。

「わが半生記」
確か、図書館で借りたと思います

わが半生記 (1982年)
クリエーター情報なし
)土の会生活訓練所

「あなたは私の手になれますか」

あなたは私の手になれますか―心地よいケアを受けるために
クリエーター情報なし
中央法規出版


今でも、たまに読み返しています。

 

 

本の内容は、詳しくは書きません。
調べるなり買うなりして、見てほしいなと思います。
とにかく、すごい方たちだという感じは、今でも鮮明に覚えています。

この方たちの本を読んで、俺が感じたのは、【弱者】じゃないんだ。
【弱者】と呼ばれて満足しちゃいけないんだ。
何か今、出来る事があるはずだ。
と思えました。

実際。このブログにも書きましたが、依願退職してから、アルバイトで
ラーメン店など5社に履歴書を送りました。
ラーメン店は、面接まで行けましたが、あとの4社は面接の電話が来なく、不採用でした。
諦める事無く、このブログの題名の下の内容に書いた通り
病気をオープンにして社会適応を家族や、みんなの力を得ながら、やっていきます。
引きこもりで精神障害者の俺は、俺自身、【弱者】とは現在、思ってはいません。
【弱者】と俺自身が思ったら、社会適応に向けた行動が出来ないからです。

最後まで、読んで頂きありがとうございます。
拙い文章で、申し分けありません。

 

備考

自立については、この記事で書いてます(クリックすると飛びます。)→『自己完結できる人間』に。

発達障害については、この記事で書いてます(クリックすると飛びます。)→俺の脳は『凹凸』

俺が生まれてきた意味については、この記事で書いています(クリックすると飛びます。)→『座標とコンパス』

生きる事について書いた記事です(クリックすると飛びます。)→『死』を考える事は『生きる』ことに繋がる


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