私、水廼舎學人です

久保憲一のプライベートな世界。なんでもありです。

彩(いろどり)街道 おいしい三重のへそ歩き

2009年01月22日 | マス・ミニコミなど

                                松阪商工会広域連合編

3和歌山街道の見所



和歌山街道は、紀伊・大和と伊勢とを結ぶ街道。また、和歌山藩などの参勤路でもあった。松阪市を西へ西へと進む道で、大和と伊勢の国境にある高見峠の頂部には本居宣長がここを通った際に詠んだ歌の碑が設けられており、他にも民話や伝説に満ちた街道た。


大和と伊勢の国分け伝説の里

珍布峠(めずらしとうげ)の切り通し

珍布峠
道行谷

宮前の里から山に入り、「死人谷」「道行谷」なとを経ると、珍布峠に至る。珍布峠には、昔々、伊勢の神様と春日の神様か珍しくもここて出会ったという伝説か残り、険しい山道をふさく巨岩を削り取った切り通しの景観は圧巻だ。
和歌山街道は、伊勢参宮の道者か行き交う道てあるとともに、紀州の殿様か江戸と地元を行き来するのに使った道て、殿様の行列か通る際は、付近の村々から人足を調達してこのを越えたと言われる。切り立った岩に挟まれた細道は、往時の旅の厳しさと先人の苦労をしのはせてくれる。

水屋神社大楠



水屋神社は奈良の春日大社の行在所として建てられた由緒深い神社で、お水取りの行事にはここから水を運ふという。こ神木の大楠は樹齢1000年といわれ、根の回りは29メートルにもおよふ。樹高は35メートルの県下ても有数の大樹だ。境内にはこ神木以外にも大きな木々か並ひ、巨大な木の根などもー。

礫(つぶて)石の国わけ伝説



櫛田川の中にあり、伊勢と大和の国境を示すとされる石。珍峠て出会った伊勢の天照大神(あまてらすおおみかみ)と春日の天児屋根命(あめのこやねのみこと)が、国境を決めるために川に投け入れたとされる。このことから滝野、加波、波瀬なとの地名か由来するとともに、高見山を国境とすることか決まったと言い伝えられ川岸には、倭姫命(やまとひめのみこと)ゆかりの石碑もある。


番肌(かはだ)峡温泉いいたかの湯

道の駅飯高駅にある温泉は、中性の炭酸泉。動脈硬化や高血圧に効能かあり、入浴後も温かさか持続するという。木の香たたよう建物では、薬草風呂、かめ風呂なと12種類の温泉か楽しめる。ことに、櫛田川を見下ろす露天風呂からの眺めは絶景て、爽快な気分になれる。
℡0598・46・1111
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神話時代に伊勢の神さまと大和の神さまがここて出会い、国境の取り決めを行なったという伝説の地。昔の道幅そのままの旧街道とその周辺には、そんな時代から受け継がれてきたいろいろな民話が伝わっている。
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■コース(全長約42km周遊)
・道の駅「飯高駅」P⇒花岡神社⇒宮前⇒和歌山街道珍峠⇒水屋神社⇒礫石でひきかえす⇒道の駅「飯高駅」
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■地域力イド(要予約)
●山友館 問 佐野英紀℡090-7603-8829
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