11連敗から始まるファイターズ応援blog

日本ハムファイターズを応援しながら、野球ファンであることを考察する日記。日々の雑感も少々。

ヒルマン監督、退団を表明

2007-09-09 01:05:23 | ファイターズいろいろ
今週は、忙しくてほとんど試合を見れなかった~。
台風が通り過ぎた今日、日中は気温が上がって
汗をかきかき街中を歩いていましたが、
夜は涼しい風が吹いて
ああ、もう秋なんだなぁ。

そんな中、ヒルマン監督が今シーズン限りで
退団とのニュースが。

日本ハム・ヒルマン監督、今季限りで退団「唯一の理由は家族」(サンスポ)
日本ハム・ヒルマン監督、今季限りで退団「…家族のことで」(MSN)

「子どもの教育を考えて」とのこと、
やむを得ないのだろうな、と思います。
スポーツ紙の報道では、幸雄さんも今季で
引退だそうですが、こちらは本人の正式な
コメントはまだ出ていないようなので…。

それにしても淋しくなります。
ヒルマン監督、好きだったので。
監督が好きな理由はいろいろありますが、
Fsファンになった一昨年、
ヒルマン監督が何かの折のコメントで
「北海道のために、日本ハムのために頑張りたい」
ということをいっていて、
「日本のプロ野球のあり方を理解して
くれているんだな」
と好感度がぐんと高まりました。

昔、ヤクルトがアメリカのユマで
キャンプを張っていたころ、
「キャンプを見学していたアメリカ人に、
『ヤクルトって日本のどんな町?』と聞かれて、
会社名だと答えることができなかった」
という記事を読んだことがあります。
ベースボールの本場・アメリカでは、
野球チームはその地域のもの。
企業名を冠した日本の球団は邪道という
ニュアンスの内容で、
日本の場合、球団はそういう形で
存在せざるを得なかったのだから
仕方ないじゃない、と思ったけれど、
やはりどこかひっかかっていたのでしょう。
なので、ヒルマン監督が「日本ハムのために」
とさらっといったことがうれしかった。

よくよく考えると、メジャーだって
スポンサーは入っているのだし、
日本の球界事情は、ちゃんと説明すれば
プラグマティックなアメリカ人なら
理解すると思うんですよね。
記事を書いた人も、私もコンプレックスが
あったんだろうな。
その頃(90年代)は、ロバート・ホワイティングや
玉木正之さんの本をよく読んでいたし。

いろいろいわれた采配については、
私には是非はわからないけど
(采配がヘンというなら他チームの監督にも
そう感じます)
起用法など、データ野球というよりも
(今はデータ野球ではない野球はないと思うし)
選手を信頼する野球だと思います。
今シーズンの賢介を見ていても。
選手を信頼する姿勢、信念は、
クリスチャンなんだなぁと感じました。

退団を発表する時期はむずかしいと思うし、
スポーツニュースの解説では、
「この時期、首位を走っているチームの
監督が退団を発表するのは極めて異例」
というものも。
「でも、そういうのもファイターズらしいな」
という気が。

小谷野選手の「今日で終わりじゃない。
まだ21試合あるわけだから」
賢介の「これで揺れるようなチームじゃない」
というコメントに肯きました。

今日は残念ながら負けちゃったけど、
まだまだ、残り21試合。
明日は久しぶりに試合を観れるので
楽しみです。

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