熊野・鬼ケ城 その１

　三重県熊野市にある鬼ケ城です。
　吉野熊野国立公園、世界遺産・熊野古道伊勢路の一部などに指定されています。
　ここは岩盤の隆起、海蝕、風化の繰り返しで出来た洞窟や奇岩、断崖が約１ｋｍにわたり続いています。
　坂上田村麻呂がこの地で鬼といわれて恐れられていた海賊を征伐したことから、この名がつけられたとされています。

①東側から見た鬼ケ城。
　小山の先の洞窟から入って、山裾を巻いて遊歩道が続く。
　奥に見える砂浜が七里御浜。


②西側、七里御浜方面からの鬼ケ城。


③入り口の大泊湾。
　きょうの熊野灘は波穏やか。


④～⑫青い海と砕ける波、海蝕洞窟と断崖絶壁が続く安全だがスリリングな遊歩道。
　ところどころに蜂の巣のような風蝕跡があり、テラス状の床面もある。
　洞窟や奇岩にはそれぞれ、鬼の見張り場、犬戻り、鬼の風呂場などユニークな名前がついている。
　沖合に地元の人が「マブリカ」とよぶ、「魔見ケ島」が浮かぶ。



















　その２に続く。