風景写真春秋

残日録代わりの風景写真です。
もちろん「日残りて、昏るるに未だ遠し」という意味合いです。

長岡京・竹の道 

2015-12-18 | 京都府
 京都府長岡京市です。
 奈良の平城京からこの長岡京市を中心とする地域へ、784年から平安遷都の794年まで長岡京として都が移されていました。
 この長岡京市など京都の西山地域は、たけのこ栽培のための竹林が多く見られます。
 雨の日、竹林のほんの一部などを歩いてみました。
 11月18日の写真です。

①~⑮たけのこは成長して5,6年の親竹から生まれます。
 それ以上たつと親竹は切られてしまいます。
 竹林はたけのこの畑として、一年じゅう、伐採、選定、肥料、下草刈りなど手間ひまかけて維持管理されているそうです。










































⑮~⑳長岡天満宮の東側にある八条ヶ池です。
 長岡京にはたけのこ料理を食べさせる店が何件かあります。
 よいたけのこは、歯に当たるとサクッと割れ、やわらかく香りが豊かなようです。
 ⑰以下は、この池のほとりにあるたけのこ料理で有名な老舗の料亭です。
 以前、4月下旬にこの池へ霧島ツツジを見に来て、この料亭でたけのこ料理のコースの値段を訪ねて驚いたことがありました。
 最低でも一万円以上でした。
 撮影した日は、この料亭は休みだったようです。


















 曲がりくねった雨降りしきる竹の道は、どこまでも続いているようでした。
 誰ひとり会いません。

 「ここが笹の道で、そのむこうに木戸があって・・」
 山本周五郎さんの幻想的な物語「その木戸を通って」が思い出されます。
 その木戸のむこうはどこへ続いているのか・・。

 このまま歩いて行けば、行きつくところまで行ってしまうような気がして、適当なところで引き返して来ました(^^)。

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