日常生活にない腕やリストの使い方が問題!?

2011-05-23 05:49:54 | ゴルフウイークリー

ゴルフスウィングで、なぜ”すくい打ち”とか”持ち上げる”クセが

直らないのでしょうか?

これは、腕やリストの使い方が日常生活にあまりないためだと思います。

地べたのボールを上げる・・・・・・・それには、クラブヘッドを上から下ろしてきて、

打ち終わったら、また上昇。こんな動きをしようとすれば、人間誰しも最初は、

持ち上げようとすると思うんです。”持ち上げよう”とすると、ボールをとらえる

時に、右手の平は空を向くように使うのが自然ですよね。

ここが、スウィングの落とし穴になるわけですが、この右手の平を空に

向けて打てば、アイアンなら、ほとんどダフります。

そこで「ボールは上げようとしちゃいけない! クラブが勝手にボールを上げてくれる」

というレッスンが昔からよくありました。

では、クラブが勝手にボールを上げてくれるようにするには?

ここが問題です。

問題だと申し上げたのは、腕やリストが自然な動きでは球を上手に

とらえられないためです。

逆に、不自然な動きになります。

腕は、右腕でいいますと、右手の平は空へ向けるのではなくて、下へ

向けていく。野球のアンダースローの投球で”シュート”を投げる要領と

同じだというレッスンもありますが、これは野球経験者でないと分かりにくいはずです。

しかも、アンダースローでシュートボールを投げたことのある人なんて

ほとんどいないのでは?

要は、右ひじの先、前腕を内回し(右ひじの内側が体の方へ向いてくる様に

回す)ながら、右腕を伸ばしていく。こんな動きは、日常ではなかなかないでしょう。

しかも、左腕は、左ひじを畳みながら左手の平は空を向けていく。この空を

向いた左手の平の上に右手がのっかるように使うのが基本となると思います。

左ひじをたたむ動作・・・・・・これは、左ひじをテコみたいに支点にして、本の

ページを右から左へめくる感じでしょうか。左ひじを地面に向けたまま、めくる

要領です。これも、日ごろなじみのない動きですよね。

つまり、右手の平でなく、左手の平を空に向けて、右腕の伸ばしとスナップ

(先に書きました前腕の内回ししながら、リストを解放)を支えるわけです。

こんな不自然な動きをインパクトゾーンで行うのがゴルフスウィングだと

言っていいと思います。

ですから、この不自然な動きを覚えこむために、練習に励むことも大事だと

思います。ダフリの原因は、この腕使いのミスによることが大きいと

思うからです。

右腕の強さやスピードを上手に左腕で支えてやらないと、コースにくると、

ダフリ連発にもなりかねません。それだけ、左腕は柔らかくスピーディに

使えるよう、練習する必要があるんですね。

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿