1月28日(月)のつぶやき

2013-01-29 02:46:11 | 音楽の思い出

学友のバッハコンサート

2013-01-28 19:26:59 | 音楽の魅力

昨日、学生時代の部活仲間のコンサートに

行ってきました。

遠路はるばる静岡の磐田(Jリーグチーム

のある所)から東京でコンサートをやると

いうので、興味津々で聴きに行きました。

合唱曲なのですが、あのバッハの

『マタイ受難曲』が演目でした。

なんというか、アマチュアの合唱団が

取り上げるには、とっても難度の高い

音楽ですし、東京まで来て行う

というには、並々ならぬ団員の方々の

思いがあったと予想できました。

合唱団は、磐田バッハ合唱団といい、

静岡でバッハの曲を主に行う

混声合唱団です。

とまぁ、難攻不落のマタイ受難曲です。

おそらくキリスト教の信仰のある方は、

別にして、一般の日本人には、

この曲を本当に心と頭で理解するのは

難しいと思います。キリスト教が

先祖来、ベースにある家庭の欧米人なら

割とすっと入っていけるでしょうが、

 

日本人には理解が大変、ましてや、

これを合唱やソロの歌で表現すると

なると、かなりの難行ではなかった

のではないでしょうか?

学友にはコンサート後、

会えなかったせいもあり、どれくらいの

練習を積んだのか聞けませんでしたが、

おそらくこのコンサートのために1年くらい

練習を入念に積んできたと感じました。

それくらい体力と表現力、そして歌唱力の

必要な音楽です。

オペラと変わらないと思いました。

神の福音、イエス・キリストの声、弟子の

声など、1番から68番まで

たて続けに、ソロのパートがひしめいて

います。イエス・キリストが十字架に

かけられる場面の前後、福音や

キリストの思いを聖書のストーリーに

そって表現する。

大変な作業です。それを全て

ドイツ語で歌うのです。

こういっては何ですが、アマチュア合唱団で

この音楽を表現しきるのは、

かなり荷の重いチャレンジだったと思います。

でも、オケと一体になった合唱は

素晴らしかったです。温もりを

感じました。少人数とは思えない

声の響き。洗練されていました。

テナー、ベース、ソプラノ、アルトの

各パートのソリストの方々も

アマチュアとは思えないほど、

力量のある方ばかりでした。

でも、大変な舞台だったと思います。

あの有名なヴァイオリンソロの

切ない旋律が奏でられたときは、

ほっと安心できましたが、

他は、全員の必死さが伝わって

きて、チャレンジ精神に

共感できました。

また、同じ曲を数年後、トライ

してもらいたいと思いました。

もっともっと進化させた演奏を

聴いてみたいです。

それくらい奥が深遠な音楽だと

感じました!


マイリトルラバーとAKB48

2013-01-23 19:48:02 | 音楽の魅力

ここでタイトルにある2つの

音楽グループを比較するつもりは

毛頭ありません。

それよりも、2つのグループの

次に綴る1曲づつが、生き方のヒントに

なるし、2つは融合できると

感じたので、ここに記します。

その曲とは、マイリトルラバー(以下MLL)

の方が『Hello again ~昔いた場所』。

そしてAKBは『ビギナー』です。

MLLは、90年代にブレークしたグループ

ですが、ボーカルのあっこさんは、

大人の女性が醸し出す落ち着きを

ふんだんに曲に香らせて

しっとりと聞かせてくれました。

この『Hello again』は、何かに

挑戦しても、また昔いた居心地のいい

場所に戻ってこれるという

過去の遺産を大事にした曲です。

人間誰しも、過去の遺産、財産を持って

いるのではないでしょうか。

その遺産を大事に秘めて抱えて

おくことは、素晴らしいことだと思います。

片や、AKBの『ビギナー』は、歌詞が

すごく過激です。

過去の経験や知識は、邪魔になるだけ

だから、捨ててしまえ! というような

新しい自分を創造する内容です。

大人びたAKBの曲を聴いた印象が

強烈に残りましたが、これも一理ある

と信じています。

AKBの組織そのものが、破壊と創造を

常に繰り返しているようで、メンバー間の

競争もかなり激しいと思います。

プロデューサー、秋元さんの手腕で

ここまでビッグになったのも、

組織やメンバー個人が

進化しているからなのでしょう。

思えば、組織自体は、スポーツの世界と

同じように数字が実績として

出てきます。総選挙での順位づけ。

たかが人気投票だとは思いません。

ファンも、ひとりひとりのダンスパフォーマンス、

歌唱力、セクシー度(可憐さも含む)、表情、

言葉使い、態度、体力など、真剣に見て

チェックしているのでは?年毎に投票で、

鞍替えしている人もいるはず。

そんな激しい競争の渦中では、

自分を常に磨き進化していかないと、

生き残れない

厳しさがあると思うのです。

秋元さんは、この『ビギナー』の歌詞を

創った時、そんな彼女たちの進化を

期待したのではないでしょうか。

”行く川の流れは絶えずして・・・・”なんて

いうくだりが、古典の徒然草にありますが、

川の水も滞ると、よどみます。血液も

ドロドロになれば、体の機能不全を

起こします。いつもサラサラと流れ続けて

いなければ、そこで後退です。

変化、進化を続けること・・・・・大変な努力と

苦労がかかりますが、これは人生も同じ

ではないでしょうか?

安定は、安泰なのでしょうか?実は、

後退だと思います。

何十年も愚直に同じことをやっている

職人さんだって、手先ややり方に工夫を

加え、進化させているはずです。

ここで、また話をMLLに戻し、『Hello again』

へ。この曲は、チャレンジして失敗しても、

また必ず戻れるところがある・・・・という

風にも解釈できます。これは、基本を

身につけていれば、失敗しても、

また基本に立ち返り、再起できる・・・

そんな風にもとらえられると感じました。

ここで2つの曲の解釈を融合すれば、

過去に自分が培ってきたもの、

遺産は大事にし、その上で、過去(前例など

含む)にとらわれることなく、いや、過去を

白紙にして新たなことにチャレンジ

することを進めている。そうすることが、

生きている証、人生の醍醐味だ!という

メッセージととらえました。

無理やりの融合ですが、過去、現在、

未来をつなぐプランのヒントに

なりました。

有名な『うさぎとカメ』の話がありますが、

カメはのろまでも、歩みを止めません

でした。だから、ゆっくりした動作でも

うさぎを途中で抜くことができたのです。

でも、うさぎだって、途中で油断して

休まなければ、のろまなカメに

追い越されることはなかったはずです。

こうやって考えたら、止まったら(滞ったら)

後退、変化し動き続ければ進化・・・・・

ということにならないでしょうか。

ただし、動き続ける時に何かに挑戦

するわけですが、ここに無謀という

言葉が入る余地があります。自分の

尺度で考え抜き慎重に判断し、

無謀でないチャレンジが

必要だと思いますが。

とにかく自分の頭で考え抜き、

行動することが大事だと思いました。

2つの曲から、こんなことを

考えさせられたのです。

 

大事

 

 


1月20日(日)のつぶやき

2013-01-21 02:40:58 | 音楽の思い出

ブログを更新しました。 『ローボール、8割スウィングで学んだこと』 amba.to/T3Opjx



ローボール、8割スウィングで学んだこと

2013-01-20 16:47:42 | ゴルフウイークリー

先週の雪以来、底冷えのする日が

続いていますね。

今日の練習場でも、冷たい強風が

吹いていました。それも、やや左からの

フォローの風。この条件は、絶好の

教材だと考え、風対策の練習を

してみました。

フォローの風では、ピンまでの、

または、グリーンに乗せる距離合わせが

大変です。

100ヤード先のピンに対して、

小さめのクラブで風に乗せるか?、

大きめのクラブで抑えて打つか?

選択肢は2つありますが、

私は、後者の方が確実だと思います。

なぜなら、小さいクラブで風に

乗せるのは、かなり風任せに

なるためです。風の強弱によって

距離感が決まってしまい、下から

吹き上げるようなフォローだと

大オーバーの結果にもなりかねません。

そこで、大きめのクラブでコントロール

したスウィングになるわけですが、

これが実は難しいのですが、調整練習

として、とても勉強になるのです。

私個人のケースですが、強いフォローの

風で100ヤード先のピンを狙う場合、

PWを指1本分短く握り、

8割スウィングを心がけます。

8割というのは、スウィング幅を抑えて、

インパクトをフルスウィングより弱くし、

距離を抑えるのです。

約10ヤードくらい抑えることになる

のでしょうか。

でも注意したいのは、前回ブログ

にも書きましたが、インパクトを

緩めるのではありません。

スウィング中に握りの強弱をつけ、

インパクトで緩めれば、

大ショートします。

そんなポイントを踏まえながら

練習したのですが、

寒さのためもあり、悲惨な

結果でした。

スウィングの欠点が、こういう

厳しい条件では、丸裸に

なるということです。

距離を抑え、風の影響を受けにくく

するわけですから、

ローボールを打つわけです。

ローボールといってもプロテクほどの

技術があるわけではないため、

高さを5m強低くし、風の影響を

少なくするくらいです。

しかもスウィングがコンパクトに

なりますから、落とし穴が沢山。

先ず、この寒い中、肩を十分に

入れること。8割と言っても、

肩の入りはフルスウィングと

ほぼ同じです。それで、

打ち急がない。しっかりと

タメてからダウンスウィングへ。

そして、インパクトを緩めない。

これだけ気をつけても、2種類の

ミスが出ました。

1つは、体が起き上がってフェースが

開く、右手前への大ショート!

スライスボールで球が左から流され

ました。

もう1つは、腰の開きが早い(引ける)

のと、その遅れをフェースを急に

返して反応する引っかけのミスです。

これは、左奥へかなりオーバー!

コースでは、トラブルになりやすい

球です。

でもこの2つのミスを冷静になって

考えますと、1つのことに帰結

したのです。

つまり、腰の開きが早すぎるために

体の起き上がり、フェースの急な

返しが起こっていることなんです。

要は、上半身や手では打ち急いで

いないけれど、下半身が

スウィングを急ぎすぎているようでした。

ここが、8割スウィングの難しさ

ではないかと感じました。

フルスウィングほどトップが

大きくないため(短く握っている分)、

肩をしっかり入れていかないと、

下と上のねじりのパワーが利かず、

腕の振りが遅れやすくなるようです。

特に冬場は、肩の入りが甘くなりがち。

遅れるため、体を伸ばして

飛ばそうとしたり、手首をこねて

振り遅れを解消しようとしたり・・・・。

これでは、方向も距離も合いません。

それくらい冬場の肩の動きは

心してかからないと、小さく

縮こまりがちです。そこから

悪い芽が出てしまう。

そういうことに気づきながら、

この8割スウィングを何度も

打ちましたが、最後、フィニッシュ

からのクラブの戻しで、左わきが

しっかり締まり、クラブが体の

中央にしっかり収まっている

時(厳密に言えば、グリップエンドが

左内ももの付け根を指す=アドレス

の時の位置関係と同じ)は、

8割スウィングは成功でしたし、

ピンへの距離は

大体合っていました。

何も難しいことではなく、体と腕を

同調させてインパクト、フォロー、

フィニッシュを迎えること。

そんな基本が試されているのですね。

冬場の悪条件を逆利用して

スウィングを調整しようと思いました。

 

 


中学時代に観た映画の想い出

2013-01-18 18:54:39 | 雑記

多感な頃といえば小学高学年から

中学生の時代だと思いますが、

ここ時代に密かに観た映画は、

今でも心と映像に焼きついています。

イタリア映画でタイトルは

『メリーゴーランド』。

故郷の映画館でひっそりと観た

記憶があるのですが、学校で

許可されていたか否かは

記憶がないんです。

でも、そんなことはどうでも

よくて(笑)、音楽と映像に

強烈な印象が残っています。

それは今も続いています。

確か、ルカという幼い子供が

白血病に冒され、最後は、

お父さんに抱かれたまま

大好きな遊園地で

メリーゴーランドに乗ったまま、

ぐったりと息を引き取った

ラストシーンが忘れられません。

もの哀しいテーマ曲が流れ、

切なくなってしまった記憶が

幾度となく蘇ります。

おそらく大人になって観ていたら、

おきまりのセンチメンタルな

作りでお涙頂戴の構成だみたいな

冷めた感覚で鑑賞して

いたかもしれません。

でも、14歳くらいの多感な頃は、

そんなクールな感情はなく、

ただただ映画館の巨大な

スクリーンに引きつけられ、

しっとりした哀愁漂う音楽に

涙が出そうになった経験

をしたことしか脳裏には

ありません。

敢えて、ここで昔話を

出そうとしたのは、

映画を観たり音楽を聴いたり、

小説を読んだりするタイミング

とうのは、すごく大事だと

感じているからなのです。

人生経験も細い時代に観る

からこそ、新鮮な感覚で

体全体に素直にしみ込んで

くれるドラマ性。そして、

そこから養われる感受性。

これらは、生涯の宝だと

思います。そう信じて

いますし、この感覚を

大事にすれば、壁に

ぶつかった時、

岐路に立った時の

支えになるかもしれません。

この『メリーゴーランド』の

テーマは、ひと言でいえば、

家族愛です。

時間がないと分かっているから

愛が深まる、凝縮される

ということでしょう。

でも、そんな理屈は置いて

おき、この映画の場面場面で

何をどう感じたかが

大事だと思うのです。

自分の五感や心が

どう自然に反応したか、それを

記憶に留めておくことで、

財産になってくると

思います。

本当に感動したものは、

そんな理屈でメリットを

語らなくても、

自然に体に入ってくる

ものなんですが・・・・・。


1月14日(月)のつぶやき

2013-01-15 02:43:33 | 音楽の思い出

筋肉量500㌘アップの目標達成!

2013-01-14 13:33:05 | 雑記

小さな目標ですが、昨年12月半ばに

立てた全身の筋肉量500㌘アップを

1か月で実現する目標を

今日達成できました。

今日が期限だったのですが、

朝、スポーツクラブで測りに行く際、

今回は達成無理では?と不安が

もたげていました。

年末年始をまたいで(飲み食いの

期間が長い)の小さな目標でしたが、

雪の中、ジムへ行き、測ったところ、

何とジャスト500㌘アップしていました。

別に調整していたわけではないのですが、

年末の中間測定では、筋肉量変わらず、

の結果にめげていましたから、

嬉しくなってしまいました。

体重60数キロの体で、500㌘の

筋肉量アップがどれくらいのレベル

なのか分かりませんが、ひとまず

筋トレの成果が出たので

ほっと一息つけました。

年末に結果が思わしくなかったため、

実は筋トレ方法を少し変えて

みたのです。

筋量を増やすには、回数よりも

負荷を最大に上げてトレーニング

する方が効率的だと教わり、

脚力のみ、その方法を

取り入れました。

負荷のレベルは、10回行うのが

やっとというくらい上げます。

30回できるのは、負荷が普通で、

筋肉が目覚めないようです。

これが何とか功を奏したのか、

ぎりぎり滑り込みで

達成できた感があります。

正直、やっても(やったつもりでも)

結果が出なかったらどうしよう?

と考えていました。

やはり、効果の出る正しい方法で

トレーニングすると、

それなりの成果が上がるのですね。

実感できました。

でも、ここで安心してトレを

さぼったら、元の木阿弥です(笑)。

油断せず、継続的にトレを

続けようと考えています。

ただし、ケガをしないように

気をつけたいと思います。

それにしても、余談ですが、

雪が10センチ以上積もると、

歩きにくいですね。

 


スウィングのゆるみ

2013-01-14 08:44:56 | ゴルフウイークリー

油断していると、、ついついおろそかに

なってしまうことが、多々ありますよね。

歩く姿勢しかり、そして、ゴルフの

アドレス、グリップもそうです。

その日の体のコンディションによっても

変わりますが、今のように寒い日は、

グリップも甘くなりがちです。

特に左手のグリップは、心して

かからないと、ゆるみを生んで

しまうと感じています。

寒さで手がかじかんでしまうのも

原因ですが、私みたいに

指の短い者にとっては、なおのこと、

寒さは大敵です。

左手とクラブがうまくリンクできなく

なるからです。

基本は、やはり小指側3本をしっかり

させ、ゆるまないように締めること。

小指→薬指→中指の順に下から

締め上げるように握っていき、

親指と人差し指でできるV字の

付け根をきちんと締める。

こんな当たり前のことが、できなく

なってしまうので、怖いものです。

この左手グリップが、ゆるんで

しまうと、インパクトで当たり負けし、

球が弱くなり、右へしか行かない、

飛ばない結果になってしまいます。

さらに付け加えますと、この左手は

指でしっかり握るだけでなく、クラブ

全体の重さを左肩から左手まで

腕全体で感じ、左脇を締めることも

忘れないように気をつけました。

冬場に球が飛ばなくなる原因の

ひとつに左腕のアドレスセットが

あると思います。

いわゆる左手のポケットの中に

しっかりクラブを包んでいかないと、

クラブを最後まで振り切ることは

できません。両方の太ももを

ぴったりくっつけて、フィニッシュを

しっかりとる。これが、おろそかに

なりがちなのが、冬場では

ないでしょうか?

練習場でも、怖いのは、このセットが

おろそかになると、6番、7番、8番

アイアンの飛距離や球の高さが、

きっちり出ない。番手間のピッチ距離が

出ない。へたしたら、7番よりも

8番の方が平均飛距離が出てしまうという、

いびつな現実に直面することも

まままると思います。

夏場のように、

きちんとフィニッシュをとる!

クラブを振り切る!

インパクトで打ち切る!

この基本を忘れないように

練習を続けたいと思います。

それくらい、アドレスとスウィングが

ゆるくなりがちだからです。


1月10日(木)のつぶやき

2013-01-11 02:36:25 | 音楽の思い出

ブログを更新しました。 『美しすぎるラフマニノフ『交響曲2番第3楽章』』 amba.to/Xmxoyo



美しすぎるラフマニノフ『交響曲2番第3楽章』

2013-01-10 20:06:39 | 音楽の魅力

世に美しいメロディの音楽は多々

ありますが、これほど清新な

美しい音楽は、あまりない

と感じています。

それはロシアの偉大なる

作曲家ラフマニノフが作った

『交響曲2番』です。

この第3楽章は圧巻です。

美しい音楽というのは、

ムダがそぎ落とされ、

シンプルで静かなもの

に熟成していくのでしょう!?

目が覚めるような鮮烈な

冷気の中、穏やかな自然に

溶け込むように、ゆったりと

時間が流れていく情景が

目に浮かんでくるようです。

ラフマニノフ自身、自室に

こもり、病んだ精神が

生まれ変わるのを感じた

のかもしれません。

途中から出てくるクラリネットソロが

新たな出発を象徴している

気がしてなりません。

この情景は、繰り返しますが、

シンプルで静かなものです。

ちょっと大胆ですが、有名な

絵画に例えてみたくなりました。

それは、あの東山魁夷画伯の

『道』という絵です。

あまりにも有名な絵ですが、

この絵を初めて見た時も、

シンプルで静かな情景なる

空気感を感じました。

中央に1本の道、その両わきには、

草地。そして道の地平線の

奥には、空。この3つだけしか

描かれていません。空色、草の

緑、道のグレイ。この3色は、

いずれも淡いトーンです。

作者自身、こんなにそぎ落とした

風景画でいいのだろうか?と

書きながら不安を覚えたといいます。

確かに寂しい感じはしますが、

それだけシンプルなため、

美しさが際立ちます。

真の芸術は、このように

シンプルで静かなもの

になっていくのでは、と

思えてしまいます。

この音楽と絵画の共通点を

感じるにつけ、

洗練された粋に

思いをはせてしまいます。

 


おじいちゃんの雄姿に勇気づけられて

2013-01-08 18:59:45 | 雑記

毎週1回、スポーツクラブでエアロビクスを

楽しんでいますが、最近気づいたことが

あり、書き留めます。

初級クラスのエアロなのですが、最後列に

70~80歳くらい(のように見える

のですが、間違っていたらすみません)

のおじいちゃんが、

キャップを目深にかぶり、

真剣なまなざしでエアロに

取り組んでいる姿が

スタジオ最前列の鏡を通して

見えてきました。

何度かお見かけする方なのですが、

その懸命な姿勢が印象的なのです。

動いている最中は、どんな動きを

されているのか、よく見えてきませんが、

おそらくご自身で堪能されるくらい

動いておられるのだと勝手に

想像しております。その姿にほほえましく

もあり、うれしくもあり、元気にもなりました。

いくつになっても、好きな事をみつけ、

それに一心不乱に集中していく。

それが何であっても、どうやったら

うまくいくかな? どこが足らないの

だろう? そうやって課題を探し、

それを解決できるように頭で考え、

体で実践する。

別な方ですが、75歳になって大学に

入学し、自分のやりたい美術を

研究しようと研鑽されている人も

いらっしゃいます。素晴らしいことだと

思います。

傍目には恥ずかしい!?と考えがち

ですが、自分の好きな事なら

ひと目は気にしない!人に頼らない!

むれない!

そんな気概を感じて、うれしくもなり、

また、こちらもやる気、勇気を

もらえます。

あんな風に年をとりたいものです。

そうしたら、いくつになっても人生って

いいなぁ、と感じながら暮らせる

のでは?

それには、自分も健康を維持

できているのが条件ですね。

気持ちだけは、いくつになっても

老けたくないものです。