昨日、スウィングが知らぬまに変わってきた話を書きましたが、
もう1つ、構えもずれているのにも気づいていました。
それは、ひと言でいうと前傾姿勢です。
どういうことかといいますと、調子が悪い時って、ボールに当てよう、
飛ばそうとして、ボールに向かって過剰に意識が行きます。飛ばす
方向や目標への意識がおろそかになるわけですが、
こんな意識過剰で、ボールに頭が垂れますから、猫背にもなるし、
体重がかかと側にかかってしまいます。昨日練習場で確認したら、
知らないうちに”かかと”の方へ体重がかかっていたのが分かりました。
特にアイアンの場合、飛ばすことより正確に運ぼうとするからスウィングが
小さくなったのとあいまって、構えもせせこましく小さくなっていたのが
分かったのです。前かがみで重心を下げると、お尻もだらしなく下がり、
かかと体重に。構えた時に、上からボールを見下ろす”下目使い”も
姿を消していました。
よく”かかと体重”がいいというレッスンもあるようですが、私の場合、
これまでの体験上、”かかと体重”では、ショットが安定しません。
おそらく、股関節が堅くて、かかとにウェートがくると、股関節の上で
上体を回すことができなくなり、腰が引けてしまうようなのです。
もっと別な言い方をしますと、上体を回そうとしても、ひざが突っ張り、
ひざがクッションのように柔らかく使えてこないということです。
そんなわけで、即アドレスも見直しました。少しボールから遠くに立ち、
そうですね、3センチくらいでしょうか、お尻を後ろに高く突き出す
ような意識で背すじを伸ばします。張りを持たせます。そうすると、
ひざが柔らかく使える感覚になり、土踏まずから少しつま先側に
体重が乗ります。そして、ボールは上から姿勢よく眺める感じです。
じっと見つめると頭が垂れるので、要注意!!
こんなところをチェックすると、腰が引けてスライスするのも減るのでは、
と考えボールを打ってみました。結果がどうかまだ分かりませんが、
「調子が悪くなったら構えに戻れ!」・・・・・・これも大事なことでは?
こうやってズレズレを元に戻してやる作業も常に必要なのだと
感じています。