部活後輩たちと歌った『月光とピエロ』

2012-10-17 19:32:32 | 音楽の思い出

久しぶりに大学時代所属していました

グリークラブ(男声合唱部)でOB会を開き、

親交を温めました。

後輩6人、先輩ひとりの計8名で

女子会ならぬ男子会。

飲み食いし、昔懐かしい思い出話に

花が咲きました。久々だったので、

過去のよき思い出が実に

新鮮な感じがしてリフレッシュ

できたかな、と感じています。

会の締めは、我が部恒例の

持ち歌での合唱でした。

何曲か歌った後、大学の

大先輩で作曲家の清水脩先生の

作った『月光とピエロ』を私は

リクエストし、皆で1番を合唱!

泣き笑いして、我がピエロ~オ

泣き笑いして、我がピエロ!

秋じゃ秋じゃ。秋じゃ秋じゃと

歌うな~り~。

月のようなるおしろいの

顔が涙を流すなり。

みすぎ世すぎの是非もな~く。

お~どけたれども、我~が

ピ~エロ。

ピエロ~ピエロゥ   ♪

こんな感じの歌詞ですが、

現役の頃、歌いこんだせいか、

歌詞を忘れずに

皆で何とか四部合唱が

成立しました。

秋になって、サラリーマンの

悲哀みたいな曲ですが、

しみじみしながら盛り上がりました。

と言いますのは、歌詞だけ

読めば、哀しい曲なのですが、

歌となると趣が出てきて

味わい深くなります。

それに我が部は、

繊細さに欠けているせいか、

ピアニッシモがいまひとつ

できません(笑い)。

音は歌っていくにつれ、

興奮してきて盛り上がり、

自然と大きくなっていきます。

よくも悪くも伝統なのですが、

OBといえども、伝統はしっかり

忘れず、飲酒の赤ら顔で

8人がフォルテで締めくくり、

盛り上がった次第です。

”ピエロ”といえば、イタリア育ち。

哀しくても、それを顔に出さず、

滑稽さを演出して周囲を

なごませる道化役ですが、

まさに『顔で笑って、心で泣いて』

がぴったりくる存在です。

でも、こういう道化師がいるから、

世の中うまくいくのでしょうね。

秋が深まっていく一晩、

そんな感慨にふけりながら、

会は幕を閉じました。

主催してくれた後輩たち、

ありがとう!!

 

できない



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