
Parc Audioのコアキシャルデモ機がコイズミ無線に設置されたと言うことで、会社帰りに寄ってきました。
しかし、これが失敗。今日、コイズミ無線では『炭山アキラ「自作工房試聴会」』というのが行われていて、いつもの試聴スペースには山のようにバックロードスピーカーが置いてありました(><)。4月は毎週土曜日になにかしらのデモがあるようなので、コアキシャルを聴くなら土曜日は避けた方が良さそうです。
で、平日にでも出直そうかなと思ったのですが、他のお客さんのリクエストで設置を始めたので、便乗して少し聴くことに。
さて、一聴して感じるのは低音ですね。やはり13cmとは別物です。今日は周りにデモで使ったスピーカーが山のように放置されていたので、写真にあるように、とりあえず椅子の上に置いて鳴らしたのですが、「あー、これだけ低音が出ると、こんな椅子じゃ全然ダメだなぁ」と。10cmとか13cmだと、普通の音量ならまぁどこに置いてもそこそこ鳴りますけど、このくらいだと、やはり土台をしっかりさせないと駄目になりますねぇ。
高域はAVフェスタとは印象が少し変わりました。冨家さんによるとツィーターのレベルを少し下げたそうです。自分は別に前のでも良かったのですが、確かにツィーターがステルスになった感じ(^^;)、前のに比べると音が一体になった印象です。冨家さんはよく、「いかにもツィーターが鳴っているという感じは嫌い」と言っていますが、あぁこういうことかと。あまりに上手く纏まっているために、「かえってフツーに聴こえてしまう」くらいです(^^;)。自分はツィーターを下品に鳴らしているつもりはなかったのだけど、この同軸を聴くと、もうちょっと考えた方がいいかなと思ったり。
ウッドとPPを少しずつ聴いたのですが、印象は概ねPARCブログに書いているのと同じです。
どちらがいいかというと、普通の人にはPPかなぁ。「HiFiでフラット」と書いていましたが、聴感上、非常に素直な特性で、解像度もウッドより高いです(というかウッドは少し音が甘くなる)。項目を細分して点数を付けると、多分PPの方がいいユニットという評価になると思います。お値段もウッドより3000円安いですしね。実はPPは初めて聴いたのですが、感心しました。
しかしながら、自分はウッドの方を予約してきました。これはねー、ウッド使っている人にしか分からないと思いますが、ウッドって、解像度は少し緩くなるし、弦が強めの音になったり、ボーカルがとろけるように甘くなったりするんですが(^^;)、その音色がトータルで非常に心地よいのです。聴いているとよだれ垂らして寝そうになるくらい。今回の同軸は純正ネットワークで聴くとフルレンジウッドをそのまま上下に伸ばしたような仕上がりになっていて、言わば、フルレンジウッドコーンファンのための贅沢なアッパーバージョンと言った感じになっています。今回結構悩んだのですが、やはりうちのリビングはウッドコーンかなと。
予約は今日でなくても良かったのですが、レジ裏の電話応対が漏れ聞こえてきて、「ええ、ええ、ネットワークは50セット限定です。ええ、どのくらい出るかこちらにも予想がつかなくて、ええ、音はさすがに良く聞き込んで作っていまして、なるほどと言った音になっています。ええ、ご心配なら予約された方がよろしいかと、ええ・・」なんて感じだったのですが、それを聞くと何故か、いてもたってもいられなくなって予約してしまいました(^^;)。どうも予約一号だったようです。まぁお金がないのでセンター用に一本だけですが、楽しみです。商品の発売が待ち遠しいなんて久しぶりだなぁ。
おそらく私もウッドコーン同軸+試聴用推奨箱に惹かれるだろうと思います。ただ、何しろハコを作るのが苦手で苦手で。それに、DCS-W3を見て聞いて、完全に「戦意喪失」状態ですから。
:いい夢見られますように。もちろん17cm同軸
:ウッドコーンで安らかに音楽聞いている夢で
:す。
ネットワークは、キットで出す予定のウーファースルーの定数とは別に、3~4kHzhくらいで切ってつなげる物も掲載すると、ネットワークで音が変わる面白さが感じられて良いかなぁと思っています。
なかなかいい感じに仕上がっているので、うちに連れて帰るのが楽しみです。
各々2曲くらいしか聴いてないし、設置も良くなかったので細かくは書けませんでしたが、ネットワークによってかなり雰囲気を変えられそうな感じです。フルレンジ派が試してみるのに丁度いいユニットだと思います。
センタースピーカのように、設置スペースに制約があるが、ある程度帯域を確保したいという向きにも良いかと。
箱は自分で作ってみるのもいいもんですよ。まぁうちなんかカットはやって貰うので、貼り合わせて色を塗っているだけですが(^^;)。
3~4kHzhくらいですか。残念ながら、今回のコアキシャル搭載のトゥイーターではちょっと荷が重いかも知れません。
ただ今回のことで、意外にネットワークに関してのご興味や需要がありそうだということも少し分かったので、今後場合によってはPARCのマルチユニット用に使える汎用タイプのネットワークの商品化もあるかも知れませんね。
先ほどのコメントで呼び捨てにしてしまいました。すいません。名前を間違えないように上を見ながらキーを打っていたので、うっかりしてしまいました。
PARCさん
あー、そうか。そう言えば径が小さいんでしたね。失念していました。
ネットワークはやはり、まるきりの初心者には敷居が高く感じます。やってみたいけど、どこから手を出せばいいのやらと言う人も多いのではないかと思います。この辺りは日本では不毛の地なので、うまくタネを蒔けば、面白いかもしれませんね。