まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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魔性の男

2014-05-26 11:32:19 | 映画 

今日はお休みでした。

あいにくの雨と近所の工事現場の音がうるさく、ちょっと残念な日。週末働きづくめでやっととれた休みだったのに・・・ ちっ・・・

でも週末いけなかった「コーヒーをめぐる冒険」@シネモンドに本日行ってきました。

入り口でおいしいコーヒーの販売もあって、最終的に「今日は全くいい日だったぜっ!」と今は思ってる

でも、この映画の話の前に・・・

レンタルで 「キル・ユア・ダーリン」を観ました。

 

2013アメリカ映画 監督 ジョン・クロキダス

 アレン・ギンズバーグ:ダニエル・ラドクリフ    ルシアン・カー:デイン・デハーン 

デヴィッド・カマラー:マイケル・C・ホール    ウイリアム・バロウズ:ベン・フォスター 

ジャック・ケルアック:ジャック・ヒューストン   ナオミ・ギンズバーグ:ジェニファー・ジェイソン・リー

50年代のアメリカ文学界で特にヒッピーから支持を受けたビート文学の中心人物のひとりアレン・ギンズバーグ

1944年、コロンビア大学に入学したアレンはルシアンと出会う。

 

魅力的なルシアンにアレンは惹かれ、ルシアンはアレンに創作のインスピレーションを与えます。

ルシアン自体?は文学を生み出したりしないのですが、周りの人々に与える創作意欲?というか影響はすさまじいものがあると思いました。

なんというか人を惹きつけて離さない、最後に待っているのは「破滅」かもしれないけど、でも取りつかれてしまう。魅力というよりも魔力、そんな感じがします。

ジャック・ケルアック   ウィリアム・バロウズ 

 

シカゴの大学から教授の職を捨てて、ルシアンを追ってきたデービッド・カマラー

ルシアンの提出課題(小説とか)を代筆。(でもデービッドがうざいルシアンは代わりにアレンにやらせようとする。)

ルシアンが自分から離れていくのが決定的になった時に、

「ルー、お前がすべてだ」

と涙目で懇願するデービッド。それも、アレン、ケルアック、バロウズはもちろん、ほかの客も大勢いるバーで、なりふり構わずに。

悲しすぎるシーンでした。

アレンにしてもルシアンに対してすごく尽くしているのに「ジャックと二人で船でフランスへ行く。お前は連れて行かない」とかあっさり言われて、すっかり都合のいい男状態・・。ルシアン、ひどすぎます。

アレンは、泣きながら入ったバーで金髪の男に声をかけます。すがるような声で「ルー」と一言。

振り返った、ルシアンではないその男にアレンは抱かれます。

 

デービッドはアレンに「自分たちは似た者同士だ」といいます。

 

 

 美しいルシアン。

「僕はどうすればいいんだ・・・・」とかいいながら濡れた瞳で上目づかいに言われたら

必死で助けようとする、どうしても助けてしまう。それがわかってて、うるるる・・・って目で見るの。ずるいです。人を利用するつもりはないのかもしれないけど結局利用してる。というか結果的に周りが喜んで利用されてしまうのよね。そんな魔力があります。

そして結局かかわった男たちみんな不幸になってる。

でも誰もこの目にはあらがえない・・・。美しすぎます。

 


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2 コメント

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こんにちは (アンソニー)
2014-07-11 23:38:14
周りのみんなを、
彼のために何かしてあげなくちゃ、という気持ちにさせてしまうルシアン。
デイン・デハーンも似合ってました。

TBお願いします!

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こんばんは! (マチルダ)
2014-07-11 23:48:59
アンソニーさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

この映画最大の収穫、というより萌え所はデイン デハーンのルシアンでした。
美し過ぎます!!
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