今日はお休みでした。
あいにくの雨と近所の工事現場の音がうるさく、ちょっと残念な日。週末働きづくめでやっととれた休みだったのに・・・ ちっ・・・
でも週末いけなかった「コーヒーをめぐる冒険」@シネモンドに本日行ってきました。
入り口でおいしいコーヒーの販売もあって、最終的に「今日は全くいい日だったぜっ!」と今は思ってる
でも、この映画の話の前に・・・
レンタルで 「キル・ユア・ダーリン」を観ました。
2013アメリカ映画 監督 ジョン・クロキダス
アレン・ギンズバーグ:ダニエル・ラドクリフ ルシアン・カー:デイン・デハーン
デヴィッド・カマラー:マイケル・C・ホール ウイリアム・バロウズ:ベン・フォスター
ジャック・ケルアック:ジャック・ヒューストン ナオミ・ギンズバーグ:ジェニファー・ジェイソン・リー
50年代のアメリカ文学界で特にヒッピーから支持を受けたビート文学の中心人物のひとりアレン・ギンズバーグ
1944年、コロンビア大学に入学したアレンはルシアンと出会う。
魅力的なルシアンにアレンは惹かれ、ルシアンはアレンに創作のインスピレーションを与えます。
ルシアン自体?は文学を生み出したりしないのですが、周りの人々に与える創作意欲?というか影響はすさまじいものがあると思いました。
なんというか人を惹きつけて離さない、最後に待っているのは「破滅」かもしれないけど、でも取りつかれてしまう。魅力というよりも魔力、そんな感じがします。
ジャック・ケルアック ウィリアム・バロウズ
シカゴの大学から教授の職を捨てて、ルシアンを追ってきたデービッド・カマラー
ルシアンの提出課題(小説とか)を代筆。(でもデービッドがうざいルシアンは代わりにアレンにやらせようとする。)
ルシアンが自分から離れていくのが決定的になった時に、
「ルー、お前がすべてだ」
と涙目で懇願するデービッド。それも、アレン、ケルアック、バロウズはもちろん、ほかの客も大勢いるバーで、なりふり構わずに。
悲しすぎるシーンでした。
アレンにしてもルシアンに対してすごく尽くしているのに「ジャックと二人で船でフランスへ行く。お前は連れて行かない」とかあっさり言われて、すっかり都合のいい男状態・・。ルシアン、ひどすぎます。
アレンは、泣きながら入ったバーで金髪の男に声をかけます。すがるような声で「ルー」と一言。
振り返った、ルシアンではないその男にアレンは抱かれます。
デービッドはアレンに「自分たちは似た者同士だ」といいます。
美しいルシアン。
「僕はどうすればいいんだ・・・・」とかいいながら濡れた瞳で上目づかいに言われたら
必死で助けようとする、どうしても助けてしまう。それがわかってて、うるるる・・・って目で見るの。ずるいです。人を利用するつもりはないのかもしれないけど結局利用してる。というか結果的に周りが喜んで利用されてしまうのよね。そんな魔力があります。
そして結局かかわった男たちみんな不幸になってる。
でも誰もこの目にはあらがえない・・・。美しすぎます。
彼のために何かしてあげなくちゃ、という気持ちにさせてしまうルシアン。
デイン・デハーンも似合ってました。
TBお願いします!
コメントありがとうございます。
この映画最大の収穫、というより萌え所はデイン デハーンのルシアンでした。
美し過ぎます!!