まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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Re:LIFE ~人生を書き直そう

2015-11-23 15:12:32 | 映画 

Re:LIFE 観ました。 公式HP

かつてアカデミー賞を受賞するも、15年間鳴かず飛ばず状態の脚本家キース(ヒュー・グラント)は、破産寸前で妻子にも逃げられる始末。人生どん底の彼は郊外の大学でシナリオコースの講師を引き受けるが、乗り気でなく不真面目に振る舞う。しかし、子育てしながら復学したホリー(マリサ・トメイ)をはじめ真剣な生徒たちの情熱に接するうちに、鬱屈(うっくつ)したキースの心に変化が生じ……。(シネマトゥディ)より

「モーリス」のクライブもいまや「ロマコメの帝王」ですのね。

キースはアカデミー脚本賞を受賞した売れっ子だったのに、15年経った今は仕事がなく、新作片手に映画会社を回る生活。

でも採用してくれる会社はなく、仕方なく大学講師(シナリオコース)の仕事でやってきたのがニューヨーク州のビンガムトン。

なんとなく都落ち感が漂います。

空港の手荷物検査で、バッグの中のオスカー像を見つけた係員たちは、「”間違いの楽園”の脚本家!?」「いい映画だった」とか「大ファンです」とかキースを囲んでワイワイ。

「いやあ、こんなに歓迎されるなんてこれなら爆弾も持ち込めそうだねぇ」

とちょっとジョーク飛ばしたら

「いえ、それはダメです( ・`ω・´)キリッ」

と返された。

 キースの講義を受けるために、応募してきた学生たちの短いシナリオに目を通して10名の受講者を決めるのですが、目を通す気もなくて、女子学生は美人を、男子学生はイケメンを避けオタクっぽいのをわざわざ選ぶ。

ハリウッドで仕事がなくなった状態でも、学生たちにとってはいまでも「有名脚本家」なのをいいことに

「なぜ、この大学で教えることになったのか?」

という質問に

「マットが大学教授を演じる映画の脚本のためのリサーチ」

と見栄を張る。(学生たちは「マット・デーモン?!」と勝手に勘違いして盛り上がる)

授業は不真面目、教え子に手を出す、酔っ払って女性教授に毒を吐き怒らせる。

・・・・と見事なクズっぷり

でも、シングルマザーでいくつものパートを掛け持ちしながら、キースの講義を受けているホリーや、まじめに学ぶ学生たちの影響か、ダメダメなキースも変わっていく。

ヒュー・グラントが調子がよくって、情けなくて、でも憎めない中年男を素敵に演じています。

キースの家のお隣さんで同じ大学で文学を教えてるジム、キース、ラーナー学科長

学科長は愛する家族(妻+4姉妹)の話を振るとものの30秒で涙ぐむ。

涙もろい学科長役はJ.K.シモンズ。「セッション」の鬼教授役の時はこの人が笑ってると、「なにか企みでも?」と思えましたっけ。

あと、シナリオコースの学生のひとりローザ役は「殺人を無罪にする方法」のミカエラ役:アヤ・ナオミ・キングでした。

 

爆笑・・・というよりニヤニヤとかクスクスが絶えない映画。そしてちょっとシアワセな気持ちをくれました。

 


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