シネモンドで「セッション」を観てきました。 公式HP
ドキュメンタリー映画かと思っていたのですが違ってた・・・。
名門シェイファー音楽院へ入学したニーマンはドラマーとしてフレッチャー教授のバンドにスカウトされる。
一流音楽家への道が開けた、と喜び、練習に精を出すニーマンでしたが、フレッチャーの指導は想像を超えた過酷なものだった・・。
この先生、厳しいとかスパルタとかはるかに超えてる感じ。
練習中音程が狂ってるやつがいる、誰だ?と一人の学生をつるし上げて、怒鳴りつけて最後は「出ていけ!」
うまくできないときは遠慮なくビンタがとび、汚い言葉を浴びせる。そしてなにより怖かったのは精神的にとことん追い詰めること。
鬼軍曹が病的になった感じ。
気弱なフレッシュマンだったニーマンががフレッチャーの指導を受けるうちにこっちもだんだん狂気じみてくる。
狂気には狂気でしかやりあえないんですね。
ニーマン(マイルズ・テラー)の演奏シーンには圧倒されました。
フレッチャー役 J.Kシモンズ
↑「穏やかなおじさまの笑顔」なんですがこの映画を観た後では「何を考えているのかわからない、不敵な笑み」にしか見えない写真
「スパイダーマン」の編集長役だったそうで・・・そういえばそうだわ・・・。
観終わってどっと疲れてましたけど、ものすごく充実した疲労感?でした。
そしてざっぱ~んと何かが洗い流されたようなそんな爽快感が、やってきましたよ
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます