まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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ホールディング・ザ・マン~Romeo and Juliet

2016-08-28 16:02:07 | 映画 

この続きです。

ティムたちがいつもつるんでるエリックのうちの別荘(かなんか)にみんなでお泊りに行った日。

ジョンの家では、留守中のジョンの部屋に入ったジョンのパパが、ティムがジョンに送った手紙を見つけてしまいます。

 ティムが家へ帰るとまるでお通夜状態で、ティムは父に「ジョンの父親が訴訟と起こすと言っている。男同士でじゃれあうのも一過性のもの。ジョンにはもう会うな。」とくぎを刺します。

夜になるのを待ってジョンの家に行き「乗り越えよう」というティム。「もう会えない」というジョン

窓際でささやきあう二人はまるでロミオとジュリエットみたい・・・。。

ティムが窓の外に身を潜めている間にジョンの父親が入ってきて

ティムに会うな、というのはもちろん「精神科に予約を入れておく。すべて忘れろ。」といいます。

父が出ていくと同時にジョンは窓から飛び出して、ティムとともに夜の町を自転車で駆けていきました。

 

1985年。

ティムはNIDA(国立演劇院)のメンバーになっていて、脚本を書くためにエイズ患者のリチャードにインタビューをしていました。トキソプラズマ脳症も患っているリチャードは言うことが定まらずあちこち飛びまくってる。

恋人のことを聞かれたティムは「僕らは高校時代からずっと続いています。」と胸を張って答えます。

(ここで俳優さんたちは高校のユニフォームから解放されまして、ちょっとほっとした・・・。高校生にしては大人っぽくてやや似合わね~と思いつつ観ていたので・・・)

 

1981年に戻って。

大学生になったふたり。ティムのうちはともかくジョンのうちにティムは出禁みたいです。

仲間から「長年連れ添った夫婦みたい」と言われるくらい穏やかな関係がつづいていました。

が、ティムが「1度でいいからほかの男と経験したい」とか言い出してジョンを怒らせたり、バレーボールをやってる最中にほかの学生とイチャイチャしながらフェードアウトしようとしたり(このときはジョンがものすごい勢いで追いかけてきてティムにパンチを一発食らわせましたが・・・。

ジョンは一途でティムだけ、って感じなのにティムときたら・・・。

 

ティムは「 シドニーの国立演劇学院(NIDA)を受験する、合格したら遠距離恋愛になるからその前に試験だ 」とか言い出しなんのことかと思ったらその試験とは「試しにいったん別れる」ことなんだとか。

ジョンは「嫌だ」と抵抗するのですが・・・。ティムの自己中な性格が目立ってきましたよ

「合格したよ」とジョンに告げるティム。合格=離れ離れなんですが、でもジョンは誰よりも喜んでいました。

「みんな聞いてくれ。ティムは第二のメル・ギブスンになるんだ!」と言って。

 

晴れてNIIDAに入ったものの、ゲイであることで嫌味を言われたり、役作りに文句言われたり。

それでも発表会にこぎつけて客席にはるばる観に来てくれたジョンの姿を見つけると相手役の女優に向かって

「君とやり直したい。・・・ジョン 」とセリフを言ってしまいます。 

思わず言ってしまった、というより確信犯な感じ。(これが、「ガラスの仮面」ならば月影先生に「破門です!」って言われるレベル)

相手役は「ぶっ殺してやる」と耳元で囁くし、客席で聞いていたジョンは「な、なんだろ、今の?」みたいに不審な顔になっているし、ティムってまったく身勝手な男ですねっ。



舞台が終わってジョンはメルボルンへと帰る。シドニーにいてほしいとティムは思っている。(でもジョンの父親が許さない。)あーだこーだと駄々をこねるようにしてジョンを引き留めてるティム。(やっぱ自己中??)

でもジョンのことが大好きですごく大切に思ってると再認識したこのシーンがすごく好き。

 

このとき流れてる曲は  Blue Oyster Cult  "Don't Fear The Reaper  ”です。

 

 

 

 

 

 


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