まぜごはん

ミーハーなマチルダが気まぐれに
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TIFF ブッダマウンテン

2010-11-21 20:01:16 | 東京国際映画祭


あわあわしてる間に早1ヶ月近くが経過してしまいましたがこの続きです。
10月24日最後に観たのは「ブッダ・マウンテン」


今年のTIFFはメルマガ登録しておいたら、上映スケジュールのパンフレットを前もって郵送してくれてとてもありがたかったのですが、そのパンフレットには載っていない映画。
あとから追加上映が決まった映画でした。シルビア・チャン、チェン・ボーリンの舞台挨拶あり。
去年の「台北に降る雪」に続き生ボーリンが観られる~


中年の京劇歌手(シルビア・チャン)。事故で息子を亡くし、世の中に虚無的。
部屋を貸し出すという広告を出したところ、応募してきたのがディン・ボー、ナン・フォン、ふとっちょの3人。
仕事はうさんくさそうだし、見るからに掃除しなさそうだし、極端なおでぶもいて部屋も傷みそう・・・なんですが、部屋を貸すことに。不思議な共同生活がはじまり、3人と生活することで少しずつ心を開いていきます。

ディン・ボーが久しぶりにうちに帰ると父親が結婚式の準備をしています。
死んだ母親のことを思い、父が許せないディン・ボー。
イヤイヤ結婚式に出席したものの父につかみかかってしまいます。

ナン・フォンが家をでたのは飲んだくれの父が日常的に母親に暴力をふるうところを見て育ったからでした。

みんな、心の中に影の部分を持っています。


クラブで歌っているナン・フォン(ファン・ビンビン)なぜかマイクではなく拡声器持ってます。

この子がなんというか、恐ろしい子(←ガラスの仮面かっ??)でカツアゲされた仕返しに、カツアゲグループ?がたむろしている部屋へ乗り込んでいき、おもむろにビール瓶を取りあげると、自分の頭でグワッシャ~ンと割ると、頭から血をだらっだらと流しながらリーダーのオンナにキスをし
「わ、わかった、金は返す・・・」
と言わせてしまいます。顔中血だらけですもん、そりゃびびります。

飲んだくれの父の入院先に行けば、
「もっと飲んで暴れたらいいじゃない!!」
と酒瓶を開けると自分が一気飲み。
泣きながら
「やめてくれ~」
と懇願する父・・・。う~ん、恐ろしい子・・・・!


上映後のQ&Aで監督は結論は観た人がそれぞれ感じ取ってほしい、というようなことを言ってましたが、「あれはどういう??」と思わずにいられない結末でした。
舞台挨拶には他にシルビア・チャン、チェン・ボーリンそしてプロデューサー+ディン・ボーの父親役のファン・リーが登壇。

人生に疲れた感じの役だったシルビア・チャンはとっても若くてキレイで女優さんオーラがばしばし出てました!
チェン・ボーリンは、
「プロデューサーが父親役だったので、役の上とはいえプロデューサーをののしったり、つかみかかったりして、貴重な体験で楽しかった」
みたいなことを言ってました。
カワイイ顔してアクマ~なボーリンくん!


そんな感じで今年のワタシのTIFFは終了しました。

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