岐阜の住宅設計事務所の でいbyでい

岐阜の住宅屋 タマゴグミの日々の他愛もないことを綴ったブログです。

心が疲れたときの対処法

2012-07-31 | 日記

はい、今回もまたわけのわからない題材で始まりましたブログ。本題は後として

長良の現場、どんどんできていきます。中ではボードを貼っています。

内部のボートは、ビスピッチを守り取り付ければ、耐力壁として認められます。 けど、タマゴグミではボード類では耐力壁としてカウントしていません。理由は、ボードの壁は将来的な改装などで、取り払われることがあるからです。よって、タマゴグミとしてのボード貼りの検査基準はビス頭がめり込みすぎていないかをチェックします。

 

各務原の現場です。階段がつきました。

階段の踏み板は、Jパネルという杉板3層の板です。 傷はつきやすいですが、使い込むうちにいい色になる材料で、なおかつ狂いが少ない(ないわけではありません。あくまでも少ないというレベルです)

盆前に大工仕事が終了です。

22坪なのに、えっ? という空間に仕上がってきています。

 

さてやっと本題です。

昨日は午後から時間を取って、名古屋へ。私がお世話になっている先生が、社長さんたちの塾を作るということで、設立講演に参加してきました。

そのなかで、心が疲れ果ててしまったらどうするか? ということを教えてもらいました。

心が疲れたら、その疲れと同じくらい体を疲れさせればよいそうです。いやな気分で体を動かすのもいやなんだけど、思い切って体を動かし疲れ果てさせてしまうことです。要はバランスをとるということです。

そしてもうひとつは、思いっきり腹を抱えて笑うといいそうです。(これ、心が疲れているときには難しいですけどね)

思いっきり笑うと、「リセット効果」があるとのことです。

これらのことは、その先生が考えたわけではなく、PTSDの治療などに携わってきた大学の先生が実証した結果らしいです。

 

タマゴグミとしては、現場作業がハードですので、心が疲れる以上に体が疲れているからOKなのかもしれません。

 

 

また、「粋」ということも、教えてもらいました。  そして、その日の懇親会と2次会で・・・・・飲みすぎてダウンです。 あ~粋じゃねーの。

 

 

 


相続の話は家を建てる時がチャンス

2012-07-27 | 日記

さてさて、まずは今日一日を

はい、コンクリート打設後恒例の水巻です。今回は基礎全体を蓄熱層にして空気を循環させる方法をとりますので、立ち上がり部分が少なくてすっきりしています。水をまくのも、ホースをポイッとおいておくだけで、全体に水が回って楽です。

 

各務原の現場では階段作りが。これは階段をうける材料で普段は見えないところに入ってしまいます。

最近は階段セットなるものがあり、箱から出したら組み立てるだけというものが多いのですが、タマゴグミは手作り。

手作りを自慢しているわけではありません。 ただ、階段セットに私が望む材料や仕上げのものがないだけです。(要は「わがまま」ということなんです)

その後長良によって状況確認。

外で板金屋さんが汗をたらたら流しながら作業をする中、 部屋内で大工さんと私は涼しい顔で打ち合わせ。

深く出た軒と羊の断熱材、2重の屋根の効果のおかげなんですね。

写真は、一部に使った杉の外壁です。 実際に見るとシビレマス。  けど自然素材材料、ヒビが1箇所入っていました。どうやって埋めようか検討しています。

 

さてさて、本題です。

最近、相続がらみの相談がぼちぼちとありました。今日も職人さんから相続の悩みを聞きました。

何もない平穏のときは、まったっくきにならない相続、しかし、場合によっては家族を壊してしまう問題なのです。

財産分与は、法的にも決まっていますが、全て現金の場合なら分割もしやすいのですが土地や建物その他ごちゃごちゃが入ってきたら大変です。

 

そこで、威力を発するのが「遺言書」 

けど、遺言書なんて、なかなか作る機会がありませんよね。何かイベントがないと・・・・とさがすと、

家造りなのです。

特に、親さんの土地に建てるとき、親さんに援助をしてもらうときに、遺言書を書いてもらうチャンスがあるのです。

 

といっても、「ねえ、父ちゃん。遺言書書いて!」とストレートには言わないでくださいね。しっかりと理由を説明して最後にお願いするような形にしてください。

ストレートに言うと、きっと「おい、俺を殺したいのか!」としかられますので。

 

 


昨日はひどいことを言ってしまったのかも・・・

2012-07-25 | 日記

まずは今日の現場の様子です。

 

美濃加茂の現場です。今日は基礎コンクリートを打設です。

立ち上がりと底板の一体打ちです。この工法は丈夫さというのもありますが、私の一番の狙いは漏水を防ぐのと気密がよい点、そしてポンプ車などの設置が1回減るので、地域にそれだけご迷惑をおかけしない点です。

 

各務原の現場です。内部が順調に進んでいます。2階に取り付けたフルオープンサッシ。お客様の英断でつけたのですが、大正解です。

現場に行くたびにあけて、「いいな~」と眺めています。 欠点はひとつ。何でそんなに価格が高いの??

 

長良の現場です。 前面のブルーシートが一部めくってありました。

外壁の杉板がGoodですね。 ここ、準防火地域なのでこのような外壁は通常使えないのですが、やり方によっては使えるのです。

 

ということで本題に。

昨日、2世帯住宅をお考えの親様からご相談を受けました。

今考えるとひどいことばかりをいってしまったかと、反省しています。

 

私からの提案は、土地を分割し2棟建てる方法です。理由はいろいろあるのですが、その一部は相続をスムーズに進めるためと建物の有効利用。

つまり、親様の目の前で親様がいなくなった後の話を延々と話してしまったのです。

人は誰でも終わりがきます。けど、出来ればそれは日ごろ忘れていたいこと。

その事実を、初めてあった、見ず知らずの他人に言われることの不快さをもっと考えなくちゃと反省しています。

今後もこのようなケースがあると思いますので、お伝えの仕方をもうちょっと考えようと思った昨日でした。

 

 

 

 

 

 

 


杉床を塗っています

2012-07-23 | 日記

今週の土日もいろいろな方にお会いして、一歩、半歩 夢の家づくりのお手伝いをさせていただきました。(なんかカッコいい言葉ですが・・・いろいろあります・・)

 

さて、本日ですが、朝は美濃加茂へ鉄筋検査立会いに。今回は、そよ風という空調システムを採用するので、通常より極端に立ち上がりを少なくしています。その代わりに、基礎に地中梁を入れています。

土曜日にチェック済みですので、問題なく適合を頂きました。

 

その後は、長良の現場へ。

外壁の杉にキシラデコールを塗ってきました。

よく、何でそんなことしているのと同業の方に言われます。そうなんですね、他にやることあるだろ、ということなんですが・・・・・

いや~ 面白いですよ。 キシラデコールを塗って、できばえを見るとおお~っとなるんです。

あーやっちゃった、またいいもんつくっちゃった。と自画自賛してるんです。

そんな楽しみのためにやっているのですね。

後もう一つ。予算ですね。  多分今日の作業を塗装やさんに出したら、ウン十万します。

タマゴグミの場合は、創業時から キシラデコール塗装3万円程度 荏油塗り 3万円程度 つまり材料代金しか見積もりに入っていません。

だからやっているという理由もあるんですが・・・

 

 


無垢過ぎ壁を貼っています

2012-07-20 | 日記

長良の現場です。

今回は外壁に杉の無垢を使っています。以前から使って見たいと思っていたのですが軒が深くないと使えないので、ちょっと控えていました。

なんか格好よくなる予感が、、、、

 

この現場は準防火地域、通常このような燃えるものを外壁には使えないのですが、チョットしたテクニックを使って可能にしました。

 

各務原の現場にも貼る予定です。

各務原は、内部を先行していますので、貼るのはもうちょっと後です。

 

月曜日に、島田と2人でキシラデコール塗。うーん、痩せるかな。。


プレカット工場見学をしてきました。

2012-07-19 | 日記

今日のお昼からは、大学生と一緒にプレカット工場を見学してきました。

目的は、引率の教授にお会いするためです。地震補強のスペシャリストの先生で、今後タマゴグミでもいろいろな面で取り入れたいと思っています。

工場の担当者に、今日生徒さんを連れて工場に来るよという情報をつかんで1時間で作った企画書をもっていってきました。

 

いつものプレカット工場見学は、プロ相手の説明ですのでさっと流してしまう話も、今日は丁寧な説明が聞けて結構面白かったです。

 

これ、プレカットに使うドリルや刃です。見ているだけで面白いです。

また、プレカットしている材料や、ストックしてある材料を見ながら、タマゴグミが使っている材料がどのレベルにあるかを確認も出来ました。

 

生徒さんは、面白そうに見ている人、何かわからずボーっと見ている人、いろいろな感じでそれを見ているのも面白かったですね。

 

 


ホームオーナーさんより「子猫のもらいて探しています」

2012-07-19 | 日記

ホームオーナーさんよりメールを頂きました。こんなかわいい写真がついていました。

どうやら、家に迷い込んできたそうです。

予想では3ヶ月くらいのオス猫じゃないかなということです。

もらっていただける方を探しています。ご興味のある方は info@tamagogumi.com までご連絡ください。

 


暑くなってきましたね

2012-07-18 | 日記

今日の夕方、プレカットの打ち合わせのとき、短パンで打ち合わせをして恥をかいてしまったいてです。

 

今日の作業内容は、かがみ取り付けと、玄関網戸取り付けなど行ってきました。網戸については、1時間ちょっとで出来るようになりわれながらすごいと思っています。

 

土地を見てきました。Nさん、今日の夜中に報告書は出します。

不動産情報は、不動産屋さんに登録している方から優先に紹介されます。この土地も、まだ造成中で情報としては出ていないものです。よって、写真も周りがわからないようにしています。

土地をお探しの方は、不動産屋さんに「土地を探しています」といっておくと、優先的に情報が回ってきます。

 

各務原の現場の様子です。

暑い中、着々と進んでいます。 この外壁部分は木貼りとなります。結構楽しみです。

屋根つきの深いバルコニーが、この家の生活を楽しくしてくれるはずです。

 


海の日のタマゴグミ

2012-07-16 | 日記

昨日日曜日は完成見学会でした。

20組(フェイスブックでは15組といっていましたが20組でしたすみません)の皆さんに見ていただき、大変うれしく思います。

 

さて、16日 海の日のタマゴグミは。

やっぱり現場周りからのスタートです。

各務原の現場です。断熱材が入りボード貼りが進んでいます。タマゴグミの物件を専属で行ってもらっている大工さんですので断熱材の施工も安心してみていられます。断熱欠損がないように詰め込まれています。

その後、美濃加茂へ。写真は・・・すみません、携帯では撮っていません。

基礎工事が始まっています。今回は「そよ風」というシステムを使用する関係上、基礎の立ち上がりを出来る限り少なくしています。

そして、まだ回っていなかった周りの畑の方々の家を一軒一軒着工挨拶のために訪問。(本当は着工前にやらなきゃいけないのに・・・すみません)

その後長良へ

大工さんと、外部の戸袋の収まり検討。一緒に考えることで、考えがすっとまとまることがあるんですね。

写真は、屋根の上からみた金華山です。

 

とダラダラと今日の出来事を書いてみました。

 

 

 


7月15日は長良で完成見学会です

2012-07-09 | 日記

7月15日は長良で完成見学会です。

といいながら、案内はメール登録されている方に明日送ります。(ちょっと遅くなりすみません)

案内は、タマゴグミに資料請求いたただいた方にお送りします。資料請求等していないけど見学ご希望の方は、こちらからお申し込みください。

岐阜 長良見学会

 

ここ数日何をやっていたかというと・・・・沖縄までちょっと建築を見に行ってきました。

私たちの業界では有名な中村家住宅という建物があります。それと、名護の市庁舎などを見学してきました。 けど、そのお話はここではしません。見学してきた結果は、今後のデザインでちょっとづつ出てきますので、乞うご期待。

 

写真は沖縄の普通の住宅です。鉄筋コンクリート造です。こちらではコンクリート造は高級住宅なのですが台風やシロアリ等の被害が大きい沖縄では、簡単に作れて風やシロアリにつよいコンクリート造が多いようです。(結構安いですし)

ここで注目したいのは、ほぼどこの家庭でも2階にバルコニーがあります。それも左のような屋根つきの大きなサイズのものが多いです。

沖縄は暑い地域といっても、実は最高気温は岐阜のほうが高いです。気温32度を超えることはめったにないそうです。つまり、暑い日が長く続くのが沖縄みたいです。

そして、風が結構吹いています。行った日は結構暑い日だったのですが、日陰に入ると風が心地よく外にいることが苦になりません。屋根つきバルコニーは、人工的に大きな日陰を作り人の居場所としたのでしょう。また、階下の部屋を直射日光から防ぎ、温度上昇を抑える効果があるのでしょう。

 

以前、以前沖縄ご出身の奥様の話を伺ったとき、「よる星が見える場所がほしい」と仰いました。 そのときは、特別な空間で特別な時間を過ごすためと考えていましたが、今回これらの建物を見て、 日常の普通の空間であったことに気づかされました。

 

ここでもうひとつ注目が、方位です。確かこの写真、左が南のはずです。なのに、左の家はバルコニーは北に、右の家は東についています。 いろいろ見て回りましたが、方位をあまり気にしていないようで、これも沖縄独特の気候と暮らし方に関係しているようです。

 

これはちょっと古い民家です。といっても多分40年程度でしょう。 コンクリートが塩害にあってだいぶ痛んできています。ここで見てもらいたいのは屋根の上の台形をひっくり返した煙突みたいなもの。これ、実は貯水槽を隠しているのです。

沖縄では以前は普通に2~3日断水になることはざらだったようです。そのためにどの家庭にも高架水槽がついています。

それを隠すためにコンクリートなどで壁を作りデザインを作っています。

必要なものを必要なところにつける、そして、その見栄えをコストを考えながら工夫する。 デザインの原点ですね。

この建物、結構カッコいいなと思っています。 誰が造ったかは知りませんが。

 

マンションなんかも独特です。写真のように、こちらではあまり見かけない色の建物がいっぱいあります。気候がこの色を生かしているんでしょうね。

 

さて最後に面白い写真を

ジンベイザメ。 なんですが、もっと面白いのは私を含むホモサピエンスの皆さん。

このサメがくると「おお~~」といって、こんな風に写真をとる姿、なんとも面白いですね。まあ、私も同じですが。