ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

冷や汗が出た

2016年10月28日 | 其の他

車を運転していると、街中で知人を見掛ける事が在ったりする。相手がきりっとした姿なら良いのだが、口をポカーンと開けていたり、鼻糞穿っていたり等、みっともない姿だと、「不味い所を見てしまった。」とな気分になるし、同時に「自分も何処で誰に見られているか判らないのだから、気を付けないとな。」と胆に銘じているのだが・・・。

 

今月、或る秋祭り足を運んだ。幼少期より何度も訪れており、引っ越した今でも懐かしくて、毎年訪れている。水飴屋台覗いては「(貰える本数を決める)スマートボールも昔は、最低本数が2~3本だったのに、今は1本かあ。」等と、各屋台の商品の高騰化を感じるのが、此処数年の事。

 

ケバブB級グルメの屋台を見掛ける事が、珍しく無くなった。幼少期には無かった光景だ。何方も好きな食べ物だけれど、B級グルメの中には苦手な物が在ったりする。好きな方も居られるだろうから、具体的な名称を書くのは控えるが、グロい見た目の“モツ”(モツ類が、全て嫌いな訳では無い。中には、好きな物も在る。苦手なのは、見た目がグロい物。)を使用した或るB級グルメは、屋台で見掛けるに「うわっ!」と心の中で叫んで、目を背けてしまう。以前、知人と話していた際、矢張り彼も「グロい見た目が駄目。」と苦手さを吐露していたので、「同じ様な人が居るんだな。」と思った物。

 

で、今回も此のB級グルメを扱う屋台を見掛け、そそくさ一旦は通り過ぎた。彼方此方の屋台を覗き、「そろそろ帰ろうかな。」と出口に向かう際、遠目のB級グルメの屋台が見えた。共に訪れていた人間も此のB級グルメが苦手という事も在り、「〇〇が売られてるけど、見た目がグロいよね。」、「そうそう、何か気持ち悪くて、食べる気しないなあ。」なんぞと、“普通よりも小声”で話していたら・・・。

 

後ろから「〇〇、美味しいよ。食べてみなよ。」との声が。「えっ!?」と思って振り返ると、頭にタオルを巻いたおっちゃんが。「誰?」と怪訝な顔をして見ていたら、其のおっちゃんは笑顔を浮かべ乍ら、「見た目はグロいかもしれないけど、味は最高だよ。騙されたと思って、食べてみなよ。此方、此方。」と言って、横を通り過ぎて行く。

 

そう、其のおっちゃんが入ったのは、件のB級グルメの屋台だった。「えー、後ろで話を聞かれてたのか・・・。」と、ドッと出た冷や汗気まずくて気まずくて、顔を背け乍ら、速足で店の前を通り過ぎたのは言うも無い。

 

口は禍の門何処で誰に見聞されているか判らない。御注意を!


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