ば○こう○ちの納得いかないコーナー

「世の中の不条理な出来事」に吼えるブログ。(映画及び小説の評価は、「星5つ」を最高と定義。)

第40回野毛大道芸

2015年04月27日 | 其の他

汗ばむ陽気の中、昨日は野毛に行って来た。「第40回野毛大道芸」を見る

 

1986年、「寂れ切っていた野毛を、活性化させよう。」という事で始まった「野毛大道芸」も、今回で40回目という事だ。自分が初めて「野毛大道芸」に足を運んだのは、3年前の2012年の事。パフォーマーと観客が一体化して楽しめるのが心地良く、以降は2013年及び2014年と足を運び、今回が4年連続、通算4度目の事となる。

 

「野毛大道芸」の常連風船太郎氏は、今回不参加だった。楽しみにしていたパフォーマーの1人なので残念だったが、“初顔”が何人かたりと、新たな魅力が見出だせる内容だったと思う。

 

山本光洋氏】

 

デヴィット・ラムゼイ氏】

 

くるくるシルクDX

 

中国雑技芸術団

 

【オーモナモ氏】

 

内容はずっと同じだけれど、中国雑技芸術団のパフォーマンスには魅了されてしまう。又、「カナダからの逆輸入パフォーマー。」という惹句のオーモナモ氏は、5mの空中で行う危険な「チャイニーズ・ポール」等を見せてくれた。演出面でもう少し工夫が欲しかったものの、面白い内容では在った。

 

【イシャムディン氏】

 

今回のポスターに描かれていたのが、インド大道マジックを見せるイシャムディン氏。「第40回」という事で、特別ゲストとして呼ばれた人物。「彼のマルコ・ポーロの『東方見聞録』にも出て来る秘術インディアン・バスケット』を見せる。」という事で、非常に期待していたのだが、パフォーマンス前に司会を務めた運営スタッフ彼は基本的に、日本語が話せません。英語で、其れ矢鱈と話すものですから、何を言っているのか判らないとは思いますが、パフォーマンス自体を楽しんで下さい。又、特別ゲストという事で非常に期待されている方も多いでしょうが、はっきり言って“しょぼい内容”なので、余り期待しないで下さい。宣ったものだから、観客は大爆笑。

 

観客の中から次々に人を呼び、パフォーマンスに参加させるのだが、如何せん言葉が上手く伝わらないので、全体的に進行がぎこちない。パフォーマンス自体も、スタッフが言っていた様にしょぼい内容で、一緒に見に来ていた人間なんぞは、「面白く無い。」と途中で別のパフォーマンスを見に行ってしまった程だった。*1

 

然し最後の最後に見せた「インディアン・バスケット」(網の中に入れられ、身動きが取れなくなった巨躯のインド人が、バスケットの中に入れられた後、一瞬にして“消えてしまう”というパフォーマンス。)は、其れの“駄目駄目さ”を補って余り在る面白さだった。

 

桔梗ブラザーズ

 

足を運んだ過去3回共そうだったが、今回も一番面白かったのは桔梗ブラザーズ減り張り利いた喋りやテンポの良いパフォーマンス等、観客の盛り上げ方を熟知している。会場内で、一番盛り上がっていた。

 

*1 今は亡き早野凡平氏の「ホンジャマーの帽子」【動画】を思い出させるパフォーマンスが在り、非常に懐かしかった。


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2 コメント

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 (AK)
2015-04-29 01:30:45
三菱の造船所の見学の帰り、野毛の飲み屋街に立ち寄ったことがあります。それから有名なジャズ喫茶に社会勉強と思い、行きました。
仕掛け人の一人の平岡正明は70年代いろんな意味でのサブカル最先端大有名人でした。

「彼の近況」のような記事でそのイベントを知り、「ほー今はそういうのをやってるのだなあ」と思ったものでした。
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>AK様 (giants-55)
2015-04-29 02:48:23
書き込み有難う御座いました。

息を吹き返して以降の野毛しか行った事が無いのですが、昔は飲み屋街といった佇まいだった様ですね。

シャッター街化し、寂れて行く一方の街が在る中、一寸したアイデアで盛り返す街も在る。二番煎じでは無く、画期的なアイデアを如何に生み出すかが、非常に大事という事なのでしょう。
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