パ・リーグの観客動員数が、9月12日に1,000万人突破したとの事。378試合目での大台突破は、1997年の405試合目を抜く史上最速ペースなのだとか。(セ・リーグは、9月12日現在1,236万人を突破。)観客動員数の激増要因には、合併問題で揺れるパ・リーグを応援したいという熱いファンの存在があるのだろう。でも、一番の要因は、今年からパ・リーグで復活したプレーオフ制度に有るのではないだろうか。
昨年、パ・リーグでプレーオフ制度を復活させるというニュースを耳にした時、積極的に賛成は出来なかった。全試合を戦い抜いた上で、最も勝利数が多い(又は勝率が高い)チームを優勝とするのが、妥当な気がしたからだ。先のオリンピックの野球では、日本代表チームは予選リーグを6勝1敗という成績で1位通過した。しかし、決勝トーナメントの初戦で1敗した事で、3位という結果になった。2位になったのは、予選リーグを4勝3敗で通過したオーストラリアチーム。予選リーグの成績が、決勝トーナメントの段階で、全て”リセット”されてしまう事にしっくりしないモノを感じたが、プレーオフ制度にも同じ感覚を持った。全試合を終えた段階で、首位のチームがダントツの勝ち星を上げ、2位以下が貯金ゼロだったとする。それでも、プレーオフの結果如何では、2位&3位のチームが優勝する可能性が有る。オリンピックの様な”短期決戦”では諦めもつくが、公式戦というロング・スパンを闘い抜いた末、首位を獲得したチームが優勝出来ないのでは、選手もファンも報われないと思うのだ。
今回、改めてプレーオフ制度に付いて調べてみた中で、幾つか誤解していた部分が有った。公式戦(予選リーグ)数は、セ・リーグと同じ140試合ではなく135試合である事。そして、その時点で上位3チームが決勝トーナメントに進む。ファースト・ステージ(準決勝)は、予選2位&3位のチームが闘い、3戦で先に2勝を上げたチームが、ファイナル・ステージ(決勝)で予選1位チームと闘う。5戦で先に3勝を上げたチームが、優勝となるのだが、”予選リーグ”を1位チームが2位に5ゲーム差以上つけて通過した場合は、1位チームにはファイナル・ステージに於いて、1勝のハンデ(アドバンテージ)が与えられるのだとか。つまり、公式戦の結果が全くリセットされてしまう訳ではないという事。
ドラゴンズ・ファンには申し訳ないが、今年の様に早い時期に優勝チームの目星が付いてしまうと、必然的に”消化試合”が増えてしまう。首位を独走するチーム以外のファンの気持ちを、最後迄繋ぎ止めるという意味では、プレーオフ制度も良いのかなと思ったりもする。勿論、パ・リーグの様にハンデを付けた形でないと、不公平なのは言うまでもないが。まあ、6月の時点で白旗を揚げた、1人のジャイアンツ・ファンの戯言と思って欲しい。何だか発想法が、大嫌いなナベツネに似て来た気がして怖かったりもするが(^o^;;;。
唯、パ・リーグのプレーオフ制度でも、改善の余地は有ると思う。ハンデ数を最大1勝にするのではなく、状況に応じては、もっと差を付けても良いのではないかと。今年のパ・リーグの場合、3位のチームは恐らく貯金が殆ど無い状態で、予選リーグを終える事が予想される。1位チームは、30近い貯金を残すだろう。もし、結果的に3位のチームと1位のチームが決勝トーナメントで闘う場合、ハンデが1勝というのでは不公平感が残る気がする。決勝トーナメント数を5試合とかに増やして、ハンデ数ももっと細分化しても良いのではなかろうか。
昨年、パ・リーグでプレーオフ制度を復活させるというニュースを耳にした時、積極的に賛成は出来なかった。全試合を戦い抜いた上で、最も勝利数が多い(又は勝率が高い)チームを優勝とするのが、妥当な気がしたからだ。先のオリンピックの野球では、日本代表チームは予選リーグを6勝1敗という成績で1位通過した。しかし、決勝トーナメントの初戦で1敗した事で、3位という結果になった。2位になったのは、予選リーグを4勝3敗で通過したオーストラリアチーム。予選リーグの成績が、決勝トーナメントの段階で、全て”リセット”されてしまう事にしっくりしないモノを感じたが、プレーオフ制度にも同じ感覚を持った。全試合を終えた段階で、首位のチームがダントツの勝ち星を上げ、2位以下が貯金ゼロだったとする。それでも、プレーオフの結果如何では、2位&3位のチームが優勝する可能性が有る。オリンピックの様な”短期決戦”では諦めもつくが、公式戦というロング・スパンを闘い抜いた末、首位を獲得したチームが優勝出来ないのでは、選手もファンも報われないと思うのだ。
今回、改めてプレーオフ制度に付いて調べてみた中で、幾つか誤解していた部分が有った。公式戦(予選リーグ)数は、セ・リーグと同じ140試合ではなく135試合である事。そして、その時点で上位3チームが決勝トーナメントに進む。ファースト・ステージ(準決勝)は、予選2位&3位のチームが闘い、3戦で先に2勝を上げたチームが、ファイナル・ステージ(決勝)で予選1位チームと闘う。5戦で先に3勝を上げたチームが、優勝となるのだが、”予選リーグ”を1位チームが2位に5ゲーム差以上つけて通過した場合は、1位チームにはファイナル・ステージに於いて、1勝のハンデ(アドバンテージ)が与えられるのだとか。つまり、公式戦の結果が全くリセットされてしまう訳ではないという事。
ドラゴンズ・ファンには申し訳ないが、今年の様に早い時期に優勝チームの目星が付いてしまうと、必然的に”消化試合”が増えてしまう。首位を独走するチーム以外のファンの気持ちを、最後迄繋ぎ止めるという意味では、プレーオフ制度も良いのかなと思ったりもする。勿論、パ・リーグの様にハンデを付けた形でないと、不公平なのは言うまでもないが。まあ、6月の時点で白旗を揚げた、1人のジャイアンツ・ファンの戯言と思って欲しい。何だか発想法が、大嫌いなナベツネに似て来た気がして怖かったりもするが(^o^;;;。
唯、パ・リーグのプレーオフ制度でも、改善の余地は有ると思う。ハンデ数を最大1勝にするのではなく、状況に応じては、もっと差を付けても良いのではないかと。今年のパ・リーグの場合、3位のチームは恐らく貯金が殆ど無い状態で、予選リーグを終える事が予想される。1位チームは、30近い貯金を残すだろう。もし、結果的に3位のチームと1位のチームが決勝トーナメントで闘う場合、ハンデが1勝というのでは不公平感が残る気がする。決勝トーナメント数を5試合とかに増やして、ハンデ数ももっと細分化しても良いのではなかろうか。
メジャーのようにワールドシリーズに進むまで、ディビジョンシリーズ、リーグチャンピオンシップと、大大的に行われるわけでもなく中途半端だし、いいえ、そういう問題よりも、日本人に長年慣れ親しんできたペナントの意味がなくなるような気がします。僕がダイエーファンだからというわけではなく、この制度には反対です。
今シーズン、通常の優勝マジック2(1位通過マジック)なのに、3位争いの方が話題になり、1位で通過が決定しても、おそらく胴上げはやらないでしょうし、プレーオフで負ければ何も残りません。この1年は何だったんだろう?って虚しくなりますよね。
これならば不評で終わった前後期制の方がまだマシです。優勝チーム同士の争いですから・・。
1リーグになったら、前後期制で優勝チーム同士のシリーズになるんじゃないかな?
もちろん、先日の日ハムロッテ戦の盛り上がりはプレーオフ制度の賜物ですが、それはゲーム差がないからこそなんです。この制度が続くならばペナントは変るでしょうね。毎年3位争いがペナントの興味になるような気がしてなりません。
3位のチームがシリーズに出て日本一になれば、後半戦の戦力だけで日本一が決まるのかと批判され、負ければ、やはり1位のチームが行くべきだろうって事になると思うんです。
ブログにも書いたことですが、先日の鈴木啓示氏のコメントはまさにそれでした。「下位チーム救済の制度で、上位(1位)チームは割に合わない。パリーグ関係者も1位のチームが優勝するように願ってるでしょうね」
本音でしょう。
上位チームのメリットはプレーオフでの数試合を主催できる事による経済効果しかないと思います。結局そこまでパは追い詰められてるって事なんでしょうね。
初めてのプレーオフとりあえずしっかり見守りたいと思います。
特に今はダイエー西武は抜けてるけど、それ以外のチームの力は僅差ですし、現在もロッテ日ハムが熱いですからね^^
ロッテファンの私としては先週の直接対決といい、ここ数日のプレーオフ進出をかけた戦いは熱く燃えていて、楽しいです。
ただ私も、今のプレーオフ制度はどうかな?という気がします。消化試合を無くすという目的は理解しますが、首位の球団にとってはせっかくのレギュラーシーズンで大差をつけていても、プレーオフの結果、優勝できないというのはあんまりな気がします。
じゃあ、どうしたらいいか?
いわばプレーオフは対処療法だと思います。根本は球団間の力の差を少なくすることでしょう(完全ウェーバー制など)。そうすれば最後までペナントレースが面白くすることができるのではと思います。
(もっとも、力のある選手ばかりいても勝てないところが面白いところではあるけど...)
力が均衡している中、結果として、一歩抜きん出ていて結果消化試合になってしまうというのはやむを得ないと思います。
まあ、今回のパリーグのプレーオフは、消化試合を無くすというものだけでなく、セリーグにくらべて人気の無いパリーグに注目を集める手段になっている気もしますが...
プロ野球存続の最大の危機だと十分承知しています。だがしかし、正直なところ。
金持ち常勝Gさんと違って、球場の入りもイマイチなローカルで地味な球団です。年俸が不当に高額な選手もいません(川崎のことは許して下さい)。さらに今シーズンは、大型補強もなく、他球団ファンに「あいつ誰?」と言われるような控えの選手を地道に動員して死に物狂いで戦って来ました。自己中と言われても、親バカと言われても、穏便にペナントレースが終了してくれれば、なんて思ってしまうのです。
やはりプロ野球ファンとして失格でしょうね・・・
基本的に、書き込んで下さった方のブログにレスを付けさせて戴いているのですが、見当たりませんでしたので、こちらに書き込ませて戴く失礼を御許し下さい。
野球のファンには、特定チームのファンというのではなく、選手個々が好きという人も居れば、特定チームが好きという人も居たりと、色々有ると思います。どういう形で有れ、野球が好きという事だと思ってます。ですから、ひろえりんご様の「穏便にペナントレースを終えて欲しい」という御気持ち良く判ります。自分が同じ立場だったら、そう思うでしょうし。(今年のジャイアンツに関しては、6月の時点で優勝を諦めましたので、そういう意味では気楽です・・・って思いっきり負け惜しみですが(笑)。)
幼少時を名古屋で過ごしたので、ドラゴンズにはシンパシーを感じてます。星野は嫌いですが(^o^;;;。
胴上げが良い形で行われると良いですね。(今年は完敗です。)
これからも宜しく御願い致します。
基本的に、書き込んで下さった方のブログに、直接レスを付けさせて戴く形を取らせて戴いているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込みさせて戴く失礼の段を御許し下さい。
強いチームは結局強いっていう事も有るだろうし、番狂わせ的な要素も野球の醍醐味と言えるのかもしれませんね。
御指摘の通り、ジャイアンツは余りにも一発に頼る戦力構成になってしまった事が、裏目に出まくってる様な気がします。以前は、ホームランでガンガン点を獲れる打線に惹かれていましたが、機動力を挟んだ攻撃には停滞感のない”動き”が感じられ、面白いです。
これからも宜しく御願い致します。
結果的にはパリーグも今後残ることになりましたし,経営の上ではだいぶ助かったみたいなので,指名打者と同じで,セリーグとどんどん異色性を出して行くのはおもしろいのではないでしょうか?
基本的に、書き込みして下さった方のブログへ、直接レスを付けさせて戴く形を取っているのですが、貴ブログが見当たりませんでしたので、こちらに書き込む失礼の段を御許し下さい。
確かに、一昨年迄のホークスに対するライオンズや、昨年のベイスターズに対するタイガースの様に、特定球団に対して圧倒的に強いというケースは有りますね。そういう意味では、”最後に直接ガチンコ勝負”で決着をつけるという考えも有るかもしれませんね。でも、それにしても、ハンデが最大1ゲームというのはどうなんでしょうね。2位&3位チームに付けたゲーム差によって、もっと細分化したハンデを付けても良いかなって気がします。
セ・パそれぞれの色合いを出すという意味で、そのリーグ独自のシステムを作るのは有りでしょうが、少なくとも使用球や球状の広さの統一はして欲しいと、一ファンとしては思います。
これからも宜しく御願い致します。
ただ反面、シーズンで下位にあったものを「勝者」とするには相応の壁があってしかるべきだとも思います。
・対戦時にはシーズン上位チームに無条件で1勝 / さらにゲーム差によりプラス1勝つきの全6試合(同率は現状と同じく公式戦上位が勝ち抜け)
ポイントは「ゲーム差に関係なくシリーズ上位のチームが有利になる」「ゲーム差があればさらに有利になる」という2段構えという事です。現在のシステムではシーズンにおいては3位・4位争いのみに注目がいく傾向がありますので、それを解消するためにも「無条件ハンデ」を用意した方が良いと思います。
つまり、ゲーム差を付けられた下位チームが勝利するには「1勝される前に3つ取る」事が必要となり、それだけの試合を見せれば、ある程度両チームおよびファンとも納得できると思います。
個人的にはさらにゲーム差がついていた場合は全5試合として下位チームの勝利の条件を「3連勝」とするさらなる障害を作ると面白そうです......が、興行的には先を読むのが難しく厳しそうです。