ミステリー関連の年間ブック・ランキングで、自分が注目しているのは「本格ミステリ・ベスト10」(発行元:原書房)、「週刊文春ミステリーベスト10」(発行元:文藝春秋)、そして「このミステリーがすごい!」(発行元:宝島社)の3つ。此れ等の内、2つが発表された。
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「2016本格ミステリ・ベスト10【国内編】」
1位: 「ミステリー・アリーナ」(著者:深水黎一郎氏)
2位: 「片桐大三郎とXYZの悲劇」(著者:倉知淳氏)
5位: 「その可能性はすでに考えた」(著者:井上真偽氏)
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「2015週刊文春ミステリーベスト10【国内編】」
1位: 「王とサーカス」(著者:米澤穂信氏)
4位: 「ミステリー・アリーナ」(著者:深水黎一郎氏)
5位: 「鍵の掛かった男」(著者:有栖川有栖氏)
6位: 「片桐大三郎とXYZの悲劇」(著者:倉知淳氏)
7位: 「新しい十五匹のネズミのフライ ~ジョン・H・ワトソンの冒険~」(著者:島田荘司氏)
9位: 「キャプテンサンダーボルト」(著者:阿部和重氏/ 氏)
10位:「オルゴーリェンヌ」(著者:北山猛邦氏)/「さよならの手口」(著者:若竹七海さん)
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全16作品の内、読了したのは「王とサーカス」と「流」の2作品のみ。(「キャプテンサンダーボルト」は何頁か読んだけれど、“肌合い”が良くなくて、途中で止めてしまった。)即ち、読了率は12.5%と非常に低い。因みに両作品に対する総合評価は、「王とサーカス」も「流」も共に「星3つ」と高く無い。
10以内に入った作品の中から、未読の物を幾つか読んでみたいと思っている。差し当っては両ランキングで評価が高い「ミステリー・アリーナ」や「片桐大三郎とXYZの悲劇」、「鍵の掛かった男」辺りを読んでみようかと。