正直驚いた。「本当なのか?」というのが、「AERA(3月7日号)」の或る記事を目にしての偽らざる思いだ。記事のタイトルは「薬の適否判定 O-リング」。
今から15年程前になるが、O-リング・テストは「21世紀の医学」と評され、多くの媒体でも取り上げられていたのを自分も覚えている。正式名称は「バイ・ディジタル・O-リング・テスト」というのは今回初めて知ったのだが、テストの方法は、「患者の右手親指&人指し指で輪を作らせ、左手には薬を握らせる。医師は、患者の作った輪を左右に引っ張る。」というもの。輪が強まるか弱まるか、開くかどうかによって、患者に対する薬の適合性を判断するというのだが、このテストに付いて「日本Bi-Digital O-Ring Test協会」のサイトでは、「筋の緊張(トーヌス)を利用して、生体情報を感知する検査手段」とし、「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近付けたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる。」という原理に基づく補助的医学診断法としているのだそうだ。
O-リング・テストは、ニューヨーク在住の大村恵昭氏が1977年に創始し、アメリカでパテントが認可されているという事で、大村氏曰く「O-リング・テストを使用すれば、2分間で癌や心臓病が在るか、6分間でアルツハイマー病かをスクリーニング出来るばかりではなく、癌で言えば1時間余りかければ癌の在る場所、大きさ、種類も推測出来、薬の効果や有害性の有無も、実際に患者に(薬を)使う前段階で推測出来る。」としている。従来の検査方法に比して、格段に時間もコストも節約出来る上に、良い効果も在ると言うのだ。
本音を言わせて貰えば、眉唾物といった思いを禁じ得ない。例えは不適当かもしれないが、こっくりさんやダウジングを目にした時と同じ感覚。理屈では考えられない存在がこの世に存する事を否定しないし、”小さな宇宙”とも呼ばれる複雑にして緻密な人体にあっては、厳密な理論&理屈では説明出来ないものが適応する事も在るとは思う。でも、彼が語る程の万能性をO-リング・テストに見出せるかと言えば、素人目には甚だ疑問を覚えるのだ。
O-リング・テストを否定する医師からは「金儲けの為のイカサマ」とか、「インチキ」という声が上がっている反面、熱烈に信奉する医師は「未来医療」とか「究極の医療」であると力説しているのだそうだ。実際問題、このテストを行なっている医療現場は少なくないとも書かれている。自分は、このテストを行なわれた事もなく、廻りでそういったテストをされたという話を見聞した事も無いので、冒頭に書いた様に「本当なのか?」という思いと、「あのテスト方法が、未だ行き続けていたのか。」という驚きの思いが交錯してしまった。
このテストが医療現場に広がっている背景に付いて、記事では「医療ミスが相次ぎ、医者や病院の信頼が地に落ちた事により、医師サイドは不安を、患者サイドは根深い医療不信を抱えた」事が在るのかもしれないとしている。又、「高度なストレス社会と化した現在、対症療法の西洋医学では対応に限界が在る。」と語る医師の声も紹介されている。
極度にオカルト的な扱いをされたり、絶対的な万能性を打ち出されてしまうのならば問題だろうが、「病は気から」という言葉も在る様に、患者側がこのテストで何等かの納得を得、気持ちの面から治癒して行くのであれば、それはそれで良いのかもしれない。勿論、医師の側も確固たる知識と信念を持って、患者と向き合うというのが大前提なのは言うまでもない事だが。
今から15年程前になるが、O-リング・テストは「21世紀の医学」と評され、多くの媒体でも取り上げられていたのを自分も覚えている。正式名称は「バイ・ディジタル・O-リング・テスト」というのは今回初めて知ったのだが、テストの方法は、「患者の右手親指&人指し指で輪を作らせ、左手には薬を握らせる。医師は、患者の作った輪を左右に引っ張る。」というもの。輪が強まるか弱まるか、開くかどうかによって、患者に対する薬の適合性を判断するというのだが、このテストに付いて「日本Bi-Digital O-Ring Test協会」のサイトでは、「筋の緊張(トーヌス)を利用して、生体情報を感知する検査手段」とし、「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近付けたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる。」という原理に基づく補助的医学診断法としているのだそうだ。
O-リング・テストは、ニューヨーク在住の大村恵昭氏が1977年に創始し、アメリカでパテントが認可されているという事で、大村氏曰く「O-リング・テストを使用すれば、2分間で癌や心臓病が在るか、6分間でアルツハイマー病かをスクリーニング出来るばかりではなく、癌で言えば1時間余りかければ癌の在る場所、大きさ、種類も推測出来、薬の効果や有害性の有無も、実際に患者に(薬を)使う前段階で推測出来る。」としている。従来の検査方法に比して、格段に時間もコストも節約出来る上に、良い効果も在ると言うのだ。
本音を言わせて貰えば、眉唾物といった思いを禁じ得ない。例えは不適当かもしれないが、こっくりさんやダウジングを目にした時と同じ感覚。理屈では考えられない存在がこの世に存する事を否定しないし、”小さな宇宙”とも呼ばれる複雑にして緻密な人体にあっては、厳密な理論&理屈では説明出来ないものが適応する事も在るとは思う。でも、彼が語る程の万能性をO-リング・テストに見出せるかと言えば、素人目には甚だ疑問を覚えるのだ。
O-リング・テストを否定する医師からは「金儲けの為のイカサマ」とか、「インチキ」という声が上がっている反面、熱烈に信奉する医師は「未来医療」とか「究極の医療」であると力説しているのだそうだ。実際問題、このテストを行なっている医療現場は少なくないとも書かれている。自分は、このテストを行なわれた事もなく、廻りでそういったテストをされたという話を見聞した事も無いので、冒頭に書いた様に「本当なのか?」という思いと、「あのテスト方法が、未だ行き続けていたのか。」という驚きの思いが交錯してしまった。
このテストが医療現場に広がっている背景に付いて、記事では「医療ミスが相次ぎ、医者や病院の信頼が地に落ちた事により、医師サイドは不安を、患者サイドは根深い医療不信を抱えた」事が在るのかもしれないとしている。又、「高度なストレス社会と化した現在、対症療法の西洋医学では対応に限界が在る。」と語る医師の声も紹介されている。
極度にオカルト的な扱いをされたり、絶対的な万能性を打ち出されてしまうのならば問題だろうが、「病は気から」という言葉も在る様に、患者側がこのテストで何等かの納得を得、気持ちの面から治癒して行くのであれば、それはそれで良いのかもしれない。勿論、医師の側も確固たる知識と信念を持って、患者と向き合うというのが大前提なのは言うまでもない事だが。
もちろん医療現場ではありません。
私のHPにも載せているフラワーエッセンスを選ぶときは特に利用してます。
筋反射を利用したテストともいえるし、経絡のような見えない気脈を考慮したものともいえるし、また行なう人によっては個人差が出る場合も多いです。
行なう側がニュートラルな状態を保たないと相手の状態に干渉してしまっての結果がでることも多いようです。
代替療法もいろいろな手法が出てきているので筋反射の技術も体系だって教えるところも出てきいます。
もちろん筋反射は実際の動きを考慮するものです。
対症療法の限界というのも見えてきている時代ならではですね。
偽薬の事を「プラシーボ」というのですね。初めて知りました(^o^;;;。気になったので調べたら、ラテン語が語源の様で、英語でいう「I shall please.」という意味なのだとか。患者さんを喜ばせる目的の薬という事で、効果の程に?が付く”気休め”薬という訳なのですね。一つ賢くなりました。
記事でも書きましたが、自分も科学的な部分からは正直疑問を感じます。こっくりさん程は非科学的ではないものの、ダウジングに近い非科学さといった感じです。
でも、そういった科学ではスパッと割り切れない世界も、人間の複雑な臓器には在りの様な気もしています。「結論在りき」から遡及して行って、「じゃあ、何で見分けられるのか?」という根拠を徹底的に追究するのも一つの考え方なのかも。
O-リング・テストを受けてみたい反面、それを全面的に強いられるのは抵抗在りますね。
でも実際プラシーボって世の中で使われているんでしょうかね。
PS 大変遅くなりましたが、サイトリニューアルおめでとうございます!
プラシーボという言葉は全く初めて耳にしました。と言う事は、その存在(薬)そのものも余り使われていないのかなあとも思ったりもしました。実際はどうなんでしょうね。
掛け値なしに、現象として面白いですよ。
初見で、症状を言わなくても、風邪を引いているとか、肩が痛い とか患部に触れずに当ててしまいますよ。
見立てがいいのと、その症状を治せるかは別問題ですがね。。
オカルト現象的なものが好きな人って多いですよね。かく言う自分も結構好きだったりします(^o^;;;。Oリングテストを行なわれている方には非常に不謹慎な物言いになってしまいますが、オカルトチックな意味合いからも興味在ります。
これからも宜しく御願い致します。
O-リングとフィンガーテストは似て非なるものです。
それはともかくとして、これらのテストは体質などによる個人的能力に差がありすぎます。どんなに努力してやっても一生できないという者もいれば、習ったその場ですぐにできる者もいます。
一般的に霊感の強い者は習得が良いように思います。反面、大食者や肉体労働者などは習得が遅いかまたは不能であるというケースが多いと聞きます。また、一般的に若年者のほうが習得が早い傾向があります。
ただ単に努力の有無ではないし、信じる信じないでできるできないが決まるものでもないです。端から疑っていてもできる者は教わった瞬間にできるようになりますし、これらのテストを信じていてもできない者は一生できません。
腑に落ちないかもしれませんがそんなもんです。
何しろこの分野に関しては知らない事ばかりですので、貴重な情報助かります。拝読させて戴く限りでは、かなり個体差が在るんですね。益々興味惹かれます(^o^;;;。
これからも宜しく御願い致します。
それでその薬の効果をためします.