午前8時37分、鹿島神宮行きの列車が一番線に入ってきました。三両編成で、先頭車輌がガルパンラッピング2号車でした。このラッピング列車の運行時刻を、前日にあらかじめおさえてあったのでした。
初日に1号車を近くでみましたが、2号車は遠くに離れていたため、近くで見られる機会を待っていたのですが、今回の旅のラストにやっと見ることがかないました。
ラッピングデザインは、1号車よりも多彩になっています。あんこうチームの五人以下、各チームのメンバーが入り混じっています。
あんこうチームが両側に、中央にはカメ、カバ、カモ、レオポンの各チームのキャラクターが並んでいます。
後方乗降口の外側には対戦校のキャラが並びます。アンツィオ高校のアンチョビ、プラウダ高校のカチューシャとノンナです。前方乗降口の外側には、黒森峰女学園の西住まほと逸見エリカが並んでいます。
全体を撮影しました。窓の上には大洗女子学園の各チームの戦車とマークが並んでいます。
反対側のデザインを見るべく、一番線ホームに移動しました。列車は8時42分までの5分間停車となっていたので、なんとか全部のデザインを見ることが出来ました。後方乗降口の外側には、サンダース大付属高校のケイとナオミが並んでいました。
こちらはⅣ号戦車D型の砲塔上に座っているあんこうチームです。滑り落ちかけた武部沙織を秋山優花里が慌てて支えるシーンにて表されています。その下に冷泉麻子も居ますが、五十鈴華はおそらく乗降口ドア部分にあたっているのでしょう。
中央には大洗女子学園の一年生たちが並びます。図案は、アニメ雑誌の「みほ流継承」の記事の画像をそのまま採用しているようです。
一年生たちと共に磯辺典子、ねこにゃー、ぴよたんも並びますので、アヒル、ウサギ、アリクイの各チームが集まっていると分かります。要するに、2号車には大洗女子学園チームの全員が登場しているわけですね。
前から見ました。前部ドアには大洗女子学園の校章がつけられています。
一番線ホームからだと距離がとれず、車体全容を撮影することが出来ませんでした。とりあえず、ホーム支柱の河嶋桃の看板と一緒に撮りました。
前方乗降口の外側には、聖グロリアーナ女学院のダージリンとオレンジペコが並びます。内側のあんこうチームは西住みほと五十鈴華だけなので、あとの三人は乗降口ドア部分に貼られているのでしょう。
8時42分、発車時刻になり乗降口ドアが閉まりました。やっぱり武部沙織、冷泉麻子、秋山優花里の三人が居ましたね。
後方の乗降口ドアは、やっぱり五十鈴華でした。
鉾田方面に向かってホームを出てゆくガルパンラッピング列車でした。これで2号車も近くで見る事が出来たので、もう満足でした。今回の大洗行きにおける最後の見学が完了しました。
あとは、水戸へ移動して友人宅へ向うだけです。
9時06分発の水戸行きに乗る予定でしたが、それまでに20分ほど待ち時間がありましたので、インフォメーションコーナーのガルパン展示を見ました。
五十鈴華誕生日イベントがあったばかりなので、五十鈴華の誕生日パネルがかけられてありました。生け花もどこかダイナミックな感じに生けられてありました。劇中の五十鈴華の作品を再現してくれたら楽しかったんですけどね・・・。
室内も五十鈴華メインに模様替えされていました。通常は西住みほメインですが、キャラクターの誕生日イベントがある度に貼りかわるそうです。
五十鈴華は、あんこうチームではお嬢様キャラの位置にありますが、劇中ではあんまりお嬢様ぶったりしておらず、どちらかというと冒険心をまじえて積極的に動いていたという印象があります。
色々な展示品が、クリスマス仕様に変更されているようでした。
去る16日の五十鈴華誕生日イベントのスタンプカードや缶バッジが展示されていました。五十鈴華の初期スタンプというのは、これでしたか・・・。参加したファンの方が寄贈したものでしょうか。
16日当日の列車につけられたヘッドマークです。あんこうチームの五人の分があるそうで、それぞれの誕生日に列車に取り付けられます。鹿島臨海鉄道、本気で楽しんでいますね。よくやりますなあ・・・。
関西でも京阪電鉄が「けいおん!」や「ちはやふる」、京都市営地下鉄が「とある科学の超電磁砲」などのアニメラッピング列車を運行していますが、いずれも何と言うか、ブームに便乗しているという程度で、鹿島臨海鉄道のように主体的に取り組んでノリノリで突っ走る、というところまではいっていません。
アンチョビの存在感はけっこうありますね。OVAが公開されれば、主役の西住みほを食っちゃうぐらいになるかもしれませんね。
ポストカード類です。右側の上下の二枚は、私もムービックの通販を利用した際におまけで貰いました。左上のカモさんチームのカードは、大洗の各商店に貼ってあるのを見かけるので、イベントか何かの際に出回ったのかもしれません。
実際の大洗の風景にキャラクターを合成した画像です。場所がどこか分かれば、それだけ大洗をよく歩いて見知っていることになりますが、なかには「これどこの地点だろう」と考えてしまう画像もありました。
続きです。
さらに続きです。
美術設定資料も展示されています。これは西住みほの実家ですね。モデルは奈良国立博物館の構内にある仏教美術資料研究センターの建物です。詳細は以前の記事で紹介しましたね。内部設定の方は、ちょっと異なっているようです。
秋山優花里の居る「年宝菓子店」で販売している戦車カッティングシートも展示されていました。これも欲しいグッズの一つですが、まだ購入する機会を得ていません。Ⅳ号戦車D型かポルシェティーガーのタイプが欲しいのですが、いつも売り切れているのです。
戦車模型キットの完成品の展示は、いつ見ても参考になります。特に塗装色は、模型店で塗料の瓶を見ただけではイメージしにくいので、実際に塗ってある色の状態や色調、色感などを見るのが実はとても重要です。しかも、先行作品の大部分は、通常の戦車キットと同じようにウェザリングなどが施してあったりするので、そこから劇中通りの基本カラーに戻してイメージする作業も必要になるわけですが、そういうのも実際の作品を見ないとなかなか出来ないのです。
見学後に窓口にて「第3弾ガールズ&パンツァー記念乗車券」が販売されていることに気付き、購入しました。これが今回の大洗行きで買ったガルパングッズのラストでした。
予定通りに水戸駅まで行き、北口へ迎えに来た友人の車に合流して、内原へと向かいました。友人宅で昼食をいただき、プチ同窓会気分で夕方まで過ごした後、帰途につきました。
以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く2」のレポートを終わります。