気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く22 その6 「おりょうとアズミです!!」

2016年03月02日 | 大洗巡礼記

 「沖苑」を出て、近くの「幕末と明治の博物館」へ移動しました。雪が降り続いているのでこれ以上の移動は無駄と判断し、この日の宿に入るまでの一時間余りを博物館見学で過ごすことにしました。
 この施設には以前にも一度入ったことがありますが、展示品の全部を見ていないので、今回はゆっくりと館内を回ることにしました。


 入口を入ると受付や売店がありますが、その横の展示コーナーの一角がガルパン関連でまとめられ、おりょうのパネルも置いてありました。


 このパネルは、以前は永町商店街の「玉屋菓子店」に置かれてあったものです。現時点で「玉屋菓子店」は長期休業中であるので、新パネルは「江口又進堂」に一時保管中で、旧パネルのこちらはこの博物館に移管されたと聞きました。おりょうは、歴女チームの一人として幕末の歴史に詳しいという設定になっていますので、この施設ほどピッタリの設置場所はないでしょう。


 カバさんチームのⅢ号突撃砲F型のプラモデル完成品も展示されています。公立の博物館施設にもこういうものが展示されているあたり、大洗町のガルパンフィーバー振りがよく伺えます。


 博物館を見学した後は、宿に入るだけとなりました。雪はずっと降っていたので、祝町地区までの長い一本道を自転車を押して歩きました。この日の宿も素泊まりなので、途中のセブンイレブンに立ち寄って弁当や飲み物を買い、マルキン米菓さんの直営店「好梅亭」にも立ち寄って、お店の方といろいろ雑談して少し過ごしました。
 「好梅亭」も、いまではすっかりガルパン巡礼のスポットになっています。店内にはガルパンコーナーもあって寄贈品が数多く飾られ、缶バッジの陳列も上図のように充実しています。コーヒーなどのサービスもありますので、店内のベンチに腰かけてゆっくり休むことも出来ます。お店の方もガルパンにハマり出しているようで、色々な話題を熱っぽく話してくれました。


 夕方17時過ぎに、この日の宿「丸屋」に着きました。雪は、結局夜まで続いて深夜は冷え込んだようですが、暖かい暖房とお風呂と、セブンイレブンで買っておいた「角谷杏のお酒」のお蔭でずっと体は温まり、早めに布団に入って明け方までぐっすりと眠りました。


 翌朝は快晴でした。この日は、今回の滞在中の一番の目的である歴史散策をする予定でしたので、雲一つ無い青空が広がったのは、とても有難いことでした。
 宿の女将さんは豪快な方で、素泊まりなのに朝のお握りをサービスしていただき、また出発前の会話も盛り上がりました。この宿もガルパンプランの実施施設なので、他にもガルパン巡礼の方が数人泊まっていたようですが、ついに顔を合わせることもなく終わりました。

 女将さんは、「ガルパンさんはほんっとに、おとなしくて静かな方が多いですよねえ。せっかく来て頂いても、話らしい話もしなくて朝早くから出てゆかれるから、誰が誰、っていう記憶もなかなか残りませんのですわ」とボヤキ気味に話しておられました。
「こちらには、常連さんは多いのでしょうか」
「それがですね、前は何べんも来て下さるガルパンさんが多かったんですけどね、最近はなぜだか初めて来られる方のほうが多くなりましてね。静かな方ばかりになってますんでね」
「年末から全国で劇場版が上映されていますので、それを見て新たにファンになった人々が、いま大洗にやってきている人の大半を占めているそうですよ」
「そう、そうなのよ。他でもみんなそう言ってるのよ。常連さんがあんまり来なくなって、若い人たちが大勢やってきてるのよ。でも大勢なんだけど、人数が集まってても、逆に不思議なくらい静かなの」
 そう言ってアハハハ、と大口あけて笑っておられました。


 宿を出発したのは8時頃でした。この日は水戸の友人夫妻の案内で鉾田方面の中世戦国期の史跡巡りをする予定でしたので、まず先方に電話で挨拶し、行動予定に変化が無いかを確認し合いました。
 宿の前からは、願入寺の門も望まれましたが、扉はまだ閉まったままでした。


 自転車にまたがってひたすら走り、劇場版のエキシビジョンマッチで戦車群が通り抜けた道をたどりました。劇中の雰囲気に浸れるので、寒さはあまり気になりませんでした。


 このあたりに、ガルパンキャラクターパネルの設置店があったはずだが、と思いながらスピードを落とし、探しました。


 そのお店は難なく見つかりました。焼肉居酒屋の「しちりん」です。


 朝の開店前ですから、アズミのパネルも室内に置かれていました。大学選抜チームの三人の副隊長のうち、最もグラマラスな体型をもち雰囲気も大人びています。ガルパンを知らない人には、このお店のマダム、と間違えられそうです。
 このお店でも、最近はガルパン巡礼向けのメニューを幾つか始めたそうなので、機会があればまた立ち寄ってみたいです。


 時間が迫っているので、大洗駅へと急ぎました。自転車は駅の駐輪場に入れれば良く、直前にセブンイレブンで弁当などを購入しました。今回の滞在期間中は宿を素泊まりにして食費もおさえていたため、食事はコンビニでの調達分でも充分でした。 (続く)

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