気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く17 その12 「お寺で昼寝です!!」

2015年06月30日 | 大洗巡礼記

 掘割から涸沼川ぞいに西へ進むと、鹿島臨海鉄道の高架下をくぐって県道2号線の涸沼橋へ行けます。川の流れを横に眺めつつ走るのもいいものです。


 背後で列車の通過音がしたので振り返ると、水戸行きの列車が涸沼側の上を渡ってゆくところでした。


 商店街に戻り、今朝まで滞在していた旅館「福本楼」さんの前を通りました。建物の外観が複雑な構成になっているのは、改築を重ねて増床してきた建物を、全体的に建て直したからなのかもしれません。その過程で裏庭の土蔵や離れ部分ともつながって一体化したということのようです。


 玩具店の「タグチ」さんに立ち寄って、模型用のサンドペーパーと塗料を買いました。ガルパン戦車プラモデルの制作に必要なものを、ここのところ大洗で調達しています。他でも買えますが、大洗で買ってきたほうが、気分的にも盛り上がれて楽しいです。
 この日は、店先の佐々木あけびも新旧が揃って、店主さんパネルの横に並んでいました。


 「石福青果店」さんに立ち寄って、店主の石井さんと少し世間話をしました。よくある店主と買い物客の会話、というパターンで、ガルパンのガの字も出てきませんでした。


 続いて「国井屋」さんに行って、おなじみの「しいたけ茶」を買いました。海苔も欲しかったのですが、サイズが全型や半切ばかりで、12切のパック詰めが無かったので諦めました。食事などで日常的に使うサイズの品を置いていないというのも変わっています。
 店先のアッサムさんも魅力的になりました。劇場版ではセリフもあって活躍するようですので、楽しみです。


 桃助は、相変わらずだるそうに寝そべっていました。一枚撮ったら、そこでやっとカメラに気付いたのか、スッと起き上がってポーズを取りました。ワンテンポ遅いところが、桃助の桃助たるゆえんです。


 暑さが増してきたので、どこかの日陰で一休みすることにして、近くの西福寺へ向かいました。ゆっくり静かに過ごすのならば、古社寺の境内地が最適です。


 本堂前の案内板には、ガルパンのポスターしか貼ってありませんでした。このお寺もアニメには理解があるようです。天台宗のお寺というと、どこでも歴史的かつ権威的でお堅い感じがありますが、こちらのお寺は割合に開放的のようです。本堂の扉は常に開け放たれて参拝も自由でした。


 本堂の前縁にあがって座って休みました。汗を拭き、水を飲みながら、境内の景色を眺めました。マリンタワーの頂上部が少し見えていました。そのうちに、なんだか眠くなってきて、ゴロリと横になりました。奈良の古社寺でもこうやって昼寝を楽しんだなあ、と思いました。

 「もしもし」と声を掛けられて、ハッと目が覚めました。内陣の障子を開けてこちらを見下ろしている、若住職さんの驚いた顔がありました。飛び起きて昼寝の非礼を詫びると、「いえ、それは構いませんのですが、あいにく今日はこれから檀家さんの法事がございますんで・・・」と、申し訳なさそうに頭を下げてこられました。恐れ入って何度も頭を下げていると、境内の横に檀家さんらしい方々の車が三台ほど入ってきました。内陣に向かって一礼し、賽銭を多めに入れてから退出しました。若住職さんは、笑顔で「またおいで下さい」と言って下さいました。

 参道階段の下に停めてあった自転車に戻ったところで時計をみると、もう四時前になっていました。逆算すると、一時間半ほど昼寝していたことになります。大洗で昼寝したのは、今回が初めてでした。


 とりあえず、この日の宿である「さかなや隠居」さんに行き、店主の大里さんに挨拶して、荷物を置かせていただきました。今回は素泊まりで予約し、食事はすべて外でとる予定だったからです。


 今回の部屋は、いつもと違う部屋でした。広さはありませんが、円形に抜いた内壁など、内装が凝った造りになっていて、陶磁器の置物もあり、なにか別の旅館に泊まったような新鮮な気分が味わえました。


 荷物を整理して少し休んだ後、夕食を含めた夕方の散策に出発しました。この日の夕食も、今まで行ったことのない食事処でいただく予定でした。まずは大洗海岸へと向かい、松並木の向こうに白波を眺めつつ走りました。 (続く)

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