気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く2 その24 「戦車パネル巡り完了です!!」

2014年02月06日 | 大洗巡礼記

 加波山神社から南下して、40番の農機具販売店「小野屋機販」に行きました。お店は定休日のようでしたが、戦車パネルは窓にセットしてあって、外からよく見えました。


 黒森峰女学園チームのⅣ号駆逐戦車/70(V)ラングです。全国大会に出場した全20輌のうちの6輌がこのラングで、同じく6輌のパンターG型とともに黒森峰チームの戦力に大きな割合を占めましたが、大洗女子学園チームの攻撃で4輌が撃破されるなど、被害も大きかったです。私は傾斜装甲を持つ戦車が好きで、ドイツ車輌ではパンターとこのラングが気に入っています。


 41番の理髪店「三橋」です。ガルバン製作スタッフやファンの多くがこのお店を利用されるそうです。私も機会があったら大洗で散髪しようかな・・・・、と考えましたが、髪が切るほどにありませんので・・・。


 店先に、プラウダ高校チームのT34/85がありました。前年の全国大会出場時の緑色塗装の姿です。前年の大会の決勝戦で黒森峰チームと対戦し、西住みほの搭乗するフラッグ車ティーガーⅠを撃破したのがこの戦車だったですかね・・・。


 続いて42番の海産物販売店「小野瀬海藻」に行きました。明治40年創業の老舗で、ガルパンファンも多く訪れています。私自身もこのお店の商品を「まいわい市場」で買ったことがあるので、一度は本店に行ってみたいと思っていました。


 店内に入って従業員の方に挨拶すると、「パネルはこちらでございますよ」と笑顔で応対して下さいました。大洗女子学園のカメさんチームの38(t)戦車で、親善試合時の金ピカの姿です。戦車どころか、乗用車にも有り得ない金色というカラーを車体色にしようと考えるところが凄いですね・・・。
 この金ピカ戦車が登場して以来、戦車模型の展示品などに同様のケースが増えたそうです。奈良の模型店でも金色のシャーマンや10式を見かけましたし、大阪の某イベントでは金色のヤークトティーガーやT34/76を見ました。大洗では、大貫商店街の「さくらい食堂」に金色のマウスが展示されています。


 移動中に見かけた角一稲荷神社の鳥居です。大洗ではあちこちに稲荷神社がありますが、いずれも社名の最初に地名らしき字がつきます。ここでも「角一」は鎮座地の小字か何かを示しているのでしょうか。


 43番の食事処「ほんだ」です。玄関口で声をかけても応答がなく、留守かなと思って退出しようとしましたが、戦車パネルがどこにも見当たらないので、もう一度玄関口に行って声をかけました。すると店主さんがどこか不機嫌そうな感じで出て来られましたので恐縮してしまいました。ですが、店内に誘われて戦車パネルを示されましたので、御礼を言って撮影させていただきました。


 大洗女子学園のアヒルさんチームの八九式中戦車甲型です。全国大会出場時の姿です。
 店内には鉄道関係のグッズが並べてあり、廃線となった鉄道の関連品もありました。それで奈良県にかつて存在した鉄道の名を紹介すると、急に機嫌が良くなって話に大いに興味を示され、その後は盛り上がって30分ほど話し込んでしまいました。店主さんは奈良の大仏鉄道に大変な興味を持っている様子で、私がその廃線跡ウォークに参加した体験を話すと、その詳細を聞きたがりました。
「鉄道ファンというより、廃線マニアというかそっちの方で色々興味があるもんでねえ、ネットで色々調べたりしとるんですよ」と笑っていました。それで、他にもあった奈良県下の鉄道路線跡や天理軽便鉄道の遺跡を巡り歩いたことなどを話しました。


 笑顔の店主さんに見送られて「ほんだ」を退出し、45番の温泉施設「潮騒の湯」に行きました。前回の訪問時にもここに来ましたのでよく知っています。大貫地区の南端にあたり、ガルパンイベント実施範囲の南端でもあります。


 玄関口横に青色のアサヒ自販機があるので、まさか、と思ってよく見ると、やっぱりガルパン自販機でした。8基のうち、まだ見ていなかった残る1基でした。前回の訪問時には完全に見落としていたわけです。デザインは、レオポンさんチームとポルシェティーガーの組み合わせです。ホシノさんも居ます。同姓なので、やっぱりホシノさんがいるとホッとしてしまいますねー。
 これでガルパン自販機の全8基を見ることが出来ました。けっこう広い範囲に散らばっていますので、これも見て回るのが大変です。


 玄関口の内側右手の壁に吊るされたパネルです。黒森峰女学園チームのマウスです。第二次大戦中のドイツ車輌では最大の武装と防御力を誇った超重戦車です。全国大会決勝戦において、大洗女子学園チームはこのマウスに2輌を撃破され、体当たりの格闘戦で1輌が消耗落伍しました。パンツァー・リートのBGMをバックに、悠然と進撃して128ミリの巨砲を放ち、大洗チームを完全に圧倒してくる姿の印象は、いまでも鮮やかなままです。128ミリというと、旧海軍の駆逐艦クラスの主砲が127ミリなので、ほぼ同じですね。


 44番の食事処「味ごよみ 宮田」に行きました。完全予約制で営業は夕方からなので、訪れた時にはまだ閉まっていました。ですが、戦車パネルは店先に展示してありました。こういう配慮があるので本当に有難いです。


 サンダース大学付属高校チームのシャーマン・ファイアフライです。シャーマンM4A4をベースにした17ポンド砲搭載車で、劇中では副隊長のナオミの搭乗車として登場、大洗女子学園チームの2輌を撃破しています。続いて3輌目もやっつけますが、間一髪の差で味方のアリサのフラッグ車を撃破されました。その際にナオミが見せたかすかな笑みが印象的でした。

 以上で、「ガルパン街なか戦車せいぞろい」の計45輌のパネルを全て回りました。自転車で回りましたから、徒歩よりは楽であったはずですが、それでも大変だったなという気がします。キャラクターパネルの方は一本の道路沿いに並んでいるのでまだ見つけやすいのですが、戦車パネルは大貫地区の全体に広がって分散配置されているので、線上というよりは面上の動きが必要でした。


 県道2号線沿いの松並木のなかのサイクリングロードを走って、北へ戻りました。


 右手に大洗海浜公園が広がっていましたので、立ち寄ってみました。OVA「アンコウ・ウォー」にも登場した三角テントがありました。


 大洗海浜公園は芝生敷きの広い緑地帯で、その先の砂浜が海水浴場ともなる大洗サンビーチです。OVA「アンコウ・ウォー」で歴女四人が踊っていたのは、アングルや景色などから考えて、上画像の芝生の辺りかと思われます。


 大洗海浜公園のなかの広い移動路を走って、大洗マリーナや大洗わくわく科学館の横を通り過ぎました。


 ふたたび県道2号線沿いのサイクリングロードに戻って、「マリンタワー前」信号交差点を通りました。交差点の向こうにはリゾートアウトレットの施設が見えました。


 赤信号で停止したいる間、劇中にて優勝パレードのコースとなった広い道路を見ました。この道を、大洗女子学園チームの8輌がパンツァーカイルの形で学園艦目指して進んでゆくシーンは、いま思い出しても感動的です。


 かつての海岸線沿いの道であったルートに移り、マリンタワーを右手に見ながら走りました。


 前回の訪問時に泊まった「大勘荘」の看板が見えてきましたので、そうだ丸山紗希に会ってゆこう、と思いつきました。


 玄関先の丸山紗希は、思った通りサンタコスでした。ヒゲまでついていました。一階のガラス戸には、前回の宿泊時に納品されていたガルパン網戸がセットしてありました。若主人の小野瀬さんが出てきたので挨拶しました。
「やあ、星野さんですか。また遊びに来られましたか、あいにく今日はもう部屋がいっぱいで・・・」
「いえ、今回は別の所にお世話になってますので大丈夫です、今日はちょっと立ち寄ってみただけでして」
「そうかね、星野さんも大洗にちょくちょく遊びに来てるんかね」
「ちょくちょく、って言ってもまだ二回目なんですが。でもこれからもドンドン行くと思いますんで、またこちらに泊まらせて下さい」
「ああ、どうぞどうぞ。時期によっちゃあ、早めに電話くれないと埋まっちゃうよ」
「春から予約が増えて来ますかね」
「いや、春はまだ空いてるほうだな、夏がやっぱり込むねえ。もともと海水浴の常連さんも居られるし、最近はガルパンファンの客が増えてるからね・・」


 話しながら、若主人は丸山紗希の口についていたヒゲを取って下さいました。すると先よりもよい感じになりましたので、もう一枚撮らせていただきました。
「パネルが丸山紗希に決まった時には、ガッカリされたそうでしたね」
「そうだよ、なんでこんなのが、と思ったもんね。あんまり知らない脇役のパネル置いたってしょうがねえじゃないか、って思ったんだけどさ、でもこの子意外にものすごい人気あるんだよね、びっくりしたよ。いつの間にか丸山荘って呼ばれるし」
「それで例の「丸山荘」改名騒ぎも出てきたんですよね」
「あれはネット上で勝手にやってて広がっちゃったやつだからね、母も言ってたと思うけど改名なんて本当はやるわけないんだよ」
「創業者の大竹勘四郎の名が由来ですもんね」
「そうそう」
 話しながら、大勘荘の本来の名刺をいただきました。名前が若主人のと違うので驚いていたら、「ああそれは先代のです、うちのはまだ追加を作ってないんで」と申し訳なさそうに言いました。私の名刺は、前回の宿泊時に渡してあります。ついでにガルパン名刺の件を尋ねてみましたところ、やはり従来の丸山紗希の名刺は廃止したということです。今後は公式の名刺を出されるんですか、と聞きましたら、「いずれそうなるでしょうね、他がやり出したらウチもやらんわけにいかなくなるからね」と笑っていました。
 すると、いつかは丸山紗希の新たな公式名刺が出るのでしょうか。とても楽しみです。 (続く)

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