気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く12 その3 「鉄板ナポリタンです!!」

2014年12月10日 | 大洗巡礼記

 続いて「丸五水産」に立ち寄りました。奥さんが「今日も隠居さんにお泊り?」と聞いてきたので、そうです、と応じました。おやつに干し芋を買いました。店主さんは大洗町域のあちこちへ配達に回っておられますので、大貫台地あたりも詳しいかもしれないと思って聞いてみましたが、「あの辺はあんまり行かないねえ」と笑っていました。


 店先の缶バッジ展示ボードです。前回は数が不足していた大洗女子学園チームのマークセットの、不足分を寄贈させていただきましたので、8個全部が揃いました。


 11時を過ぎましたので、昼食をとるべく、役場近くの「しゅんさい」に行きました。古民家居酒屋として最近にオープンし、夜は居酒屋、昼は食事処として営業しているお店です。
 このお店については、水戸の友人U氏から「バスタが旨いのでおすすめだ」と教えられたのでした。評判のお店なのか、と聞きましたら、「実は美和が友達と行って気に入っちゃってな、それで僕も連れて行かれたんだが、意外に良い店だったんだ。パスタも酒もうまいし、落ち着くしでさ」と笑っていました。つまりはU氏の奥さんのお気に入りのお店であるわけです。


 そこで、店に入る前に一度電話して聞いてみました。
「わあ、星野さん、「しゅんさい」に行かれるんですか?いいなー、私も行きたい、行きたいですー」
「美和さん、なんでこの店知ってるんですか?」
「先月に、大洗にいる高校時代からの友達と四人で同窓会をやったんですけど、その場所が「しゅんさい」だったんですよ。いいお店だったので、気に入っちゃって、それから毎週行きました。先週も行ってたんですよ」
「おお、常連さんなわけですね。定番メニューは何ですか?」
「ランチですよ、色々あってね、私が好きなのはチキンソテー定食、肉ニラ炒め定食なんです。美味しくてお勧めなんですけど、でも星野さんはガルパンで楽しんでらっしゃるから、鉄板ナポリタンを注文してガルパンのバッジを貰えばいいんですよ」
「バッジ?」
「ええ、ガルパンの缶バッジがおまけにつくんですよ。ガルパンのメニューみたいですね」
「そんなメニューがあるんですか。じゃあ、それでいってみますよ」
 ということで、古民家風の建物に近づいて中に入りました。


 室内は、居酒屋にしては開放的な空間が採られて、古民家の室内建具を活用した民芸調の雰囲気がいい感じを醸し出していました。酒店のような陳列コーナーの作りもなかなか見応えがありました。


 反対側にはカウンター席がありますが、こちらはナイトバーのような雰囲気になっていて、なかなかに良い感じです。昼間に行って落ち着くので、夜に行けばそれこそ「男の隠れ家」的なムードに浸れて心行くまでグラスを傾けて楽しめることでしょう。ですが、酒を飲まない私には、別の世界の話ですね。


 教えられた「ガルパンのメニュー」はすぐに分かりました。カウンター席の上に「アンツィオ風鉄板ナポリ」と「夜限定アンツィオセット」の案内がありました。いずれも鉄板ナポリタンがメインで、昼にいただけるのは前者です。
 お店の方に訊ねたところ、昼のランチでは750円のセットと、ドリンク込みの1000円のセットがあるということでした。喉も渇いていたので、ドリンク込みの1000円セットを注文しました。


 するとドリンクメニューが出てきて、お好きなものをお選び下さい、と言われました。そこでオレンジを選びました。


 裏面には、ランチメニューが列記されてありました。昼は食事処としてこういったものが食べられると分かり、大洗の昼の食事スポットが一つ増えたな、と思いました。水戸の友人の奥さんがお気に入りのチキンソテー定食、肉ニラ炒め定食もありました。


 これが今回いただいた「アンツィオ風鉄板ナポリ&ドリンクセット」です。5分ぐらいで運ばれてきましたのでびっくりしました。ちゃんとガルパン公式缶バッジもつけられていましたが、デザインはアンツィオ高校のモブキャラ二人と判明しました。また新しいのがいつの間にか出ていたんですね・・・。


 で、メインの鉄板ナポリタンは、ボリュームもあって美味しかったです。大洗では他に「ブロンズ」が鉄板ナポリタンを提供していますが、あちらは「お母さんの味」という感じです。こちらのはレストラン風の本格的な味付けで、食べごたえがありました。劇中でベパロニが作っていた鉄板ナポリタンの味は、果たしてどちらに近いのでしょうか。


 昼食後は大洗町役場に行き、教育委員会の文化財担当官を訪ねました。向かいの中央公民館に事務室があると教えられてそちらに行ったら、以前に一度お世話になったことのある方が出て来られました。この方が、大貫台地の中世遺跡群の発掘調査を担当された方なので、ちょうど良かったと感じつつ、例の中世遺跡群のことを色々質問して教えていただきました。道路建設工事の件を尋ねると、「ああ、工事は確か明日から着手するらしいですよ」と言われました。

「明日ですか、明日から工事に入って遺跡は壊されるわけですか?」
「そういうことになりますねえ」
「この秋に発掘をされたそうですが、工事範囲に限ってのトレンチ調査ですか?」
「ええ、そうです。前から遺跡として存在した掘割に一つだけ入れて、堀の遺構を検出したのです」
「実は現地へ明日行こうと考えてるんですけど、トレンチはまだ見られますか?」
「明日だったら、まだそのままあると思いますけど」

 その答えの通りであることを祈りつつ、御礼を言い、最後に大貫台地の中世遺跡群の発掘調査報告書は図書館で閲覧出来るかどうかを尋ねました。「それだったら、差し上げますよ。いま持ってきますので」と言い、事務室の奥に行って戻ってきて、二冊の分厚い報告書を下さいました。思ってもみなかったプレゼントに、やっぱり大洗はいいところだなあ、と感じてしまいました。
 いただいた発掘調査報告書は、平成12年刊行の「飛城・常福寺遺跡」および平成13年刊行の「登城遺跡」で、いずれも図版を含めて500ページぐらいの大型報告書です。他の自治体であれば、5000円前後で販売しているクラスの刊行物です。
 ただ、重たいのには困りました。ザックに入れることも出来ないので、片手に一冊ずつ持って、上写真の坂道を歩いて曲がり松商店街へと向かいました。


 とりあえず宿の「さかなや隠居」に立ち寄って荷物だけ置かせてもらうことにし、重たい発掘調査報告書二冊も部屋の机の上に置いて、再び外に出ました。この日の午後には、前回行った浅間神社へ行って境内地の図面をスケッチし、城跡かどうかを見極める予定でしたので、スケッチ用の筆記具とB5サイズの厚紙が必要となりました。それで「坂本文具店」へ立ち寄って調達しました。


 続いて「鳥孝」に立ち寄り、稲石さん夫婦に挨拶して少し雑談をし、今回の自作ガルパン缶バッジおよび同人系缶バッジを寄贈させていただきました。奥さんは、最近に私のブログを知ったそうで、時々記事を読んでるよ、と笑っていました。

「星野さんのブログ、私たちのこともぜえーんぶ書いてあるじゃない、びっくりしちゃったよお」
「大洗巡礼のレポートですからねえ、出会った方々、見てきたもの、交わした会話はそのまま書いていますよ」
「本当だねえ、ここで今までに色々話したこと、みーんなそのまま載ってるもんねえ」
 そう言って笑う奥さんに、「どうやって私のブログを知ったんですか?」と尋ねると、「有賀神社で検索してたら、あっこれホシノって書いてあるけど、あの星野さんのブログかな、あれ?、ええっ、って感じで。それで少し読んでみたら、うちのことも書いてあるし、どうみても星野さんのブログだな、って分かったの」と答えてきました。
 そういえば私の大洗ガルパン巡礼は、有賀神社のお磯下り神事を見に来い、と水戸のU氏に勧められたのがきっかけでしたね・・・。


 それから浅間神社へ向かうべく、商店街から髭釜の旧街道の支道を歩きました。


 ココストアに立ち寄っておやつと飲み物を買い、大貫商店街の街路に引き返して「みむら時計店」に立ち寄り、眼鏡のネジが少し緩んでいたのを直していただきました。大貫商店会の歴史探訪スタンプラリーはまだやってますんで、良かったらどうぞ、とスタンプ用紙もいただきました。

 浅間神社へはこれから行く予定であるし、その横の旧街道をちょっと歩いて西光院の裏手まで行こうかと思っていたので、諏訪神社の前も通ることになります。歴史探訪スタンプラリーの四ヵ所のポイントのうちの三ヶ所を回ることになるので、せっかくだから歴史探訪スタンプラリーの方も同時に楽しんでいこう、と決めました。 (続く)

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