塗装を終えて乾燥させたのち、つや消しクリアーを軽く吹き付けて仕上げました。
側面観です。実は、劇中車に合わせて一ヶ所だけ細部を修正工作してあります。どこだかお分かりでしょうか。
こちらの面は、キットのまま組み上げた状態です。
軍用トラックにしては小型でスマートな外観です。現在の2トントラックより小さいように思えます。農場か牧場の中を走っていれば、穀物袋または牛乳瓶でも積んでいそうな雰囲気です。
低く傾斜したボンネットが印象的です。運転席からの視界は抜群だったようです。私自身、ボンネット部が低く傾斜する車に長く乗っていましたから、前方視界の素晴らしさの有難味がよく分かります。
で、今回は、お約束のお二人に登場いただきました。黒森峰女学園チームの隊長と副隊長です。
この感動的なシーンも再現してみたいですね。
早速トライしてみましたが・・・、うーん、いまいちですね・・・。
次は、このシーンを・・・。
お姉ちゃん、デカイなあ・・・。1/35スケールの車輌に約1/16スケールのねんどろいどぷちでは、ちょっと無理がありますね・・・。
さらに、このシーン・・・。
逸見エリカが怒った表情のままです・・・。ホラ笑顔、笑顔になって下さい、って・・・、無理ですな・・・。しかもお姉ちゃん、ピンボケになってますし・・・。
かくして、黒森峰女学園チームのクルップKfz.70プロッツェが完成しました。製作日数は、2017年11月17日から22日までの6日でした。組み立てに2日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりましたが、組むのも簡単なタミヤキットですので、一気に作れば1日で仕上げられると思います。
劇中車は、全容が出ることはなく、左側面の一部のみが出たにとどまりますので、ガルパン仕様への修正改造は一ヶ所のみでした。左側ホイルアーチの上にセットした三角タンクD16に注ぎ口をブラ材で追加しました。
あとは何も考えずにサッサと作りましたが、今考えるとフロント左側の識別標識や前後のナンバープレートは必要無かったのかもしれません。
トラックの後軸は大体において左右繋がっていて一本の棒なのですが、独立懸架になっているのが凄いです。ラリーなどに使う競技車両ではなく、"武人の蛮用に耐える"軍用トラックでそうですから。
水平対向エンジンも低いボンネットを実現させるための物だと思います。米軍で言うハーフトラックに相当する兵員輸送車の多面体のカタチと言い、ドイツ人のこだわりなのでしょうね。
ドイツ軍の多種多様な兵器は我々マニアの心をくすぐるのですが、用兵側が要求する兵器を次々に登場させたと言うより、供給側がマッド的だったように思えます。現場の整備中隊は、複雑なフォルムで多種多様な戦闘車両の数々に大いに翻弄されたでしょう。
これらを駆使して一時はあれだけの戦線を維持していたのですから、機械を使いこなす粘り強さと言うか、ドイツ人だから出来たのでしょうね〜。
これの次に日本のクルマ作ったのですが、なんか素朴っぽい構造で・・・・。
>機械を使いこなす粘り強さと言うか、ドイツ人だから出来たのでしょうね〜。
日本人でも出来ると思いますよ。ガルパン大洗には自動車部レオポンさんチームがいらっしゃいますし。