気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く2 その1 「ラッピング列車1号車です!!」

2014年01月03日 | 大洗巡礼記
 去る2013年12月14日の夜から、三泊四日の旅程で再び大洗へ行って来ました。11月に行って、その一カ月後にもう一度行く、というのは、よっぽど楽しくて面白かったからです。行きたかったのに行けなかった所が多かったし、食べてみたいものが多かったからです。11月の訪問時に、大洗という場所の、本来の良さや風情の一部を垣間見ることが出来たのも大きかったです。ガルパンの舞台であるという点とは別に、大洗という土地が以前から持っている色々なものに、もっと触れてみたくなったのです。

 その思いを後押しするかのように、12月15、16日が連休となって、11月の訪問時と同じく夜行バス利用をともなう一泊二日のプランが可能となりました。その後に「五十鈴華さん誕生日イベント」の記事を書いて、私自身もイベントの日には大洗に居るかもしれない、と述べたわけです。
 その記事をアップした日の夜、水戸の友人から電話が掛かってきました。
「おい、12月16日には大洗に居るのか? 先月の有賀祭に行ったばかりじゃないか・・・。・・・冗談だろ?」
「いや、冗談じゃなくって、いまのところ本気で検討している」
「ほう、そうなのか、君はいよいよ本物のガルパンファンになりつつあるのか」
「最初から本物やで・・・」
「これは失礼。で、また夜行バスだろ? いつだ?」
「15日から連休になったんで、14日の夜行バスで行って、15日はどこかに一泊して、16日の夕方に帰ろうかな、と思うんやけど」
「そうか」

 ところが、その翌日に勤務計画が突然変更になりました。年末年始はずっと勤務をすることとなり、その代休が12月の17日と18日に入ったのでした。驚愕の4連休が実現してしまい、しばらく呆然となり、次には「絶好のチャンスだ」と奮い立ったのでした。
 早速、予定を三泊四日に変更したうえで、夜行バスと宿の予約を取りました。それから水戸の友人に連絡しました。
「何だと !? 15日から18日まで4連休になったのか !? ものすごいラッキーなことだな・・・。それで、18日まで居るわけか、なるほど・・。ちょっと待て、嫁さんに代わるから」
 すぐに女性の声が響いてきました。彼女も、京都造形芸術大学に通っていた時期の同級生でしたから、よく知っています。
「星野さん、お久しぶりです。お元気そうですね。また大洗へ行かれるんですか?」
「ええ、とりあえず4連休をフルに使って、18日まで滞在しようかと思っとるですよ・・・」
「それでしたら、18日のお昼に家にいらっしゃいませんか? 主人も休日ですし、お昼御飯を御馳走しますので。プチ同窓会って感じで楽しんでいっていただければ・・」
 ということで、18日の午後に水戸市内原の友人宅にお邪魔する予定も加わりました。


 かくして12月14日の23時、JR京都駅八条口の夜行バス乗り場に着きました。前回と同じ場所なので、記念写真も似たり寄ったりになってしまいました。


 今回も関東鉄道の水戸行き夜行バス「よかっぺ」号を利用しました。前回は満車でしたが、今回は乗車率五割ぐらいで空いていたため、乗車時に「チケットには席番がありますけんど、空いていますんで窓側のお好きな席へどうぞ」と言われました。でも発車後すぐに眠りに落ちてしまい、目覚めたら翌朝の7時40分になっていました。


 今回は、ほぼ時刻表通りの8時02分に終点の水戸駅南口に着きました。乗車時間は約8時間ですが、ほとんど寝ていましたから、あっという間に水戸に着いたという気がしました。


 お馴染みの景色です。今回の旅程では18日の午後に水戸市の友人宅に立ち寄るので、駅ビルのビッグカメラとかも時間があったら寄って行こうかと思いました。


 水戸駅の南口にあるコインロッカーを、参考までに見ておきました。大洗にコインロッカーや手荷物預かり所が無いというのであれば、遠方から大洗に旅するガルパンファンが荷物を安心して預けられるのは、この水戸駅南口のコインロッカーということになります。収容スペースが小型、中型、大型の3種類あり、それぞれの当日料金が300円、400円、500円です。
 私は今回も荷物を最低限にとどめてザック一つにまとめていました。お土産を買って荷物が増えてきたら、宅急便で送ることに決めていました。


 鹿島臨海鉄道の切符売り場です。


 今回買った切符です。25年12月15日の日付が入っています。


 前回と同じく、8時21分発の鹿島神宮行きに乗りました。


 8番線ホームへ降りるエスカレーターの上には、大洗磯前神社の電光広告板があります。今回、その本殿の外観が藁葺き屋根であることに初めて気づきました。11月の訪問時は有賀祭の最中でしたので、拝殿から本殿へ回って見学することが出来なかったのです。今回は本殿も拝んでいこう、と思いました。


 鹿島臨海鉄道は、水戸駅の8番線から出ています。次の駅は「東水戸」です。


 まもなく列車がホームに入ってきました。


 この日は、ガルパンラッピング列車の運行はありませんでした。いずれ乗ってみたいのですが、18日までの滞在中にも都合よく乗れる列車が無いのでした。残念でしたが、次回の楽しみにとっておくことにしました。


 大洗駅に着きました。列車は5分ほど停車していたため、その外観を、よく晴れた青空のもとで撮ることが出来ました。


 駅名表示板を撮影しようとして、反対側ホームの向こうの待機線にガルパンラッピング列車が停まっているのに気付きました。そう言えば、ラッピング列車は、運行しない日は大洗駅に駐機していることが多いと聞きました。その通りでした。思わぬ幸運に巡り合えた気がしました。


 ラッピング列車は、1号車と2号車の二両があると聞いていますが、これはラッピングのデザインが従来から知られているものなので、1号車だと分かりました。


 最初は乗れない、見られない、と思っていただけに、本当に嬉しかったです。早速、反対側のホームに移動して、ラッピング列車の1号車を近くで見ました。


 車体には大洗女子学園戦車道チームの初期五輌の戦車とそれぞれのマーク、あんこうチームの五人が貼られています。両端の運転席サイドには大洗女子学園の校章が誇らしげについています。左下の人影は、撮影している私です。


 車体の左半分です。


 車体の右半分です。あんこうチームの五人が目立っています。


 あんこうチームの五人をズームで拡大撮影しました。五人が座ったり寝転んだりしているのは、どうやらⅣ号戦車の砲塔の上のようです。


 同じ待機線の離れたところには、2号車も駐機していて、点検作業中でした。1号車だけでなく2号車も見られるとはまったくのラッキーでした。今回も大洗の旅が楽しくなりそうだぞ、と嬉しい気分になりました。


 2号車は、離れた所に停まっていたのですが、デジカメの望遠モードで大きく引き寄せて撮影してみました。ラッピングデザインはより多彩になっていて、あんこうチーム以下大洗女子学園の面々のほか、対戦校の主要キャラクターも見えました。1号車と異なる点は、ドアが開くと見えなくなってしまう部分があることです。
 このときは離れていた2号車でしたが、今回の滞在中に間近で見る機会があったのは、重ねてのラッキーでした。 (続く)

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