塗装および塗装後の組み立てを完了しました。あとは、デカールを貼るだけです。
今回もモデルカステンのガルパンデカールセットのお世話になりました。上図中央にJPとあるのがヤークトパンターのことで、その上の大きな二枚の黒森峰女学園校章を使用しました。
切り出したデカールは二枚だけですが、キットと劇中車の車体寸法が微妙に異なっているため、デカールの貼りつけ位置にも微調整が必要でした。
デカールを貼り、つや消しスプレーを吹き付けて乾燥させた状態です。車体色はやや暗めであるせいか、全体的に落ち着いた色感にまとまっています。
斜め後ろから見ました。車体がパンターと同一なので、よく似た雰囲気があります。
ガルパンの劇中車は、黒森峰チームの他の車輛と違って牽引フックなどの細部が黒鉄色などで塗り分けられていますので、その通りに塗りました。
車外装備品はもちろん、ワイヤーロープの独特の回し方もなんとか再現出来ました。これで車体寸法が一致していれば良かったのですが・・・。キットは劇中車よりも車高が低くてスマートに見えます。
ヤークトパンターが完成したその日・・・。
西住まほ 「新車輛の受領を記念して特別に体験乗車を実施する。まずは、自己紹介を」
ユーディット 「ユグヴァルランド高校三年古妖魔組、ユーディット・スノーレヴィクです」
このキャラクターの所属アニメは「アスタロッテのおもちゃ」、公式サイトはこちら。
黛由紀江 「川神学園一年C組、黛由紀江です。宜しくお願いいたします」
このキャラクターの所属アニメは「真剣で私に恋しなさい!」、公式サイトはこちら。
西住まほ 「それではヤークトパンターに乗車を」
ユーディット 「ハイ」
黛由紀江 「ハイッ」
西住まほ 「走行中は揺れるのでハッチにしっかりつかまって」
ユーディット 「派手に揺れるのですか?」
黛由紀江 「どこまでつかまったらいいのかな松風?」
初めての戦車に楽しそうなお二人。
ユーディット 「若い頃は派手だったからね、派手に88ミリを一発ドカンと・・・」
黛由紀江 「それじゃあ戦闘確定じゃないですか!?敵はいずこ・・・?」
走行するヤークトパンター。
黛由紀江 「思ったよりも早く走るんですね・・・、聞いてる松風?」
黛由紀江 「ロッテ屋敷の女官長どの、いかがですか?」
ユーディット 「戦車とはこういうものか、メルやウルスラ大佐に見せたいな」
体験乗車を終えて・・・。
ユーディット 「ジーク、ハイル!!」
黛由紀江 「ハイル!!」
西住まほ 「いや、ウチはドイツ軍じゃないんだ・・・」
(もろにドイツ戦車軍団じゃないですか・・・)
ともあれ、黒森峰女学園チームのヤークトパンターが完成しました。製作日数は、2015年6月28日から7月15日までの18日間でした。組み立てに約11日、塗装に2日、塗装後の組み立てに1日かかりました。
ヤークトパンターは現時点で公式キットがありません。劇中車はドラゴンのキットに準拠しているようですが、今回は入手しやすく作りやすいタミヤの公式キットを使用しました。ガルパン仕様への改造や追加工作は数多く、黒森峰女学園チームの所属車輛のなかではけっこう難易度が高いです。
ただ、車体がパンターと同一で、車外装備品も大部分は共通なので、先にパンターG型を作ってある程度慣れておくと、ヤークトパンターの車体は二度目となって楽に作れることでしょう。
いずれにせよ、ガルパン戦車の中では色々と手間がかかるケースです。大洗チームや黒森峰チームの所属車輛を幾つか作って、ある程度経験を積んでから取り組むのが良いでしょう。