ステップ20では、左右側面のシュルツェン架などを取り付けます。私の制作においては、ステップ9で接着を後送りにした各部品も、このステップでまとめて接着しました。操縦席バイザーや機銃ポートなどのパーツは、砲身を取り付けないと接着位置が定まらないからです。また、A2は劇中車にはありませんので不要です。
この段階でのガルパン仕様へのポイントは二つです。一つは前面のトラベリングクランプのヒンジ部分の形状の修正です。もう一つは、左右側面のシュルツェン架のうちの赤枠指示分の取り付け位置の変更です。
左右側面のシュルツェン架の取り付け位置は、御覧のように車体パーツ上に窪みやガイドとしてモールドされています。これらを修正します。
窪みをパテで埋め、線のガイドは削り取りました。
シュルツェン架のパーツP5を切り出しました。片側に5個ずつ取り付けますが、左右で完全に対称になっておらず、左側の前から5番目だけが若干後ろ寄りにつけられますので、注意が必要です。
取り付け位置は、公式設定資料図やアニメシーンなどを参考にしましたが、直接的には転輪との位置関係によって見定めるほうが分かりやすいです。
前面のトラベリングクランプのヒンジ両端部分は、パーツC13、C14ではなく、プラ材で自作したものを取り付けました。ライトもガイド指示通りに取り付けましたが、そのコードは劇中車にも見えませんので、再現は見送りました。
ステップ21では、後部側面の装甲板などを取り付けます。予備履帯のB8は劇中車にはありませんので不要です。
後部側面の装甲板B29、B30を切り出して取り付けました。
後部フェンダー下端の小さなバックランプA1を取り付けました。
主砲照準器のペリスコープC61を取り付けました。
ステップ21の工程が終了しました。この時点でもエンジン点検ハッチを逆にはめこんだままだったのですが、それに気づいたのはずっと後の事でした。 (続く)