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アンツィオ高校 P40重戦車 作ります!! その6

2017年07月18日 | ガルパン模型制作記

 ステップ10では、車外部品のボックス、エアクリーナー、ジェリカンラックを組み立てます。エアクリーナーは左右2つありますので、2個組み立てます。
 ジェリカンラックは、エッチングパーツの1を用いて作ります。ガイド指示では7個作るとありますが、劇中車は3個のジェリカンを装備しますので、ガイド指示通りの折り畳み状態にするのは4個です。


 準備しておいた、アスカの「WWⅡイタリアジェリカンセット」の余りパーツです。以前に同じアンツィオチームのM41セモヴェンテを製作した際に使用しています。


 キットにはもともとジェリカンのパーツが入っておらず、ガイド指示では、ジェリカンラックは7つとも折り畳み状態になります。
 上掲の公式設定資料図を見ますと、劇中車においては右側面に1個、左側面に2個のジェリカンが装備されています。それに合わせてジェリカンを3個作り、ジェリカンラックの3つをそれに巻き付けます。残る4つを折り畳み状態に仕上げます。


 ジェリカン3個を組み立てました。


 ボックス、エアクリーナー2個のパーツです。


 組み立てが完了しました。エアクリーナー2個の底のツメはまだカットしていません。


 エッチングパーツの1を7つ切り出しました。


 4つはガイド指示通りに折り畳み状態に仕上げました。残る3つはジェリカンに巻き付けました。ジェリカンは左右ともキャップが後ろになりますので、向きを間違えないようにしました。
 上図の上列が右側面の並び、下列が左側面の並びです。

 周知のように、ジェリカンにジェリカンラックを巻き付ける際には、十字部分がジェリカンの底部を支えるようにするのが正しい形です。しかし劇中車の状態は、折り畳み状態とジェリカン装備状態とが同じ外見にて揃うという謎仕様になっています。
 おそらく、製作サイドにて、ジェリカンラックの展開状況が正しく理解されていなかったのでは、と推測されます。ですが、こうした部分もあえて忠実に再現することによって、「ガルパン戦車らしさ」という要素を強調出来るのでは、と考えます。


 ステップ11では、前照灯、前部牽引ホールド、起倒式アンテナ、左側フェンダー上のマフラーとボックスを取り付けます。このうち起倒式アンテナとマフラーは塗装後に取り付けますので、ここでは接着しません。
 ステップ12では、左側面のジェリカン2個、ジェリカンラック2つ、エアクリーナー、円筒ジャッキ、起倒式アンテナ、車外装備品2点を取り付けます。このうちエアクリーナーの接続パイプB12、車外装備品2点は塗装後に取り付けますので、ここでは接着しません。


 前照灯、前部牽引ホールド、起倒式アンテナのパーツです。右の透明ブラ板の中央の円二つは、前照灯のレンズ部分ですが、これは塗装後に取り付けます。


 前照灯、前部牽引ホールドを取り付けました。起倒式アンテナは、横に倒してセットする状態で仮組みしました。劇中車のように立てて黄色のフラッグを付ける場合は、アンテナの基部の角度を修正する必要があります。


 マフラーは仮置きし、ボックスは接着しました。


 エアクリーナー、ジャッキ台、車外装備品2点のパーツです。


 フェンダー上のエアクリーナーの取り付け範囲を綺麗にヤスって均しておきました。


 エアクリーナーです。底部のツメがまだついたままです。このまま置くと底部が浮き上がります。


 ワンシーンで見ると、劇中車のエアクリーナーは、底部がフェンダー上にピッタリくっついています。


 そこで、エアクリーナーの底部のツメを4つともカットして底辺をフラットにしました。


 この状態でエアクリーナーをフェンダー上に取り付けました。これが本来の組み合わせ状態であるため、接続パイプのB12もカチッと綺麗にはまりました。B12は塗装後に改めて接着する予定です。


 この段階での接着パーツはエアクリーナー本体と円筒ジャッキのみで、接続パイプB12、車外装備品2点は塗装後に取り付けます。


 左側面のジェリカン2個、ジェリカンラック4つを、公式設定資料図や劇中シーンなどを参照して取り付けました。あらかじめ定規で全体の並びを計測して、大体の取り付け位置を決めましたが、多少のズレがどうしても生じます。

 なぜかというと、劇中車は、もともと実車およびキットよりも車体寸法がやや大きくて背が高いため、側面の面積もキットの状態よりは広いです。ですが、ジェリカンおよびジェリカンラックは逆にやや小さいサイズで描写されています。キットでは劇中車よりもやや狭い側面に、劇中車よりもやや大きいジェリカンおよびジェリカンラックを貼りつけますので、見ようによってはオーバースケールかな、という感じになると思います。
 この誤差は、キットの車体パーツそのものを劇中車に合わせて全面的に改修しないと解決出来ませんので、仕方がないものと割り切っておきました。 (続く) 

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