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「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く19 その12 「朝の出発です!!」

2015年10月30日 | 大洗巡礼記

 大洗駅から遠回りで大貫に歩き、みむら時計店に立ち寄りました。ガルパン眼鏡拭きの劇場版バージョンを買い、店主の三村さんと少し話をしました。劇場版が公開された後の商店街の有り方についての興味深い御見解をうかがうことが出来ました。


 宿に戻りました。玄関わきの壁には、新たな丸山紗希デザインのタペストリーが掛けてありました。この時期の食事つき宿泊プランの特典にもついているものだそうです。素泊まりの場合は同じ図柄のポストカードがつきました。描き下ろしのオリジナル画で、建物の外観もそのまま描写されています。


 夜は、風呂に入ってテレビを見たりしてのんびりとくつろぎました。ムーンリバーの音楽も聞こえてきました。その後、水戸の友人U氏から電話がかかってきたので、今回の報告を含めて長々と雑談しました。

 翌朝は7時に起床し、そのまま間を置かずに出発しました。台風が近づいているということで、午後から天気が荒れるとの予報でしたので、朝早くに大洗を出て帰途につくことにしました。昨日一日で大洗散策は充分に楽しんだので、さっと帰って東京でちょっと寄り道していくか、という考えでした。


 小野瀬さんに挨拶し、支払いを済ませつつ、一階ロビーが片付いて広々としているのを指して「展示品はどこかに仕舞われたのですか」と訊ねました。
「いや、家の方にみんな置いてありますよ。とりあえず整理してこういうふうになってますがね、また増えるでしょうから、そのうちに色々並べるでしょうなあ」

 何か諦めたような、淡々とした言い方でした。つまり、ファンの方々からの寄贈品の波は、今後も止めようが無い、ということでしょう。見方によっては「押しつけ」にもなっている品々ですので、お店によっては取扱いに苦慮されているところも少なくないようです。
 近頃は、ブームも一段落して、イベントもマンネリ化して、巡礼者も減ってきて、劇場版でだいたいラスト、ということになっていますので、今後もずっとグッズ類を山ほど飾っているわけにはいかないだろう、という空気さえ出てきているようです。
 最終的には、公式グッズだけに絞る。それらはアウトレット内のギャラリーにもう集約されているのだから、そこへ行けばガルパンの世界にいつも会える、ということで一本化してゆくのが自然だろう、という考え方も出ているそうです。要するに大洗ガルパンのムーブメントも、起承転結の「結」の段階に達しつつあるのかもしれません。


 それでは、丸山ちゃん、さようなら。


 まだ7時半過ぎなので、商店街はまだ眠ったままでした。


 一昨日の夕食をいただいた、大野あやのお店です。


 外装がオレンジ色なのは、旧店舗のそれを引き継いでいるようです。通りに面した角の大きなウインドーは、どうやら新旧のキャラパネルを並べて見せるための設えなのでしょう。


 新旧のキャラパネルの、これが定位置になったようです。このままで動かさなくても良いので、お店としては楽になったのでしょう。


 外にある防災用収納箱みたいなボックスは、旧店舗時代の装備品のようです。ファンの落書きだらけです。


 玄関口も洒落た造りです。駐車スペース表示板にはしっかりM3中戦車リーのシルエットがピンク色で表されていますし、営業時間外なのに「一生懸命営業中」の表札が懸けられたままです。店名も本来の「道」で看板に刻まれてありますので、以前の「戦車道」は単なるジョークに過ぎなかったようです。


 大洗駅に向かう途中、劇場版予習PVに出てきた景色を見ました。あんこうチームの戦車が単独でこの路地へ進んでいましたね・・・。


 優勝パレードコースとなった道に出ました。


 大洗駅に着きました。次の列車の時刻は7時55分でしたが、時計を見るともう50分を過ぎていました。


 急いで切符を購入し、改札口から通路を急ぎました。朝の8時前という早い時間に大洗を出るのは、今回が初めてでした。台風接近が首都圏の交通機関に影響を及ぼさないうちに帰る、という一念でしたので、大洗にもう少しとどまりたい、などとは全然思いませんでした。
 水戸駅に着いて駅ビル内の吉野家で朝食を食べ、川又書店で本を購入してガルパンしおりをゲットしたのち、8時48分発の特急で上野へと向かいました。


 東京に着いてみると、天気がまだ少しはもつようなので、秋葉原に立ち寄って一時間ほどアニメショップ巡りをやりました。ガルパングッズはどこでも少なかったですが、ねんどろいどぷちの五十鈴華を500円、にいてんごの西住まほを200円、カラコレの西住みほ黒森峰バージョンを200円で買えました。
 予想外の戦果に満足して駅に戻ると、途端に雨が降り出しました。傘を用意していないままでしたので、間一髪でした。

 東京駅に移動し、駅の一番街でラーメンを食べ終わった時に、Sさんから御礼の電話がありました。こちらも謝辞を述べ、お互いの道中安全を祈って、今後の交流をも約しました。その際に、こんな質問を受けました。
「劇場版の公開日までに、大洗と黒森峰の戦車のプラモデル、みんな作られるんでしょうか?」
「うーん、大洗の方はなんとかなるかもしれませんけどねえ、黒森峰はちょっと間に合わないかもね・・・」
「やっぱり、ラスボスのマウスが時間かかりそうですもんね」
「いや、マウスはね、私の制作予定では除外しとるんですよ」
「えっ、そうなんですか。じゃあ、黒森峰は、あの、八輌で終わりってことでしょうか?」
「いや、九輌作りますよ・・・」
「そうですか、その九輌目っていうのは一体・・・」
「まあ、いずれブログで書きますんで、気長にお待ち下さい」
「あっ、そうですよね、楽しみにしてます。あの、色々とどうも有難うございました」
「いやいや、そちらこそ」

 そのSさんとは、二週間後に京都で偶然再会することになります。大洗で出会ったガルパンファン同士の縁というものは、時には続くこともあるのだな、とその際に感心せずにはいられませんでした。

 以上にて、「ガルパンの聖地・大洗を行く19」のレポートを終わります。

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2 コメント

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 (ナガシマ)
2015-10-30 15:41:43
"戦車"道は、やはりジョークですよね。本気で店名を変えるとは思っていませんでした。
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あくまでジョーク (ホシノ)
2015-10-30 22:49:54
あくまでジョークでしたね。
店名というのは営業認可などの手続きにおける重要項目なので、変更は原則として無い、と聞いたことがあります。
なので、あくまでジョークでしたね。
返信する

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