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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く7 その1 「大洗駅と勝田駅です!!」

2014年08月06日 | 大洗巡礼記
 前回の大洗行き(2014年5月11日~15日)にて那珂湊エリアを散策した折、商店街のパン屋「みなとパン」にて、面白い話を聞きました。ガルパンのキャラクターのうち、河西忍、佐々木あけび、澤梓、宇津木優季の四人が那珂湊を含めたひたちなか市の出身であるということになっていますが、「それをなんとかうまく利用してイベントをやれないか、っていう話が商工会やら青年団やらの方であるみたいですよ」という話でした。その時点では噂レベルであったらしいので、そうなんですか、と応じるにとどまりました。
 ところが、その数日後に、6月からのガルパンイベントとして正式に起ち上げられた事を知りました。名付けて「世界一楽しい片道切符」というものでした。案内情報はこちらでした。

 私の大洗行きは、通常期もしくは閑散期に実施することが多いので、あんこう祭や海楽フェスタなどのイベント等には縁がありませんでした。去年の12月の滞在中にたまたま五十鈴華誕生日イベントがあったため、ついでに参加してきたのが唯一のガルパンイベント経験でありました。なので、今度のひたちなかの「世界一楽しい片道切符」イベントにも最初はあまり関心が湧かなかったのでした。

 しかし、案内情報を読んで、経路にひたちなか海浜鉄道の勝田~那珂湊区間が含まれていると知り、にわかに興味を持ちました。前回の大洗行きにて那珂湊エリアに出かけた際にひたちなか海浜鉄道の那珂湊~阿字ヶ浦の区間を往復乗車したのですが、意外に楽しかったので、残る勝田~那珂湊の区間も体験してみたくなったのでした。その区間がひたちなか海浜鉄道のメインルートであると知るに及んで、これに乗ってみたい、この区間を乗ったらひたちなか海浜鉄道の全線を体験したことになる、と考えました。

 私は鉄道マニアではありませんが、20代の頃から月一回ぐらいの旅行を主に電車利用で楽しんできたため、鉄道に乗るのは好きです。これが地方鉄道となれば余計に旅情をそそられます。最近はガルパンファンとしての動きを大洗とその周辺地域で繰り返しているので、今回のイベントをガルパン絡みで楽しんで大洗行きのコースに組み込むのも面白そうだ、と考えるに至りました。
 思い立ったら即実行、ということで、次の大洗行きの日時を6月11日~13日に決め、その初日にひたちなかの「世界一楽しい片道切符」イベントを楽しむことにしました。


 かくして6月11日の朝8時半にJR水戸駅からスタートしましたが、時刻表などを調べていて「世界一楽しい片道切符」のルートの列車とバスの接続が余り良くないことに気付きました。
 このイベントコースは、水戸駅の次の駅である勝田駅を起点とし、ひたちなか海浜鉄道で那珂湊駅まで行き、それから茨城交通バスに乗り換えて大洗まで行きますが、那珂湊駅での乗り換え待ち時間が長いので、思ったよりも移動に時間がかかるのです。バスの運行が無い時間帯もあるので、なるべく乗り換え待ち時間が短い時刻に合わせる必要がありました。

 その時点で、水戸駅を9時34分に発して勝田に向かう案をまとめたのですが、それまで水戸駅で一時間以上も待機するのもつまらないので、鹿島臨海鉄道で大洗駅まで往復することを思いつきました。この時期、大洗駅ではインフォメーション入場者10万人達成記念のガルパン缶バッジを配布していたので、それを貰うのも良いかな、と考えたからです。
 こうして8時44分発の大洗行き列車に乗り込みました。平日なのに相当数のガルパン巡礼が乗り込んでいましたので、おそらくは10万人達成記念のガルパン缶バッジが目的なのだろうと思いました。ガルパンファンの考える事は同じですね・・・。


 もはやお約束となった、大洗行き切符の記念撮影写真です。


 大洗駅に着き、インフォメーションコーナーに移動して10万人達成記念のガルパン缶バッジをいただきました。デザインが誕生日記念イベント時のヘッドマークのそれっぽいものでした。でも誕生日記念日ヘッドマークの実物は、西住みほが右を向いているデザインでしたね。


 時間が無いので、すぐに復路の切符を購入し、水戸行きのホームに移動しました。お約束の二番目は水戸行き切符の記念撮影写真です。


 列車は2分後にやってきました。今回も残念ながらラッピング列車ではありませんでした。果たして乗る機会に巡り合えるのでしょうか。



 常澄駅への途中、左側の窓から水田の中の絵が見えました。水戸市のマスコットキャラクター「みとちゃん」の形に苗を植えてありました。よくやりますなあ・・・。「みとちゃん」についての情報はこちら


 水戸駅に戻ったのは9時22分でした。予定している勝田行きの列車の時刻まで12分あるので、急いで駅北口の茨城交通案内所まで行ってガルパン回数乗車券を買いました。前回も前々回も買い忘れたものだけに、やっと、でした。


 9時34分発の高萩行きの列車です。この列車は、勝田~水戸間は8両編成で運転されますが、勝田から高萩までは4両編成となります。つまり勝田で4両分を切り離すわけです。その勝田までの4両分の行先表示が上画像のように「勝田」となっていました。


 勝田駅に着きました。この駅が、ひたちなかの「世界一楽しい片道切符」イベントコースの起点でした。那珂湊経由でバス路線に転じて大洗町域を回って鹿島臨海鉄道の大洗駅まで繋ぐわけです。切符そのものは水戸駅まで利用出来ますので、起点が勝田で終点が水戸になります。その逆コースは設定されていないため、勝田から那珂湊、大洗を回って水戸まで行くコースのみが「世界一楽しい片道切符」の対象となっていました。


 勝田駅内を一番線ホームへと向かいました。乗り場は四番線までありますが、二番線からは全て常磐線で、一番線はひたちなか海浜鉄道湊線の発着点となっています。


 一番線ホームは、勝田駅内にあってはひたちなか海浜鉄道の施設として別扱いになるため、その入口にはひたちなか海浜鉄道が業務を行う中間改札が設けられており、さらに二番線ホームとの間に柵が設置されています。この中間改札口で、ひたちなかの「世界一楽しい片道切符」を販売していました。


 購入した「世界一楽しい片道切符」です。河西忍、佐々木あけび、澤梓、宇津木優季の四人もしっかりデザインされていて「ガルパン切符」そのものです。一枚1080円でした。


 「世界一楽しい片道切符」の裏面は、スタンプラリーのシートを兼ねていました。ひたちなか海浜鉄道の勝田駅、列車内、那珂湊駅および鹿島臨海鉄道の大洗駅の四ヶ所にスタンプが設置されており、最初のスタンプは勝田駅の一番線への中間改札口にて押しました。澤梓でした。


 勝田駅の駅名表示板です。前月の阿字ヶ浦駅までの往復の際にも各駅のそれを見かけましたが、いずれも変わったデザインです。駅の由来や駅周辺の様相がモチーフになっているようですが、勝田駅のデザインにおいては、「勝」の字の右上部分の日の出の形がひたちなか海浜鉄道の社章の上半分を用いているようです。「田」の字はビルのように見えますが、勝田駅前のビル群を表しているのでしょうか。 (続く)

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