旧上岡小学校の校舎内部は、大部分が公開されていて、自由に行き来出来ました。芸術祭の展示を見に来た一般観光客が大勢居たので、その邪魔をしないように心掛けて移動しました。
教室棟は、展示室として開放されていました。本来は机や椅子が並べられているそうですが、全て片付けられて芸術祭の展示品が陳列されていました。
正面中央玄関から入って真っ直ぐに進むと、上の校舎に通じる階段状の通廊に入ります。劇場版で、ギャラクシーの飛来に気付いたアヒルさんチームおよびウサギさんチームの面々が駆け下りてゆく場所です。
劇中シーンそのままですね。
通廊の窓からみた光景です。この建物部分に職員室や校長室や放送室などが入っています。
通廊を登り切って左に折れると講堂に入ります。劇場版では角谷杏生徒会長から全員に重大発表がなされ、大学選抜チームとの試合が決定、それに勝利して学園艦を取り戻そう、と全員で気持ちを一つにした感動のステージです。
床面に大きく敷かれた黒いアクリル板は、芸術祭展示品の一つでした。
作品の解説を読んでも何だかよく分からないのが、講堂の施設を大きく使って展示されています。私自身、京都の芸大に学んで芸術学や美術史を学びましたが、いまだに現代芸術とか前衛美術といったジャンルがさっぱり理解出来ないでおります・・・。
本質的な美術とは、全ての人がまっすぐに向き合って理解し得るものであるべきですが、一部の芸術家や学生にしか分からないようなのが、今では堂々と「ゲイジュツ」「アート」と呼ばれているのです。よく分からないですね・・・。
黒い物体の上には白熱電球が光っています。これも「作品」の一部らしいのですが、何を意味しているのか、これらの発するメッセージとは何か、ということが分かった見学客はあまり居ないようでした。
気を取り直して、再び通廊を下りました。
最後の在校生たちの似顔絵と自画像が貼られています。上段の似顔絵は、たぶん美術の先生が描かれたのでしょう。下段の自画像は、生徒それぞれの描いたもののようですが、女の子三人はそれぞれに自身の特徴をふまえて描いています。右端の男の子の自画像は、ものすごいですね・・・。真面目に描いたのか・・・?
玄関の下駄箱の上に並べてあったチラシや案内資料のなかに、上図の「ベジイレ」がありました。噂には聞いていたのですが、実物を見るのは初めてでした。
これは、JA茨城県中央会が発行しているコミックリーフレットで、正式名称は「がんばれベジタブルイレブン」です。最近にガルパンとのコラボがスタートしており、この第16冊目でコラボは四回目を数えているそうです。
この号ではプラウダ高校チームの面々が登場していますが、以前の号では大洗女子学園チームや聖グロリアーナ女学院チームの面々も登場しています。農協さんの冊子にもガルパンが出てくるとは大したものです。
ちなみに上図は16冊目ですが、バックナンバーの13冊目、14冊目、15冊目もあったので、一緒に貰ってまいりました。ガルパンとのコラボは12冊目、13冊目、14冊目、16冊目に入っており、これがガルパンファンの間では大変な人気グッズであるそうです。 (続く)