気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く19 その9 「紅茶と弁当です!!」

2015年10月26日 | 大洗巡礼記

 アウトレットのギャラリーを辞して、マリンタワーの戦車喫茶にて休憩することにしました。二度目の今回も店内は空いていました。席は前回と反対側の、戦車砲身レプリカの近くの窓側にとりました。


 このぬいぐるみは、劇中シーンに登場したものの再現です。8月に初の大洗を楽しんだ知人A氏もこのお店でこのぬいぐるみを見て、その時の感想を「不気味なネコの頭だけのクッション、あずまんがに出てくる「お父さん」みたいで・・・」と話していました。


 砲身レプリカに掛けてあるポスターも、劇中の完全な再現です。厳密には、Ⅳ号戦車の砲身ではなくて三式中戦車チヌの砲身に掛けられていたものですけどね。


 先端だけを立体再現してある、前部フェンダーと起動輪です。フェンダー自体が歪んでるみたいなんですけど、大丈夫ですかね・・・。


 眺望を楽しみながら、ゆったりとくつろぎます。行きたい所が多かった初期の頃には、汗を流して時計をにらみつつ自転車であちこち回っていたものですが、今はもう、適当にブラついて適当に休んでゆくのが普通になっています。


 大洗の街並みは、海辺の町というよりは、都市近郊の住宅街のような景観を呈しています。私がこれまで訪れてきた数ヵ所のアニメ聖地のなかで、最も平坦な地形です。自転車でも徒歩でも回りやすいのも、険しい坂道とかが無いからです。そこへいくと、同じ海辺の町でも「かみちゅ」の尾道は・・・。


 今回は休憩ですので、新メニューの聖グロリアーナ女学院紅茶シリーズの「ダージリン」を選びました。カップ1杯分かと思いきや、ティーポットで運ばれてくるそうなので、量を聞いたら、カップで約5杯ぐらいになるとのことでした。それで500円は安すぎます・・・。シフォンとかケーキとかが欲しくなりますが、それはやっていないそうです。ビスケットが一枚ついただけです。


 ティーポットに6割ぐらい入った状態で運ばれてきました。なるほど、これだと5杯ぐらいにはなりますね・・・。伏せたカップの上にノーブルシスターズのデザインの丸い紙が載せてあるので、これはカップの蓋か何かですか、と聞きました。すると「特典のコースターです、お持ち帰りいただいて結構です」との返事でした。


 これが購入特典のコースターですか、缶バッジよりも良いグッズじゃないですか・・・。
 こういうの、もっと色々出してほしいですね。ガルパンのコースターと言えば、以前にブロンズでいただいた品がありましたが、あれはセピア色でした。やっぱりカラフルだと綺麗に見えますね。


 紅茶ダージリンです。以前にシーサイドホテルでいただいたのと同じ味でした。当たり前ですね。量がありましたから、景色を眺めながらゆっくりと飲みました。

 そのうちに、次の来客があり、朝にウスヤで会ったガルパン巡礼の方でした。私に気付いて小さく頭を下げつつ、近くの席に着き、それから私のところに来ました。
「星野さんもこちらですか。ここ初めて来ましたけど凄い喫茶店ですね、ネットで見てたのと全然違う感じで・・・」
「ネットやツイッターの画像はスケール感を表さないからね」
「そうなんです、この戦車の主砲、実物サイズですか?けっこう大きいですねえ」
「あのぬいぐるみは分かる?」
「あっ、あれ、確か戦車の中にさおりんが入れてたやつですよね、本当に置いてあるんだ・・・」
 感動しつつスマホで色々と撮っていました。

「何か食べに来たの?」
「いいえ、まだ食べるには早いんで、ガルパンの聖グロのコースターがつく紅茶セットのやつを・・、あっ、それですよそれ!」
 私が持ち上げて示したノーブルシスターズのコースターを嬉しそうに指して「これなんですねえ」と言いました。
「これ目当てで来たわけか」
「そうなんです」
「こっちはここで貰うまでこういうのが出てることを知らんかったですよ」
「えっ、そうなんですか。ブログ見てますと凄い情報量なんで、そういうグッズは全部事前に調べてゲットしておられるんかと・・・」
「いやいや、そうでもないね。こっちに来て初めて知るものの方が多いよ。缶バッジだってさ、行かないと分からない、買い物してて初めて貰うものがけっこうあるんでね」

 色々話しているので、店の方が「席、向かいになさいますか?」と気をきかせて下さいました。それにしたがって彼も同じ紅茶セットを注文し、念願のコースターもゲットして大喜びでした。
 そこで、改めて名刺を交換しました。Sさんは津市安濃町の方でした。紅茶をのみながら、Sさんが回ってきたコースなどを聞きました。
「ついでにお聞きしたいんですけど、今貰った缶バッジがこれだけなんですけど、これ以外に貰える缶バッジはあるんでしょうか?」
「全部で11個か、今朝から回ってるにしては多いねえ、まだ午前中じゃないか。頑張ってるね」
「大洗に来たら、なるべく缶バッジを集めようと思ってますんで・・・」
「私も一時期はそうやったから、分かるよそういう気持ち。で、バッジはウスヤ、森屋、新屋、丸五、山戸呉服、黒沢米穀、鳥孝、石福、国井屋、小沼、みむら、ですか。これだとまだいけるな」
「本当ですか、あとどこで貰えます?」
「坂本文具と加藤豆腐とカノウヤとカジマとタグチやね。それから商工会館でも売ってる」
「あっ、しまった、みんな通り過ぎてきちゃったです」
「今日は歩いて回ってるの?そう・・・、出来ればレンタサイクルを使って素早く回るのも手やね。エノキザワさんで借りたらバッジももらえるよ」
「じゃあ、午後からそれでいきます。エノキザワって、ココスの向かいでしたね」
「そうです。あと、豊年屋と和泉屋米穀とココストア。まいわいのアンコウ焼きとキラキラクレープとガルパンギャラリーもある」
「あっ、アウトレットのやつはこれから行くんです。それで和泉屋へ回ってどこかでお昼ご飯を食べようかと。バッジ貰えるところあります?」
「さくらい食堂か寿々翔やな。和泉屋まで行ったら、どちらも同じような距離やね」
「両方とも行きたいですねえ、少しずつ食べていったら何とかなりますかね?」
「そんなら、さくらいで温かい蕎麦を一杯食って、ちょっとどこか回ってから、寿々翔でチラシ寿司の小を頼んだらええんやないかな」
「それでいってみます」
 Sさんは嬉しそうにメモをまとめ、紅茶を続けて2杯、美味しそうに飲みました。

「星野さんは、これからどちらへ行かれるんですか?」
「お昼は弁当にしたいんでね、カジマさんに行く積りです」
「カジマって、レオポンのホシノの店でしたね、何を買ったらバッジ貰えますか?」
「惣菜とかフライとか色々あるけど、500円以上買ったらええよ。弁当は一つ500円なんで、それでもうバッジがつきますね」
「それいいですねえ、明日の昼は僕もカジマの弁当にしようかな・・・」
「Sさんは明日もずっと滞在されるの?」
「いえ、大和旅館に一泊だけなんで、明日の夜の夜行バスで帰ります」
 

 缶バッジ集めに気合を入れてアウトレットへ向かうSさんと別れ、のんびり歩いてカジマに行きました。11時30分ぐらいに弁当を一気に陳列して12時過ぎには殆ど売り切ってしまう、というお店なので、時刻にぴったり合わせて11時半に店内に入りました。


 今回は「ブリ弁当」をチョイスしました。珍しいメニューです。お店の方も「ブリは材料が入った時にしか作りませんので、普段は定番に無いんです」と言っていました。
 いつものように鳥孝の店先のテーブルでいただきました。にこやかにお茶をさし入れて下さった稲石さんとしばらく雑談をして過ごしました。 (続く)

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