ステップ15からステップ17までは、主砲部分の組み立てになります。ガルパン仕様への修正点は二つだけです。
修正点のひとつは、砲架カバーの表面をきれいにして、上面に縦のラインを追加することです。二つ目は、防盾の三ヵ所の穴を貫通させることです。
パーツを切り出しました。タミヤキットらしく可動部はポリキャップ使用にて動きますので、接着不要の箇所も幾つかあって注意が必要です。
ステップ15が完了した状態です。
ステップ16にて、まず砲架カバーC63の表面を綺麗に仕上げます。御覧のように劇中車には無い数字や溶接痕のモールドがありますので、全て削り取ります。
さらに上面に縦のラインを追加しました。
ステップ17に進みました。長い主砲砲身C74が印象的です。ラングの名称はこれに因んだものだったそうです。
防盾のC47にモールドされている三ヵ所の穴を、ピンバイスで完全に貫通させておきました。
ステップ18では砲身を上部車体に組み付けます。ステップ19では、上下の車体パーツを組み合わせます。履帯もこの段階で装着しますが、私の制作では塗装後にはめ込む予定です。
ステップ18が終わりました。ラングの独特の外観が出来上がってまいりました。
ステップ19が終わりました。今回のキットでは、ポリキャップによる接合方式が採用されているため、上下の車体パーツがズレることもなしな難なく組み合わさりました。
最初の段階で前部装甲部分を傾斜させるべく改造しましたが、それによるパーツの合わせ目の変化もなるべく削って修正しましたので、上下の車体パーツを組み合わせた際の隙間は、上図のような僅かなものにとどまりました。起動輪と履帯をつければ完全に隠れる部分なので、バテで適当に隙間を閉じておきました。
後ろから見ると、砲身基部はこんな感じに見えます。タミヤからは砲身基部を完全に再現出来るメタル砲身セットが別売されており、これを使えば砲身の全てをリアルに作れるそうです。
なお、砲身の左寄りに斜めに伸びるのは、ペリスコープの基台です。ペリスコープは天板を通して外に突き出されます。 (続く)