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ガルパン戦車模型制作の必需品

2013年09月12日 | ガルパン模型制作記
 戦車模型を作った経験のある方ならお分かりいただけると思いますが、ガルパンに登場する戦車は第二次大戦中までに各国の陸軍で使用されて知られているものが殆どです。だから、名前を聞いて「ああ、あれか」とか「懐かしいねー」とか「俺これ作ったことあるわ」とかなるのでしょうね。

 でも、諸情報によると、ガルパン戦車模型に興味を持って制作にチャレンジされる方の大部分は、それまで戦車など作ったことのない方が占めているそうです。一番多いのが、TVシリーズをみてファンになり、戦車の模型も欲しい、となるタイプだそうですが、大体は模型の作り方も知らないことが多いので、模型を作れる人に制作代行を頼む、という流れになります。ネット上でも模型サークルやモデラーが制作代行を受け付けたりしていますから、そういうところへキットを送って「作って下さい」というファンがいるわけですね。逆にモデラーがガルパン戦車の完成品を即売会に出品したり、ネットのオークションに出して売っているケースも多いです。私が参加している模型サークルでも同じような状態で、それで私にも制作代行の話が回ってきたわけです。

 続いて、模型は作るけれども戦車は初めて、というモデラーも多いそうです。大多数はガンプラモデラーだそうですが、ガンプラは塗装の手間がかからず、接着剤無しでも組み立てられるそうですね。それが戦車になりますとまるで違ってくると思いますね。塗装が必要だし、ウェザリングとかブラッシングとかのテクニックも必要になるでしょうね。
 私の場合は、ドイツ戦車を8輌作った経験があるとはいえ、日本海軍の軍艦艦艇のキットがメインでした。だから戦車は完全に初心者レベルです。いちおう塗装はやっていましたが、軍艦の塗装と戦車の塗装は全然違うのですね。今年の7月までに戦車の制作代行をやりましたが、これは組み立て工程のみを引き受けただけでしたので、塗装は他の人に回していました。組み立ても、ほとんど素組みでしたから、本格的にガルパン戦車を作るということになると、やっぱり色々と準備が必要になってくるし、参考資料も色々と出てくるわけです。

 それで、今年の2月ぐらいから城郭や歴史の本などを売却したりして少しずつ予算をため、計画表を作りました。購入すべき品をガルパン戦車模型、ガルパングッズ、ガルパン戦車関連資料、工具および塗料類、ガルパンメディア関連というように大別して整理し、公式サイトの情報やネット上の諸情報を調べたり、模型メーカーのHPや情報誌などをチェックしながら少しずつ注文して購入しました。何でもかんでも買うと、お金がいくらあっても足りませんから、必要最低限の品にとどめました。
 そうして、大体はアマゾンなどの通販を利用しました。ガルパングッズは昨年末から買っていましたけれども、ガルパン戦車模型関連は今年の3月下旬から必需品のみに絞ってボチボチと購入しました。その主な6品目を紹介しましょう。


 まずはこの「ガールズ&パンツァー 模型道 公式教本」です。電撃ホビーマガジンの別冊で、サブタイトルに「大洗女子学園×黒森峰女学園」とあるように、両校の戦車チームの主要戦車の制作ポイントや完成画像が満載です。ガルパンのキャラクターの設定資料やキャラグミンの制作記事、ガルパンキャラクターの声優さんたちの記事もありますので、アニメの公式資料としても通用すると思います。書店や模型店では売り切れていることが多いようです。アマゾンでも購入できます。


 これは「アハトゥンク・ガールズ&パンツァー: ガールズ&パンツァー公式戦車ガイドブック」です。モデルグラフィックスの別冊で、ガルパン戦車模型制作にあたってはどうしても欠かせない必需本です。劇中に登場する全60輌43種の戦車の公式設定CGと車内設定が網羅されています。これがないとガルパン戦車模型が作れない、と言っても過言ではないでしょう。
 どうしてかと言うと、ガルパン仕様の戦車は、第二次大戦で実際に活躍した戦車とあちこち細部が異なったりしていて、キットをそのまま組み上げるだけでは劇中の姿にならないことが多いのです。それで、この本を参考にして改修または改造する手順が必須となっています。
 ちなみに「アハトゥンク・パンツァー」と言えばドイツ戦車の実物の写真集のシリーズのことを指しますが、そのガルパン版であるわけです。ガルパンモデラーの必需品であるだけにほとんど完売したようで、アマゾンでは中古品からの購入が可能のようです。


 続いてモデルグラフィックスの2013年1月号(左)と4月号(右)です。昨年秋からのTVシリーズ放送によってガルパンブームが巻き起こると、多くのアニメ情報誌や模型情報誌がこぞって特集記事を組み、ブームを戦車模型に広げてヒートアップさせました。そのなかで最も内容がしっかりしているというか、オフィシャルガイドブックと銘打って公式設定も数多く紹介しているのがこれです。
 私は本屋でモデルグラフィックスは必ずチェックするので、ガルパン特集が出ている号はすぐに買いました。2013年1月号は大洗女子学園の戦車の特集で、4月号は対戦校 (聖グロリアーナ女学院、サンダース大附属高校、アンツィオ高校、プラウダ高校、黒森峰女学園)の戦車の特集です。版元にて異例の重刷および再販がなされ、現時点では1月号のみがモデルカステンの通販ページで購入可能となっています。アマゾンでは中古品から購入出来ます。


 これは戦車模型の専門情報誌として知られるアーマーモデリングです。ガルパンブームにともなって毎月必ず関連記事を載せていますが、それよりも参考になるのがガルパンに登場する戦車たちの制作ガイド記事です。いちおうドイツ軍仕様など、実際の歴史的状況をふまえての再現考証にもとづいての制作状況が紹介されますが、プロモデラーの手になる本格的なテクニックが色々と盛り込まれているのでとても勉強になります。前述の「ガールズ&パンツァー 模型道 公式教本」が初心者向けと言えるのに対して、こちらはマニア向けという感じです。表紙がときおりガルパンファン向けにデザインされているので、思わず買ってしまいそうですね。
 私はガルパンに登場する戦車の制作記事が掲載される号だけを買いましたが、それでも8冊になりました。とくに2013年5月号はティーガー特集号なので、内容的には黒森峰女学園戦車の制作ガイドブックと言えますが、それだけに早々と売り切れてしまったようです。バックナンバーはモデルカステンの通販ページでも購入出来ます。


 次は塗料です。GSIクレオスより発売されている「ガールズ&パンツァー カラーセット」の「あんこうチーム」バージョンです。「大洗カラー」と銘打った三色の特製カラーがセットになっていて、大洗女子学園の「あんこうチーム」のⅣ号戦車の各時期の車体色を難なく再現出来るのです。以前は、モデルカステンの通販サイトで、雑誌のアーマーモデリングとセットにして販売されていまして、私はそちらの方で購入しました。現在もアマゾンで購入可能で、他に「黒森峰女学園」バージョンもあります。こちら


 ラストは、ガルバンデカールセットです。ガルバン戦車模型は、プラッツやファインモールドの公式キットであればデカールがついていますが、タミヤやドラゴンなどの既存キットを購入した場合はデカールがついていないのでガルパン仕様に仕上げられません。そこでモデルカステンからこのデカールセットが発売されていました。ガルパンに登場する全ての戦車にあわせたデカールが網羅されており、2セットほど買えば、ガルパンの戦車や戦車チームのあらゆるシーンを再現出来るのです。私は3セット買いましたが、1セット2000円というのは安いのか高いのか、微妙なところでした。
 ガルパン戦車の再現には必須のアイテムですので、当然ながら大人気ですぐに売り切れてしまいました。再販の予定はないそうなので、もうダメかというと、そうでもないようです。このデカールセットはVol.1であるため、いずれVol.2が発売されるのではないかと予想されます。

 他にも幾つかありますが、とりあえず私としては、上記の6品目を揃えておけば、間違いなくガルパン戦車模型の制作に進めるものと考えております。

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