商店街のルートを南へ歩いて永町、髭釜地区を通り、大貫地区に進みました。かつての水浜電車の軌道跡をなぞる形で新設された道路との交差点に着きました。上図右手に、昔は水浜電車の大貫停車場がありましたが、今ではその痕跡すら無くなってしまいました。
道路は既に完成していました。大洗駅からマリンタワー広場まで直接連絡しています。通称は「きらめき通り」になるそうです。鹿島灘の煌めきが見える道、という意味でしょうか。
大洗駅へは、大きくカーブしています。計画では直線コース案もあったそうですが、宅地との配分の関係で実現しなかったらしい、と聞きました。実際問題として、道を直線にすると多数の民家を立ち退かせる必要があります。そこまでは無理だったのでしょう。
「みむら時計店」に立ち寄りました。ガルパンの眼鏡ケースが出たと聞いていましたので早速購入しました。デザインは継続高校チームになっていましたが、このお店のオリジナルグッズですからカモさんチームで出して貰いたかったですね。
リゾートアウトレットに回り、まいわい市場の二階のガルパンギャラリーに行きました。
今回の目的は、ガルパン戦車プラモデル展示コーナーの知波単学園車輌でした。上図の九五式軽戦車で、作者は佐々木あけび役の中村桜さんです。日本では有名なモケジョのお一人であろうと思います。
キットはファインモールドより発売中です。知波単学園チームの車輌は全部で三種類ですが、全てファインモールドの既存キットを公式化しています。アニメの3Dデータ自体も、もとはファインモールドのこれらの模型商品用3Dデータの提供に拠ったものだそうです。
したがって、知波単学園チームの車輌に限っては、キットをそのまま組めば劇中車が再現出来るわけですが、迷彩塗装に手間がかかるということです。
私自身の元々の制作計画では、知波単学園チームの車輌は対象外としていました。ですが、黒森峰女学園、聖グロリアーナ女学院、アンツィオ高校、サンダース大学付属高校、継続高校の各チームの車輌に順次手を付けてゆきましたので、いずれは知波単学園も作ることになるだろう、と思います。
そこで、先行作例を見学して制作イメージを自分なりに捉えておこうと考えたのですが、大洗においては知波単学園チームの車輌の寄贈品はまったく見当たらず、ここガルパンギャラリーの展示品が、私の知る限りでは唯一の完成展示品でありました。
それでしばらく観察していたところ、妙な違和感を覚えました。色のイメージがどこかで合わないのでした。すぐに公式資料の画像を参照し、砲身とジャッキがカーキ色で無いことを確かめました。とにかく、これは塗装が大変だな、と何度も思いました。
あと、印象に残ったのが、テレビシリーズおよび劇場版にて文科省の役人を演じた景浦大輔さんのサイン色紙の数々でした。なんでこんなに何枚もあるんだ、と驚きました。
今度こそ、って、いつになるんですか・・・。まさか、最終章にてリベンジ・・・?
それよりも、このガルパンの「役人」の職務というのが、学園艦を廃校にすること、だけだったりして・・・。
人気のステッカーシリーズ、今回はかなり補充されていたようです。私は買いませんでしたが。
買ったのは、上図の「酒粕あいす」でした。角谷杏と役人の二種類とも買いました。値段がけっこうしていたので、食べてみたらけっこうな味でした。月の井さんで似たようなアイスを食べたことが無かったっけ、と首を傾げました。
お酒関係にものすごく弱いので、冷たいアイスを食べているにもかかわらず、お腹からポカーッと温かくなる感じがして、しまいには汗すら出てきました。持参のタオルで顔を拭きつつ、アイスを2個とも食べたのですが、どちらも美味しかったです。 (続く)
景浦さんのサイン(ハガキサイズ)ですが、みほさんの誕生日にシーサイドホテルさんでここ最近毎年行われているらしい「大洗女子学園修学旅行」にて書かれた物です。
自分も今年初めて参加したのですが、夜に景浦さん、肴屋のご主人、杉山Pさん達が各部屋に襲撃?乱入?に来ました。
その際にガルパン台詞の一部を「廃校」に置き換えた色紙を各部屋ごとに置いていってくれたのです(他にも廃校・ウォーや超廃校!!など沢山のパターンがありました)。
景浦さんはサプライズゲストだったのですが、とても楽しいイベントでした。
各部屋に色紙を配られたわけですね。そのうちの数枚がギャラリーに寄贈されたのかもしれませんね。同じようなのが大洗駅のインフォにも展示してあったと記憶しています。
そういえばAmazon限定ドラマCDで杉山Pが知波単学園の戦車迷彩のテクスチャーを全てやり直しているとコメントしていましたね。戦車にしてもチハ新旧車とハ号車の3種類しかないものの迷彩色が全車異なると搭乗車長も設定しなければならないし、迷彩パターンの全面見取り図も必要になってきます。
単色塗装の多い他校の車両と違い、知波単学園の車両は塗装の難易度が高く、敬遠される等で作例が少ないのでしょう。
同じ旧帝国陸軍戦車でありながらアヒルさんチームの八九式中戦車甲型の単色塗装の戦車の方が見かける度合いが高い様に思います。
ガルパン戦車を作っているサークル仲間のモケジョの方々の意見によりますと、知波単学園の車輌のキットは素組みでそのまま劇中車を再現出来るため、他のチームの車輌のように改造の手間がかからないのが逆に物足りない、ガルパン戦車をいかにして再現するかという面白味に欠ける、というのであんまり作りたい気が起こらない、ということです。そちらの意味で敬遠しがちになる、ということです。
あと、迷彩塗装に必要な塗料の「日本陸軍戦車迷彩色セット」が前期、後期とも入手困難になっていることも、制作意欲を削いでいる、ということでした。
また、日本軍戦車そのものの人気があまり無い事もかなり響いているのではないかと思います。