気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE 継続高校

2016年08月10日 | ガールズ&パンツァー

 去る8月2日に発売された、一迅社の「ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE 継続高校」です。このコミックアンソロジーシリーズも七冊目に達しました。たぶん次巻は大学選抜で組んでくるものと予想されます。
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 今回の本は、昨日、近所の書店で購入しました。発売後一週間を経ていましたが、まだ十数冊が積まれていました。アンツィオやプラウダの巻がほぼ瞬殺で無くなってしまったのに対して、あまり売れていないという雰囲気でした。内容的には、お決まりのパターンが多く、ミカの独特のキャラクターを中心要素としてのストーリー構成が目立ちました。

 思うに、キャラクターでも戦車でも、継続高校チームの人気というのはガルパンファン全体の中でみると、そんなに多くは無いのかもしれません。大洗でも何人かの継続高校チームファンを見かけましたが、大部分は劇場版を視聴してファンになった新規の巡礼層でありました。
 面白いことに、その多くは継続高校チームそのものに熱中していて、戦車もBT-42だけを注目し、ガルパン全体のことや他チームの戦車についてはあまり言及しないのでした。実感としては、ガルパンファンというより継続チームファン、でした。プロ野球の特定の球団のファンに似た感じでした。

 これに対して、テレビシリーズを見てきている従来のファンは、テレビシリーズにて活躍したチームのいずれかのファンであることが多いようなので、継続高校チームのみに熱中するという状況があまり無いようです。私自身も、最初からずっとドイツ戦車が好きで、黒森峰チームのファンであることは変わりません。

 拙ブログでガルパン戦車の模型の製作記を綴っていると、そのことがより鮮明に感じられます。検索履歴データを見ると、戦車では大洗チームのⅣ号、黒森峰チームのティーガーⅠ、プラウダチームのT-34/85、の三車輌の記事へのアクセスが圧倒的に多くていずれも一万件以上に達しています。継続チームのBT-42に関しては一週間に10件あれば良いほうで、コメントも殆どありません。
 現在、BT-42を製作中であるにもかかわらず、それについてのコメントは無く、この夏に特別集中で並行制作しているサンダースチームのシャーマンの記事のほうがアクセス数が跳ね上がります。多い日は二千件を超えましたから、やっぱりサンダースは根強い人気があるな、と感じます。劇場版だけを見た方には、サンダースチームはそんなに印象的ではないかもしれませんが、テレビシリーズでの対戦シーンは二話分に及びましたから、従来のファンには、それだけ印象も深まっているのでしょう。

 要するに、継続高校チームの活躍シーンは、短すぎました。ドラマチックで感動的ではありましたが、時間的には数分しかありません。日常パートを合わせても10分足らずです。盛大な打ち上げ花火を一発ドカンと打ち上げて、鮮やかにパアーッと楽しませてくれたは良いですが、終われば後は何も無く、続きの物語はありません。
 継続、というチーム名をわざわざ冠しているからには、何らかの形で次のストーリーに繋げて活躍の場面を継続していただきたいところですが、それが今回のコミックアンソロジーだけでまとめられてしまうのは、あまりにも勿体ない気がします。

 そういえば、水島努監督が、以前にツイッターか何かで「継続高校で継続云々」と呟かれたそうですが、あれは単なる冗談なのでしょうか。
コメント (6)
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