G e r a !

◆Notebook◆

次回SHOPオープン

2009-12-04 | 描いたり
今月のSHOPは来週9日(水)・10日(木)の2日間オープン予定にしております。
よろしければご利用下さいませ。

子供も学校に行き、私も学校に行き、普段の生活が戻ってきてホッとしています。これから学芸会、ピアノの発表会とまた行事が続くので体調崩さないように気を付けないと、と思っているけれどそうは言っても人生には防ぎようもないことだってあるしなぁといい加減な親としては思います。

先週末はkumikoさんの展示会にお邪魔して手仕事の温かさを思い出し、その後久しぶりに刺しゅうの友人たちとバカ話しまくって娑婆を満喫。いろいろと刺激やパワーをもらって充電した気分でございます。

自分なりに手を抜かずやってはいるつもりだけれどなかなか客観的には見えてないことも多いはずなので、友人やいろいろな人たちのアドバイスは何より貴重。特に一人きりで物作りしている身としては。

「すべてにおいてクオリティーが大切。それは素材を選ぶクオリティーとものを作るときの愛情のクオリティー」
「ものを作りあげる人はとても幸運な人、それは人生の大きなプレゼント」(byアンリ・べグラン、ほぼ日で読みました)

時間をかけて私の図案をステッチして下さる方がいる以上、ちゃんとしたクオリティーのものを提供できるように努力できることはしないと、と思っているのですがまだまだ道半ばという感じです。
絵の勉強も焦らず続けます。

夏休みに描いたものから↓。



あんまり自分の子供は描きたくないと思っているのですが(距離感をどうとったらいいのかまだわからないので)、どうしてもボクを描いてと言うので一枚描いてみました。



カウントダウン

2009-08-30 | 描いたり

夏休み終了まであと2日!
今年は夏バテというよりは夏休みバテという感じ。子供とあちこちふらふらと出かけっぱなしでした。


私の楽しみのために出かけたところ。
岡谷にある武井武雄の「イルフ童画館」に行きました。
戦前、戦中、戦後とアメリカではメアリー・ブレアが子供のために絵を描いていたのなら、戦前、戦中、戦後に日本では武井武雄が子供のために絵を描いていたのだ、と思いました。

他に見た展覧会はマリー・ローランサン美術館、「Stitch by Stitch展」(at 東京都庭園美術館)などなど。ドラムストラック2009は本当に面白かった!!!神戸にもまたまた行って友人&赤ちゃんにも会えたし、nitteさんにも足を運べて嬉しかったです。ご本がもうすぐ出版されるそうで、次回伺う時には持参してサインをして頂こう!

予定通り9月7、8日の2日間WEB SHOPをオープンできるよう準備をしています。
せめて夏休み中にオープンのご案内をするメルマガの設定をするつもりだったのですが、、、スミマセン。
サッサと宿題を終わらせた子供、いまだ宿題を提出するかどうか決めかねている私。これから描きます。
また9月中旬にイベントにも参加する予定です、販売用にこれから何か作ります。
というわけで夏休み気分を一掃、ガンガンモードで行きますっ!

赤毛のアン

2009-08-13 | 描いたり
応募していた絵が戻ってきました。話には聞いていましたが、本当に1人ずつ手書きの講評が付いてた!
たくさんの人数なのにすごい。これだけでも嬉しい。どんなことでも気持ちがあるかどうかって相手に伝わるもの。絵も簡単にやめてしまわずにまた精進しようと思いました。




Green Gables



Lilies



Anne Shirley

嬉しいメールも頂く。ありがとう!
確かに刺繍の図案を起こすのとは違って、タブローを描くのは自分の内面がダイレクトに出てしまうのでキツイです。でもどちらも私なので、どちらも大切にしたい。で、いつの日か自然とリンクした世界にたどり着けたらまた新しい曲がり角曲がれるかな。

And there was always the bend in the road!
'Anne of Green Gables'


オドロキッ!

2009-08-11 | 描いたり
昨日から月光荘ムーンライト展が始まりました。せっかくなので、オープニングレセプションに出かけてきました。絵を描く(工芸や写真の方もいらっしゃいました)作家の方々と会うのは学校以外では初めてなので、とっても刺激になりました。想像以上に素敵な作品が多く、「見せる」ということについてちゃんと意識もされていて、自分の至らなさが改めて認識できて勉強になりました。お店の雰囲気も本当に素敵で、会場のセッティングもお洒落で、あの空間に自分の絵を飾って頂けてとっても嬉しかったです。

で、作品ファイルも置かれている方が多いとのことなので私も焦って自分の絵のファイルを初めて作ってみたのですが、なんとも絵が少なくて、これでスランプとか言ってちゃいかんだろうと思ったことでした。

ただ去年の今頃だったらこういう場所で自分の絵を飾って頂くということは想像もつかなかいことだったので、とりあえず1年間多少なりとも進歩はしていてよかった。せっかくの機会なので、いろいろなご感想、特にキビシイご意見をお聞かせ頂けたらなと思っています。
こんぱる前室にニワトリがドーンと飾られております。会場にファイルも置いておきましたので、銀座にお出かけの際はぜひ足をお運び下さいませ。最終日の午後は会場におります。

で、実はムーンライト展の搬入と同じ日にギャラリーハウスMAYAさんの装画を描くコンペティションにも応募して搬入していたのですが、なんとHP見たら入選の中に自分の名前を見つけてビックリ!!!
夏休み入ってから1週間で『赤毛のアン』の表紙にするならどんな感じかなと5枚描いて、4枚提出しました。普段大きいサイズしか描いたことがないので、規程内最大サイズのB3でもその小ささにどうしたらいいのか四苦八苦して、どうも自分ではしっくりこなかったのですが、せっかく描いたんだからダメモトでと出してみました。

とりあえず誰かの目にはとまったということでよかった。
ここのところ刺繍と絵とのバランスをどうしたもんかと悩んでいたのですが、2つのコンペどちらも初参加、初入選という結果で、絵もこれから細々とでもいいからまだまだガンバロウと思ったことでした。

波打ち際

2009-07-21 | 描いたり

先月学校の写生旅行で描いた中の一枚。波打ち際の砂の色の重なりがきれいだなぁと思って描いてみました。まだまだ画面から波のさざめきは聞こえてこない。

この間の合評で先生が誰にともなく「絵なんて突き詰めたって大したもんじゃないんだから、頭で考え過ぎるな」というようなことをおっしゃっていてドキリとしました。
最近手当たり次第にいろんな画集見まくったり、画論読んでみたりしてたのですが、そんなことより実際に手を動かさなきゃ。

NHKの日曜美術館で高村薫が「絵でも小説でも、大切なのは肌触り」と言っていた言葉もドキリとしました。「肌触りは画集見てもわからない、実物を見なくては」とも。マチエール。私なりの肌触りを表現できるようになるにはどうしたらいいか?

と、頭で考えてもしょうがない話。

写生旅行2009

2009-06-16 | 描いたり

先週末毎年恒例学校の写生旅行に出かけてきました。これで3回目。とりあえず4回目はないだろう、これが最後のつもりでと描いたのですが結果は散々。まぐれ当たりがそうそうあるはずもなく、家でほとんど描いてないんだから当たり前の話ですが、我ながら悲しい出来栄え。
まぁ2日間描いてる間ほとんど雨も降らなかったのは三回目にして初めてだったし、漁港や海辺の風景をただぼーっと堪能できたので、快く送り出してくれた家族に感謝しつつ筆を置いて帰ってきました。というかまだ仕上がってないのでどんなに悲惨な出来でも合評までに描き上げて、どこがいけないのか反省したいと思います。

で、SHOPで販売いたします図案のモデル作品、ほぼ刺し上がりました。当初の予定通り4枚販売できそうです。
このモデル写真用の作品のステッチをどなたかにお願いしたらもっとたくさん図案を発表できるのではとご助言頂いたりもするのですが、私の場合は実際に刺してみて細かい部分や色の手直しをしたり、また何よりも私は単なるステッチャーで自分でクロスステッチする楽しみのためにやっていることなのでここだけはゆずれないかなぁと思っています。
とりあえず今回の図案も自分で刺していて楽しかったです。どなたかにも楽しんで頂けたらとても嬉しいです。

さてここからは事務作業なのですが、思い起こせば新作を販売するのは1年半弱振りで(猛省!)いろいろと手順を忘れてしまっていて呆然。久しぶりなものでどれだけの部数準備するかとか悩みつつ、1人で作業致しますので(写真貼りだけは応援頼んでいますが)もう少々お待ち下さいませ。今月末3日間オープンする予定でおります。
また後ほど画像アップ致しますのでどうぞよろしくお願い申し上げます。

悩める授賞式

2009-04-30 | 描いたり

昨日は学内コンペの授賞式でした。一年のうちでも多分ベスト3に入るくらい気持ちのいいお天気の中、学内にはにぎやかにいろいろな人が集まっていて談笑している雰囲気はとても自由な感じで、そこに居合わせることができたのは私にとって嬉しいことでした。

が、しかし。受賞した自分の絵を他の方の絵の中に置いてよくよくながめ、いろいろな方が感想や意見を言って下さるのを聞き、また賞状に書いてある文言(人によって違う文章なんです)「これまでの表現に頼るのではなく新たな試みをもって制作されたことに対する賞」というのを読み、ますます自分の中のもやもや感が増していくばかり。
一体この後何をどう描けばいいのでしょうか。




まぁ自分のやりたいようにやればいいだけの話なんだけれど、絵については自分がやりたいことっていうのがさっぱりわからないので悩ましい。

こんな時はガンガン刺繍しよう!と思います。2つのことがあってよかった。

とりあえず全く絵など描いたことがないまま無鉄砲にも入学して、あまりの無鉄砲さに後悔しつつも画力谷底チームの一員としてめげずに2年半続けてきたことに対する賞だと理解して、ありがたく頂戴しました。また半年間は細々と通おうかと思ってます。

自画像

2009-04-19 | 描いたり
今回の学内コンペは本当にふがいなくて、子育てしていて時間がないは言い訳にしないようにと思っていたのにまさに言い訳にしまくっていた自分が情けなく、また先日の水彩の授業で描いた絵が本当にひどかったので自分の情けなさが身に染みていたところ、友人達が「まだファッションイラストの最終合評はあるよ」とささやいてくれたので頑張って描くことにしました。

普段ファッションイラストという柄ではないと思っていたのでほとんど合評には提出したことがありません(以前クロスステッチを一度出してみたくらい)。
最新のモードや流行とかは自分の世界とかけ離れすぎているので、少しレトロな感じで描いてみました。B2二枚を二晩で!久しぶりのカンテツは清清しく、描き上がったのが合評1時間半前で着替えてダッシュで出かけて、ギリギリ学校に到着。

で、合評でのファッション科の先生のコメントは、この人の絵はロビーとかに飾ってあって、こんな感じで描いたファッション画も持ってきて欲しいなと常々思っていたのですが、ようやく持ってきてくれました、という内容。
よもやそんなことを思っていて下さったとは思ってもみなかったので、本当に嬉しかったです。で、無事入選!

というわけで、来週水曜から始まる学校の展覧会で私の絵1枚とイラスト(というよりはタブローのようなんですが)1枚も展示されます。どなたでもご覧になれますし、普段一般の方が入れないアトリエ内もご自由にご覧になれます。装苑などの撮影にも使われる学内はとてもお洒落で素敵ですので、お時間ございましたらお立ち寄り下さいませ。詳しくはHPで。

また先週はメーカーさんで打ち合わせ。私にとっては新しい分野の企画に挑戦させて頂けることになりとてもワクワクしています。また学校の同期の若者たちが企画しているイベントにも物販で参加しようかなと思っています。

なんとなくいろいろなことが少し落ち着いてきて、またお仕事モードに入れそうです。ガンバリロウ。

↓は2月に描いた自画像。これが大きいサイズなんで(55cm x80cm)、笑えます。今までロビーに飾られた私の絵の中では一番反響があり、知ってる人にも知らない人にも「アレ自画像ですよね~、そっくりですね~」と声かけられ、なぜかみんな笑ってました。
しかし己をさらけ出すのは恥ずかしいし難しい。


↓こちらは私が描いたものではなく、似顔絵プロダクションの社長さんが描いて下さったもの。社長さんも学生として学校でデッサンなさっていて、休憩時間に「この後三平さんの襲名披露パーティに行くんですよ」とかおしゃべりしながらさらさらっと鉛筆で描いて下さいました。
学び続ける姿勢とか、本当にプロってすごい!

個展終了

2009-02-01 | 描いたり

昨日無事6日間の個展が終わりました。予想以上にたくさんの方にご覧頂き、また予想以上に反響があって、本当に本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

また久しぶりに会う友人や、初めてお話する方や、お仕事でお世話になってる方や、そしていつも遊んでくれてる方々とあの小さなギャラリーで直接言葉を交わせたことが何より楽しかったです。こんなに一人で楽しんでいいのか、と自問自答しつつすっかり楽しませて頂きました。お目にかかれなかった方々とも本当にお会いしたかったと返す返す残念に思っております。

月並みな表現しかできませんが、いろいろな方に支えられて今日ここにある自分、というのを深く自らに思い知らせることができました。

絵については本当にまだまだどうしようもない、というのが空間にしてみてよくわかりましたし、これでようやくスタートラインに立った、という感じです。でも確実に自分の中でカチっと音がして何かが始まった気がしてるので、引き続き絵の勉強を続けて、色と形で自分自身をのびのびと表現できるようになりたいです。

「自由で上品に」
「流行のイラストレーションでもなく、古臭い絵画でもなく、新しいアートを」

という学校の精神をいつか具現化できるようガンバリロウ。
生まれて初めての個展を、大好きなセツのギャラリーでできて本当に幸せでした。坂道上りながら、窓の向こうに自分の絵が見えた光景は一生忘れないと思います。
日々是創作。ありがとうございました。









皆さんが感想書き留めてくださった水色のノートは私の宝物です!





搬入完了

2009-01-25 | 描いたり

インフルエンザも素通りしてくれたようで、無事搬入完了致しました。

結局展示したのは40号2点を含む8点のアクリル画です。
展示の並びは先生にご相談しました。いいじゃない、これで大丈夫と言って頂けて本当に嬉しかったです。

夜のギャラリーに一人だけで自分の絵しかない空間に身を置いてみる、というのはこれまた生まれて初めての体験で、まさか自分がこんなことするとは思ってもみなかったし先生に声かけられなかったら絵の個展なんて一生しなかったと思うけれど、これをするとしないとではこれからの私の人生は違うだろうと確信しました。救われました。

絵はちっとも上手くないし、垢抜けないし、カッコよくもないけれど、この色と形は今の私そのものでそれ以上でもないしそれ以下でもないと思います。
そして描いたのはユリやニワトリやチョウですが、描き上がったのは紛れもなくクロスステッチ賛歌であり、手仕事賛歌でした。
どんだけ手仕事が好きなんだ自分、と改めて思いました。

手仕事好きな方にも、そうでもない方にも見て頂きたいです。お時間ございましたら、ぜひお立ち寄り下さいませ。

会期中なるべく顔を出すつもりではおりますが、子供が幼稚園に行ってる間しか時間がないのと、ギャラリーが寒く長時間いられないので必ず何日の何時にいるとは申し上げられず恐縮しております。最終日の土曜日はなるべくちょくちょくいるようにしようと思っております。

個展 +Cross Stitches+(アクリル画)
2009年1月26日(月)-1月31日(土)
10:00-20:00(最終日は17:00まで)
セツ・モードセミナー1F
都営新宿線「曙橋駅」A1出口徒歩2分
丸の内線「四谷三丁目駅」出口2徒歩7分
地図

DM大量に余っておりましてギャラリーに置いておきますので、お好きなだけお持ち下さい。