月刊パントマイムファン編集部電子支局

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アーティストリレー日記(128)角谷将視さん

2021-12-26 17:19:31 | アーティストリレー日記

今号は、国内や海外の大道芸や舞台で活躍する「ゼロコ」の角谷将視さんのリレー日記をお届けします。2度目のリレー日記ご登場です。

ゼロコというフィジカルコメディデュオとして活動している角谷将視です。
久しぶりのリレー日記、前回はソロでさくパンに出演していた頃の参加でした。
ソロ活動は、主にマイムをやっていました。いわゆる、舞台で行うストーリー性の強いマイム作品です。
現在は、ゼロコというユニット名で濱口啓介というパフォーマーと共に活動しています。ゼロコは、ストリートや舞台やカフェなど様々な場所でマイムとクラウニングをベースにしたコメディパフォーマンスを行っています。まだ観たことがない方は、是非一度観ていただけると嬉しいです。
ストリートという新たなフィールドに足を踏み入れたからこそ学べた事も沢山あり、固まりがちな自分の想像を超えていけるように心がけてきました。
今、活動を振り返って思うのは、どこまでいっても何をしても自分は『人』を表現したいのだと改めて強く思います。
そして、
去年の頭ごろからコロナに、今まで積み上げてきたものを一気に倒され、
おそらく多くの人がそう感じたように、例にもれず見事に心が折れました。
でも、折れたからこそ見えたモノもありました。
今までの事を振り返ったり、これからどう進んでいくのかとか、不安からたくさん脇道に逸れながらも悪戦苦闘がつづき、しばらく人前に出る機会が減りました。そして、久しぶりに人前に立った時は心の底からワクワクする感覚が蘇ってきて、身体中に喜びがワーーッと巡っていくのを感じたんです。嬉しかった。
落ち着いてしっかりと表現できたり、焦って自分をコントロール出来なくなったり、観てくれた方々の温かい拍手に包まれて最高の気分で眠れたり、上手く出来ず悔しい思いで帰ったりと、楽しい事だけではないけれど、そんなものも含め最高だなぁ、楽しいなぁと改めて思いました。
またここまで経験してきた事を踏まえて、ソロでやっていたマイム作品に向き合ってみたら新たな発見があるかもしれないとか、そんな事も考えてみたり、悪戦苦闘しつつも、良き日々を送っています。

もっと表現することの追求を!する!
2022年のゼロコと角谷将視を是非観に来て下さい!!

あと余談ですが、最近は絵を描くことがスゴく楽しい!!これはコロナ禍で発見できた新たな自分の一面でした。なので絵を描くのが上手い人をみると、憧れの眼差しで見ちゃうから目がキラキラしてしまいます。

ゼロコ 角谷将視

コメント
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