「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

自傷行為

2016年09月26日 21時45分38秒 | 「DBT実践トレーニングブック」より
 
 切りつけ (カッティング) や自傷行為は、
 
 脳から、 傷口の治癒を助ける エンドルフィン (鎮静物質) が放出させます。
 
 それは極めて短時間、 身体的, 感情的に よい気持ちにさせてくれます。
 
 しかし 報酬は一時的であるため、 自傷行為を強化することになります。
 
 そして最悪の場合は 死に繋がるのです。
 
 さらに 苦痛の緩和が一時的である一方、
 
 傷跡, 記憶, 罪悪感はそのまま残ります。
 
 もしあなたが、 自傷行為を行なっていれば、
 
 以下に その行動が何であるかを見極め、 記入してください。
 
 次に、 一時的な報酬とは何かを 見極めましょう。
 
 そして、 長期的な代償と危険が何かを 見極めてください。
 
・ 私が行なっている 切りつけや自傷行為とは、 
 
 _____________________________________
 
・ 私の行動の 一時的な報酬とは
 
 _____________________________________
 
・ 私の行動の 長期的な代償や危険とは
 
 _____________________________________
 
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
 訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
 [星和書店の許可のうえ掲載]
 


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