家づくり、行ったり来たり

ヘンなコダワリを持った家づくりの記録。詳しくは「はじめに」を参照のほど。ログハウスのことやレザークラフトのことも。

地窓の利点

2004年12月24日 | 我が家のスペシャルな仕様
 2階の部屋には地窓がある。
 この地窓は通風に大きな役割を果たす。
家の南側と北側に温度差さえあれば、何の動力もなく家の中を風が通る。
地窓は北側にあり、日陰の(南側に比べれば)やや冷えた空気を取り込む。それが、家の中を通って、高い位置にある越屋根の窓から抜けるという仕組み。

 地窓の利点はまだある。北側の家とのプライバシー問題が生じにくいのだ。
我が家の北側は、北側の家の南側と対面しているわけで、我が家が北側に大きな開口をつくったなら北側の家は気になるだろう。
しかし、地窓というだけあって、地面(床)のあたりが開口している。窓を開けていても、視線がぶつかることはまず無い。逆に地窓から我が家を覗き込もうとしてもせいぜい足元しか見ることができない。
 地窓は、「外界を拒絶しない家」という希望とプライバシー問題の双方をほどよくクリアしている。

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3 コメント

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地窓 (yudo)
2004-12-26 23:14:48
このアイデア頂きます。

次のわがログハウスの改良点はこれで決まりです。

有難う御座います。
お役に立てばうれしいです (garaika)
2004-12-27 08:00:37
yudoさん、どうも。



拙稿で地窓を導入するなんて決断、早すぎませんか?

ひとりよがりなところが多いんで注意が必要ですよ。このブログは(笑)。



yudoさんのログハウスって、下3段くらいがログでしたよね。そのログに穴を空けるのですか?

それとも、我が家のように2階につけるのですか?



2階につける場合、ちょっと注意したほうがいいことがあります。

 窓の大きさ次第ですが、壁際に立つと、高所恐怖症の気がある人はちょっと怖がるかもしれません。

 あと、ものが転がっていきなり地面まで墜落、なんてこともあるかも・・・。



 網戸をつけるなどすれば、それらの予防になります。

我が家の場合、実はもう一工夫ありまして、窓際に人間が立てないようになっています。

 それは収納が関わってくるのですが、それは、またおってこのブログにて紹介します。
網戸とルーバー (yudo)
2004-12-27 20:36:10
1F北側の出窓の下はログ積みではないので、そこに床面よりは少し高く、ガンジョウな網戸と外側にはルーバー状に大き目の板庇を付けようかと思います。

外からは室内が見えないように。



無人の平日、夏はそこから外気を入れ、南側ロフト妻壁の通気口から熱気を排出すれば、屋内は蒸れなくなるはずと考えます。



過去に夏場、蒸れてひどかったのですよ。

サウナ状でした。

週末窓を開放するだけでは間に合わないのです。

それで、南北妻壁の高い位置に通気口を開けました。

なので、あと、北側に地窓とかがあれば、完璧かと。

大きなヒントを頂いたような気持ちです。

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