気紛れ雑記(滓)

気が向けばまた…

本当に変なのか?

2006-01-31 | Weblog
 自分の「変」さは都合好く何処かに置いて(老いて)、あれこれ変だと謂う某ニュース番組。
おかしいをおかしいと云うのは簡単だ。
僕の様な能無しにでも出来る。
然し、ある程度の報酬を得ながら、自己を正義にする為に外を利用するんは如何なモンだろう?
客観性を護るのであれば主張は控えるべきだし、主観的で居たいんなら責任を取るべきである。
ま、朝から平仮名五文字の司会者も然りだが、変なのは先ずそっちだと思う僕である。
誰よりも自己責任を知っている筈なのに、綺麗事の弱者救済めいた科白は薄ら寒い。
無茶は承知だが、「今日は何円貰って、此れを云ってます!」を宣言して頂きたい。
その価値のあるかどうかは視聴者が決める。
無論、対価として妥当で無い場合は、其の代償を、其れこそ偽善でも好いから、
慈善団体へ寄付して貰えれば、少なからず説得力が持てるだろう。
 さて、東横だとか、ホームレス関係だとか…
僕が変だと思うのは、その内容よりも、連日ネタに事欠かない忙しい感じにこそある。
何より怖いのは「忘れちまう…」事だ。
例えば、小嶋。
彼の戦法変え。
眼鏡を掛け、前髪を降ろし…
こんな喜劇めいた演出に、誰も特に注目もしちゃ居ない。
興味の対象が、次次移って行く。
実に怖い。
都合好く忘れる事は悪い事では無いにしても、余りに露骨過ぎる。
喉元過ぎれば何とやら、なんて云うが、喉元にすら届いてるんだろうか?
どうにも、こう云う感じが、一般の市民にもあるんじゃ無いだろうか?
近所を歩いて居て、たまに見かける小中学校の同級生。
まぁ、僕には気付かない。
不思議な事に、気付いて居るのは、近所のスーパーでレジを打ってる○○君だけ。
別段、其れが何だと云う気は無いんだが、何となく納得して仕舞う。
出会いだとか、沢山の人と知り合うだとか、その場その場の人付き合いの損得勘定。
いや、もっと云えば、嘗ての生き方に対する無責任さ。
が、そう云う人に限って、多分、自己満足な肩書きを得た途端、同窓会なんてのを遣りたがるに違いない。
無論、僕は損しか無いからお断り続けて来た。
他人の下らないノスタルジックの道具にはされたく無いし…
 と、横道に逸れたんで本題に戻る。
「また大阪か…」
との鼻で笑われているのを感じる。
大阪はいかん。
それに異論を唱える積もりはない。
そして引きつける何かが、住み憑き易い何かがある事も否まない。
が、インタビューを受けている多くのホームレスの言葉が関西言葉では無い。
何となく都合好く「強制送還」なんて連想する僕である。
その前に、彼等に主張する権利はあるんだろうか?
僕には理解できない。
彼等は弱者なんだろうか?
一等地に居を構える為に一体、どれだけ勤めたんだろう?
自由を謂うんであれば、公園に自己を縛り付ける道理は立たんと思うんだが…
僕には以前から村を作って居る彼等が不可解だった。
逆に、道ばたで毛布にくるまってる乞食には、他人事でない何かを抱かずには居られないが…
何より、ホームレスなんて肩書きも必要ないだろ?
ルンペンで好いし、乞食で好い。
彼等にも其れくらいのプライドは無いんだろうか?
権利の主張は好いが、その前に何を果たしたのか、其れを謂うべきだ。
何も自治体はいきなり撤去を強制していない。
僕は何度も強制する前に要請を促す紙を見た。
其れでも居座ったのは、撤去止む無しと認めたに等しい。
もし公園に住みたいんであれば、固定資産税と住民税は当然の義務だ。
僕が義務を云々するのは烏滸がましいが、僕は少なくともこの先ルンペンになる気概はある。
間違っても、ホームレスなんて呼んで欲しくは無い。
遣るべき事は他にある筈だ。
先ず、居るべき場所に居る妻や子に有りの儘の自分を見せろ!
話は其れからだ。
其れをしないんで在れば、早々に退去するんが筋である。
見下される事に誇りを持てば好い。
其れが嫌なら違う道はある。
少なくとも、ホームレスに対して、行政は無策では無い事を知っている。
収容所であれ、まともな方々の血税が注がれて居る。
其れを嫌うのは、自ら邪魔者にして欲しいと云ってるに等しい。
冬の間だけでも、従え。
転々とすれば好いでは無いか?
 
 さて、そんな事よりも不思議なのは東横イン。
あの社長を異常に云う論調が不可解だ。
僕には、主語を変えれば此の社会に蔓延る小悪が見えて成らない。
偽造ホテルで収益を上げて居るから口惜しいだけで、
実際、駐車違反と同じでは無いだろうか?
歩きタバコと何ら変わらない。
駐輪、公共交通に於ける携帯電話、給食費滞納、社会契約を守れない離婚率の増加…
無論、あの会社の宗教めいた感じは危険であり、気持ちが悪い。
が、其れを差し引いても、そんなに異常なんだろうか?
僕には解らない。
あれを赦せないとする人々の感覚が…
彼を糾弾するに値する程の善人が如何ほど存在するのか疑わしい。
障害者に対して云々出来る程、足を引き摺って歩く僕には優しい街には思えないし、
中途半端な難病持ちの僕を簡単に採用しよう等と云う、奇特な企業があるとも思えない。
こんな僕ですら、例えばトイレに行列があって、障害者用に作られたデカい空っぽのトイレを見ると、
「効率悪いなぁ…」
と感じる始末だ。
利益を産んでナンボの企業が其れを遣る事に何の不思議もない。
単に露骨であるだけで、戦後ニッポンの成果じゃ無いんだろうか?
脇目なんて構ってられなかったんじゃ?

 兎に角、僕が思うに、胡散臭い横文字を並べた事に誤魔化しが多いと云う事だけは断言出来る。
昨今のIT然り、バリアフリー然り、ホームレス然り…
無論、其れを遣いたがる連中も同じだ。
グローバルだとか、ガバナンスだとか、コンセンサスだとか、ヒューザーとか(これは違うか…)、スピリチュアルだとか…
僕にはそう云うのこそ、ステルスな感じがして成らない。

本当に変なんだろうか?
変の前に、確かな何かが此の国に在ったんだろうか?
僕には其れすら解らない。
そして、確かな何かの一つだと思いたい、万世一系も潰れようとして居る。
僕が日本人だと云いたい根幹みたいな大切な物さえ奪われようとして居る。
日本が日本である理由なんて要らないのかな?
日出ずる天子の国なんて過去の遺物なんだろうか?
僕にはそうは思えない。
そして、此の国はそんなに変だとも思わない。
変だと思いたい人の変さは解る積もりだけれども…
親が子を殺し、子が親を殺す。
本当に変なのかな?
僕には矢っ張り解らない。
ただ、僕は変である事だけは知っては居るけれども…
だからと云って、変さを個性に摺り替える積もりはない。

何だかなぁ…

2006-01-30 | Weblog
 先日、どうでも好いと書いたばかりだが、そうでは無い人が多いらしい。
多分、追い詰める先が、拘置所だけでは我慢ならないんだろう。
特に、マスコミなんて…
悔しいんだろうなぁ…
いや、其れすらも無いのかも知れない。
本来、マスコミは後追いではいけない。
マスコミの責任が云々されても居るが、本質は突いては居ない。
本当の責任は、ホリエモンたる彼を持ち上げた事では無い。
検察に先んじられ、その後も検察の落とす情報を拾うだけのマスコミの体たらく振りである。
挙げられた後に物を云うんなら、僕等市井の、恐らくマスコミの思う「愚民」にでも、居酒屋や集会所で出来る。
報道の骨頂は、知らされない事を、知ろうとしない人や知りたくても知られない人に暴いてみせる事だ。
世間話みたいな事後検証なら誰にでも出来るんである。
が、昨今のワイドショーや、報道番組を見ると、そうでは無い。
代弁者では行けない。
一体、どれだけのマスコミが、堀江氏が挙げられる前に、(推測の域を越え)違法行為を謂い続けたんだろう…
嘗て、オウムの頃なら、麻原が挙げられる前でも何かと謂い続けていたのに…
ま、オウムは見るからに胡散臭かったから容易だったろうけど…
逆に、今こそ創価学会だとかを暴いて欲しいモンだ。
末端信者を翻弄し搾取し続ける連中を挙げて見ろよ?
ペンは剣よりも強いんだろ?
なら、誰かに釣られた魚を捌いて「活け作り」なんて自慢せず、自分で釣って、真名板の上に置いて見ろよ!
其れを活け作りかどうかとか、天然物だとか養殖物かとか、
アナタ方が「愚民」と莫迦にする僕等は、ちゃんと賞味し、吟味するからさ…
どうにも、勝負する相手が違うだろ?
マスコミさん。
ま、昨今目にする「朝日新聞」のCMを観ればたかが知れてるけど…
リストカッターの中毒患者見たいで、もう痛々しい。
一旦、ペンを置いて客観的に自分を見てみる事をお薦めしたい。
暴く先の悪と、裡なる功名心たる悪、天秤に架けて見て下さいな?

 さて、僕にはゴミ呼ばわりされて久しいマスコミへのお節介なぞ、どうでも好い。
そして、目先の利益追求こそ、虚飾こそ、セレブこそ、肩書きこそ、ブランド物こそ…。
な人々が堀江氏に共感出来ないんが90%らしいんが不可解だ。
ま、大嘘つきな大衆もどうでも好い。
少なくとも僕は、不本意ながらも残り10%だ。
カネに頓着しない僕だし、ケチである僕だけど、カネさえ有れば何でも出来ると信じている。
殊、此の風潮に乗れば。と云う前提であるが…
特に女の心なんて買うには容易いと断言しよう。
嘘だと思う実直な女性こそ、僕に兆を超えるカネを与えて欲しい。
貴女の心を買って見せよう!
逆にそう思える自信だけは在る。
物欲に乏しい僕に拘る同居人が居る訳で…
僕には全く理解出来ないけど、僕は淫売に魂や人生を賭けても得たい代物らしい。
そんな物に乗りたくは無いし、他の男の肉棒に支えられるのは口惜しいから、
僕は命を賭して同居人の淫売を、身の程知らすを弁えながら止めさせた。
同時に其れに苦しめられては居るけれど…
更に僕は既にニートにすら入れて貰えないらしい。
親から援助される生活費の殆どを、親の入院保険に費やそうとしている。
無論、死亡保障は抜きである。
僕の生活なぞ、どうでも好いから…。
支えるのは僕では無い。
支えたがってる同居人に任せよう。
完全に同居人を信じてるカタチを整える為だ。
僕を支えて居るのは親では無く、貴女だ!とする為だ。

ま、そんな事もどうだって好い。
死ねない言い訳の転嫁は莫迦らしい。
況や僕は莫迦以下だ。
僕にはプライドがあるからだ。
決して誰にも傷つけられない自尊心を磨く為だ。
僕には僕自身の得になる事に魅力はない。
僕は僕が満たされれば満たされる程苦しい。
僕を認める奴を遠ざけ、僕を否定する奴を愛する。
「好く産めるよ…そんな子要らないのに」
と姑に謂われた母を責めれらやしないし、
多分、彼氏だった僕が居ながら、突然連絡を絶ち、淫売に進んだ同居人を愛している。
其れは僕を裏切って呉れたからだ。
行動が僕を否定したからだ。
僕自身の自己否定を肯定して呉れたから…

父親に捨てられた母。
父親を持ちきれなかった同居人。

舅に苦しめられた腹いせに、姑が母に吐いた、嫉妬めいた言葉が正しく成るし、
誰も信じられない自分を育てた父親に対する憤りをカタチに出来ない、
ファザコンを認めたくないばかりに、汚れる事で、父の残した自身への復讐を遣る同居人の莫迦さ。
男性を全否定している両極の人達。
多分、僕は両方に愛されて居る。
いや、欠落した自己愛の補填に遣って貰って居る。
無論、僕と云う存在は、彼女等にとっては、どうでも好い筈だ。
僕はそう云う女の本質を知らない訳では無い。
非道いモンだ。
だが、世間は女性上位が謂われて久しい。
ま、其れも時流だ。
でも、僕は仕合わせだ。
苦しめられ続けて居るし、苦しんで居たいと思うから…

共感出来ないらしい。
堀江氏に…

そんな9割にこそ僕は共感出来ない。
いや、したくないし、しない。

だから僕は寂しくないし、孤独を愛している。
孤独な僕なんかよりも寂しがり屋さんはきっと…
ま、現実逃避は必須な世の中。
強がりじゃ無い。
寧ろ強がりたい。

自己愛に長けた今はきっと僕の言葉は記号に如かない。
其れでも構わない。
責めて負け惜しみにでも感じてくれたら嬉しい。
そして、今こそ僕は堀江氏に共感する。
カネさえあれば…
そう、カネさえあれば…
暇さえあれば呟き続けたい。
カネさえあれば…
カネサエアレバナンデモカエルシナンデモエラレル。
そう、心だってね?

だって、カネに無頓着な僕が、誰にも相手にされないし、
僕もカネにしか興味の無い人の相手はしたく無いし。
だって、資格とか肩書きって何らかのカネを産み出す道具でしょ?

みんな欲しい癖に…

其れで好い。

ううん?

其れが好い。

全部思い通りなんて怖いから、望んで無い癖に…
でも、犬に服を着せてるんは何だろ?
犬の心だって買ってる積もりじゃ無いの?
犬に心があるのかどうかも疑わしいのに…

どうでもいいや…

2006-01-28 | Weblog
 連日の堀江氏関連に食傷気味。
認めたく無いんなら話題に取り上げるなよ…
実際の処、そう思えて成らない今日この頃。
彼を取り上げれば取り上げる程、彼を認める事になる。
が、彼の信じた市場は昨日彼を無視するかの様な動き。
僕には寧ろ、そう云った市場の冷酷さの中に、今の正義を見た気がした。
関心を示す事は、多かれ少なかれ自分にとって何らかの得があるんである。
そして、何らかのカタチで、自己満足の道具に利用しているに違いない。
誰かを悪者に据えてさえ置けば、自分は何となく善人面を被れるんだから、そんな楽な遣り方はない。
誰も渡った事の無い石橋なら、幾ら叩いたって渡らない癖に、
誰かが渡った石橋なら、其の誰かが叩いたかどうかの疑いも無く、平気で渡る世の中だ。
何となく、彼が異常者で無ければ成らない連中が、彼を利用する事で自己正当化に必死な感じが胸糞悪い。
亦同時に、彼を見せしめだったと信じたがる人も、常に他人へ期待するばかりで何か同じ気がするし…
何より、テレビで「額に汗」を語る連中の額に汗を見付けた試しが無いし、
実際額に汗してる御仁はきっと、あれこれ語って居る暇も無い筈である。
堀江氏は決して異常では無い。
少しだけ異端めいただけである。
異常なのは犬に服を着せて平気な風潮であり、少子化とは反比例する性風俗の乱れであり、
何より、自尊心に翻弄されてばかりで、自己軽視と云うか、自己に対する無関心振りこそ異常である。
社会性を失った外面の取り繕いは、虚飾以外に無い。
そして、其の虚飾は老いる事を嫌いすぎる中年以上のお年寄りの姿勢そのものだ。
一方で若さ故の青さを見下しながら、ヅラを被りメールに絵文字。
金髪は駄目で、白髪染めは善い。
長髪は駄目で、ヅラは善い。
スキンヘッドは駄目で、バーコードは善い。
善い。


のか?



さて、来年の2007年問題だとか…
カネが有り余っている様だ。
頼みもしないのに物に溢れた豊かな国を作って頂いてありがとう。
五兆円ビジネスらしいね?
団塊世代の第二の人生とやらが遣うカネ。
豊かな老後。
結構結構。
孫にジャブジャブ遣うのかい?
それとも世界一周豪華クルーズかい?
服を着せた犬をお伴にウォーキングで健康志向かい?
感性も無い癖に御稽古かい?

いい加減にして呉れ。

此の国の借金は1000兆だ。
ま、アメリカさんに貸し付けてるから心配無い。
のか?

本当の大人なら、堀江氏なんて相手にするなよ…
相手にする時点で同次元なんだよ…
本当に立派で尊敬出来る先輩で居て欲しいのに…。
年功序列を止めたのだって、何処か責任回避なんだよ…。
豊かな老後なんて云ってないで、
老い果てるだけの時間に必要以上のカネは国庫に献上する位の意地は無いんかい?
少なくとも僕は自分を正しいなんて思わない。
たまたま間違って出て来て仕舞っただけだし…
揃えれば善かっただけの、焼け野原から育った奴がどんなに贅沢だとか云っても、
何もかも揃った今、ピンと来ないし、どうしろってんだ?
物心ついた時既にゲームのコントローラを握ってんだよ、平成生まれなんて。
多分、戦後の焼け野原なんて想像出来ない筈だ。
其れを今更、ゲームが悪い、インターネットが悪い、あれが悪い此れが悪いって…
部屋に籠もってキー叩いて、コントローラのボタンを押してないでスポーツしろ?
某大学の野球部は集団痴漢、某国立大学アメフト部は酒飲ませて暴行だってさ。
スポーツが育てた健全な精神の行く末だって大した代物じゃ無い。
オタクだとかが、一括りにされて異常者にされるんなら、スポーツマンだってそうするべきだ。
何となく近頃、僕等は高度成長に甘えた連中の自己隠蔽の綺麗事の為、誤魔化されたツケを払わされている気がして成らない。
そろそろ、僕等は怒りを持つべきだ。
そして、本当に額に汗している大人を尊敬すべきだ。
もしくは、国民総ニートなんてのも善いかも知れない。
困ったら途上国から奴隷を連れて呉れば好い。
自由を履き違えた僕等が、もっと先の将来から竹篦返しを喰らえば好い。
今さえ好ければは、もう少し先より先を見ちゃ居ない事くらい、歴史から学べない現代では無い筈。
なのに、其れをやってんだから…
その内不自由極まりなくなるさ。
ま、そん時考えれば好いってか?
神いや、カネが助けてくれるに違いない。
自分よりも大切な…

一括りするなよ…

2006-01-27 | Weblog
 一連の堀江氏の問題に就いて、何かと遣ってはいる。
が、何となく肯ける部分と受け容れられない部分がある。
特にモラルだとかを軽々に云ってる事と、暗黙の了解と云うか、勝手な不文律を通用させてきた穴を突かれた事を、
「ガキの論理」
で切って捨てる感じが、どうにも腹立たしい。
僕自身、この社会の不道徳や無倫理にはいい加減、うんざりしていたから、
寧ろ、道徳を云々する側に居る積もりだ。
だから、堀江氏は最初から認めては居ない。
が、彼は確かに此の社会に英雄的に存在していたんである。
誰がそうしたか?なんて容易には云えない。
ただ何となく顕れたんである。
突き詰めれば原因はあろう。
僕が思うに、彼は此の社会の難病みたいなモンだ。
今回、其の病気の原因を必死に探しては居るし、多分、発症した部分を検察が外科手術で社会から取り除いた。
確かに、難病でも伝染性の強い物なら、研究者も必死だろうし、原因究明は急がれる。
が、彼はただ、発症さえしなければ大した事の無い種類だったに違いない。
でも何か釈然としない。
此の社会は病んでいる。
僕自身も其れに含まれているし、自ら浸かって居る。

処が、上の世代は「今の人達は…」なんて云う。
無論、自分達だって紛れもなく今の人達の癖に、何だか高い所から見下している風。
そして、一括りにしたがる。
が、都合の好い時は、優秀な我が息子、なんて持ち上げ、
都合が悪くなると、道徳の無さを嘆く。
ま、簡単に云えば、総論的にはインターネット社会を軽蔑しておいて、
いざ自分が使うとなれば、若い奴にパソコンの操作を乞う各論を用いるんだから…。
若い奴のモラルの無さは確かにある。
然し、街中でデカい着信音を鳴らしているのは若い世代だろうか?
電車の中で通話しているのは、若い奴よりも、スーツ姿の中年に多い気がするのは僕だけだろうか?
群れて空き缶だとか吸い殻を一カ所に残して行く若い奴も多いには多い。
が、単独で歩きタバコ、おまけに場所構わず吸い殻をポイなスーツ姿を遙かに多く見かけるのは気のせいだろうか?
痰や唾を吐くのや立ちションも…
異分子に何かを云うのは簡単だ。
だけど、そう言う同世代の生き様を放置してきたと云うか、
寧ろ、下の世代の方が、上の世代を一括りにしたいし、寧ろ一括りじゃ無いんだろうか?
趣味がゴルフなおっさんや、ヨン様に群がるオバはん…
不文律に甘えてきたのは僕達じゃ無い。
余裕のない社会にはもう、不文律は通用しなく成っている。
其所を逆手に取った堀江氏。
カネこそ全ては、多くの背中を見てきた結果である。
寧ろ、カネだけじゃ無いを知っているのは、若い世代に多いんじゃ無いだろうか?
いきなり手段を目的化なんて簡単に出来やしない。
人の命は何物よりも重いと説きながら、自分の命にカネを賭けてるんだし…
少なくとも堀江氏は自分に保険金は掛けないと云っていた記憶がある。
其れは無責任にも取れるが、あの堀江氏ですら自らの命にはカネを賭けなかったのは皮肉めいている。
そりゃ。リスクマネジメントは責任の一つである事は否定しない。
が、次世代の問題を取り上げるのも善くない。
そう云うお節介よりも、次世代たちの招いた問題は次世代に任せればいい。
其れよりも、自分達のしでかした尻ぬぐいだけは遣って欲しい。
単に自分達の老後を護ってくれる次世代じゃ無く、
次世代が次の次世代を育てたく成れる様に。
少なくとも、こんな僕の様な人間が図々しく生きては行かない社会にする為にも…
未来志向と云うのは、そう云うモンじゃ無いんだろうか?
若しくは、僕達が護りたくなるお年寄りに成って頂きたい。
昔みたいに、三世代が一緒に住む様な…
一括りにされたがった世代が「今の人達なんて」一括りにしたい気持ちは解らないでも無いが…

悪癖

2006-01-26 | Weblog
 どうにも妙な自虐の為に、筋違いな不満めいた物を書きすぎている。
昨日も、適当な事を書き殴ったと云うか、キーを打った後、猛烈な自己嫌悪に襲われ泥酔の儘、棒切れ状態。
鬱期の時の楽観は大概、ロクでも無い結果を招く事くらい解っている筈なのに…
大した事の無い自分が、世間に対して兎や角云う資格の無い事は十二分に承知していると云うのに…
何より、こんな僕ですら生きる事の赦されている現実を、そんなに悪く云う必要も無い。
少なくとも僕は、自称「世相をぶった切り」ジャーナリスト、だとか云いながら、
結局自分だけを正義の味方に仕立て上げたがる、代弁者気取りの目出度い売文野郎では無い。
共感だとかをされたら、もう恐ろしくて逃げ出したくなるし、何よりそう云う人を傷つけたくもなる…
僕は僕自身を認めちゃ居ないし、認められる事も怖い、無責任人間の典型である。
だから、自分の云う事に根拠なぞが無い方が好いし、昨今の根拠を求めたがる感覚にも着いていけない。
根拠を盾に自分を護るなんて、自分自身の根拠も無いのに出来ないんである。
そりゃ確かに、科学的根拠だとか、信ずるに値する根拠を否定はしないが、
現時点の根拠に、必ずしも根が張られているのかどうか疑わしい以上…。
ま、ロケットも打ち上げられない、無抵抗に神を崇めてた時代の地動説や、進化論等を鑑みれば、空恐ろしい訳で…。
何より、世界地図も知らずに、ちょんまげ結ってたんだし、僕等の先輩。
少なくとも想像力は、人類の発展に大きく影響したと思いたい僕には、
現時点の根拠を元にしか物を云う事の出来ない風潮は寂しい。
とは云え、現実社会を相手に飯を喰ってるジャーナリストは其れでは困る。
どうにも僕には最近のジャーナリストだとかコメンテーターだとか、
十把一絡げは善く無いにしても、そう云う人達の多くが、博打屋に寄生する予想屋になって居るだけに見える。
然も、何となく客観的で無ければ成らないにも拘わらず、主観を容れるのが気持ち悪い。
其れをしたいんであれば、小説家か詩人になれば好い。
そう、常に疑問なのは、ノンフィクションライターってな横文字。
が、日本語に成った途端に作家。
いやいやいや…そりゃ違うだろ。
例えば、先日の宮崎勤の判決。
彼から反省の弁が最後まで述べられなかったのを残念がった作家さん。
作家であれば寧ろ、反省の無い事に何かを見いだすべきだし、
逆に、ジャーナリストであれば、反省が述べられない異常な彼を育んだ社会を客観視し、問題化させるべきである。
そう云う点では、戦後間もなく起こった山崎なる人間を青の時代で描いた三島は作家であったと思う。
犯罪者を単に犯罪者として描くのは作家の仕事では無い。
作家の仕事とは、犯罪の悪を暴くんでは無い。
寧ろ、犯罪ですら、美しく散った火花の一瞬である事を見逃さない事だ。
が、例えば堀江氏に就いて聞こえてくる論調は面白く無い物が多い。
無論、堀江氏を題材にする小説は無理ではある。
彼は美しく無い。
だから、彼について否定的な意見の多い事は解らないでも無いが、
少なくとも、経済アナリストだとかは彼を擁護しなくては成らん筈だ。
間違っても、彼の倫理観を説くのはおかしい。
経済なんて軟体動物みたいなモンで、其れを云々して飯を喰ってる連中は同じ穴の狢である。
予想屋に過ぎない。
然も、常に個人の裁量に任せるだとかを逃げ口上に…

 さて、またもや他人を理不尽な槍玉に上げそうになったんで止める。
安直過ぎて簡単だ。
自己隠蔽の為に他人を利用するのは…

その前に自分はどれだけオリジナルなんだ?
僕が僕で無ければ成らない何がある?
な~んも無い。
呆れる程にな~んもない。
無論其れを嘆く必要も無い。
極力迷惑を掛ける人を少なくすれば好いだけである。
自分が居なくても代わりは幾らでも居るし、代わりすら必要無いかも知れない。
ま、その為には身軽であるに限る。
もし頸を括ろうとしてる友人がいれば駆け付けられる人間で居たいし。

だって、独りで頸にロープを回している間って結構笑えるから…
仕合わせだなぁ…って。
何故か涙だけはポロポロ流れて呉れる。
でもホント、楽しい。
世界を裏切ってる見たいで。
客観的に見れば、恐ろしくなるくらい寂しい絵だろうけど…
そんな時こそ誰か居てくれたら…
ま、友達沢山な人が居てくれる筈は無いだろうし、葬式では泣くんだろうけど…
違うんだよね…
欲しいのはそんなんじゃ無くて、慰めとか、励ましとか、でも無くて、
ただ、頸をロープで括りながら、笑い合って「止めとこ?」なんだよね…多分。
逆に、一番そう云うの怖いから…
自虐に酔ってる悪癖を持つ奴は。

「ごっこ」も仕舞い

2006-01-25 | Weblog
 僕が鬱々で動かないで居る間に、ほりえもんが逮捕されたらしい。
自分以外の事にはまるで興味を失っていた訳で仕様が無い。
とは云え、まだまだ憂鬱で、頭の中の視界に霞がかかった様な感じは払拭されては居ない。
重苦しいと云うよりは、鬱陶しいだけ。
ま、何もかもを否定したくなる事から少し距離を置けたと云うか、小休止な状態は少し楽ではある。
無論、アルコールの恩恵、逆に此の竹篦返しも怖い…
 さて、一連の騒動。
いい加減にしろ!
である。
堀江氏が踊っている間に正面切って直接批判した奴が何処に居る?
拘置所に入ってから好き勝手に何を言った処で、卑怯なだけだ。
ライブドアのアマチュア的で、サークル活動的で、学祭の延長的な感じは、誰もが感じ取っていた筈。
特に今回、彼を担ぎ上げた小泉自民を批判する民主党には反吐が出る。
僕は忘れては居ない。
お前等も出馬要請した癖に…
おまけに、自分たちの公認した候補はシャブ中。
何となく、もうこの先民主党に投票する気にはなれない。
寧ろ、今回の騒動で堀江のしでかした事、規制緩和や構造改革の嘘故の出来事として、擁護してやったのならまだしも…
ま、僕にはアマチュア的である点で、民主党もライブドアも同じに見えて仕方がない。
決して自己の将来を託す気には成らない。
それよりいい加減にして欲しいのは、マスコミの甘い希望的観測を並べた、ダム決壊な言いたい放題。
拘置所に入る前に言えよ!
名誉毀損だとか恐れてた癖に…
元社員だとかも同じだ。
社内に居た頃堀江氏に、其れを取り巻く連中に、直談判したんか?
其れすら出来なかった癖に、彼が物を言えなくなった今になって、
「あぁ、やっぱり…」
アホか?お前等が育てたんだよ?
憲兵怖さに赤紙に従った、戦前の無責任日本人から成長しとらんだけだ。
国の為に特攻した人は尊敬し、哀悼の意を示したいが、
「おかーさーぁーん!」と云って特攻した奴には全く敬意は無い。
大事な母の為に闘う対象は、アメリカでは無く、当時の軍部であった筈だ。
ったく、同じなんだよ…今もさ。
下らねぇ…
したり顔でオナニーしてろ!
今、カネ至上主義じゃ無い奴がいるかい?
カネさえあれば何でも出来るだろ?実際。
ホームレス、引き籠もり、ニートを軽蔑してんだろ?
一体、自分を疑ってる奴が居るかい?
手段を目的に履き違えてる癖に…
会社ごっこをした奴がそんなに悪いか?
野放しにした癖に、「しくじった」で済むんかい?
え?経団連の奥田さんよ?
堀江よりも犯罪的なのはあんた等だよ…
何故あんな軽薄な連中が財を成した?
既存の企業が雇用を拒んだ隙間の世代じゃ無いのかい?
ニートもIT長者も、立派な御先輩方が育てる事を厭ったからだ。
媚びて媚びて媚び続けた結果じゃ無いか…
ホント、情け無い。
若さをバカにする前に、憧れ執着する事を止めろよ!
チョイ悪とか、ヅラ被って無いで…
バーコード禿げも止めろよ…
貴様等が若さごっこをするから、下の世代は背伸びしなけりゃ成らない。
「即戦力」だとか、背伸びばかり強要しやがって…
育てる事もせずに、即戦力は無いだろ?
いい加減にしろよ!
挙げ句、「甘えるな。盗め!」ってか?
悪いけど、虚飾や無責任さは盗んださ…
堀江氏は突然変異じゃ無い。
戦後世代、特に団塊世代の写し鏡だ。
お前等が西洋ごっこした成れの果てだよ?
核家族は楽だったろ?
村社会から逃げたんだからね?
ざけんな…
団塊以上の共産主義者のお年寄り達。
朝鮮総連や団体とか、野放しにして来たんじゃ無いかい?
心の底では差別し、軽蔑しておいて、逆差別を赦して来たんじゃ無いかい?
出て来るべくして出て来たんだよ!堀江さんはさ。
貴様等の垢なんだよ。
無論、麻原も、宮崎勤も、宅間守も、小林薫も、その他諸々…
お前等の息子達じゃ無いか?

あぁ、甘えてるさ…
悪いかい?
あんた等よりは甘えては無いけどね?
群れてばかりで、引き籠もる勇気も無かった癖に…

贅沢病

2006-01-23 | Weblog
 厄介な事に鬱期に入って仕舞ったらしい。
一日の殆どが制御不能の棒切れ状態。
動かなければ動かずにやり過ごせば好い。
でも、僕にはそうは行かない。
時折襲ってくる猛烈な厭世的な感覚は、何とか酒で紛らわせ、
多分、一時的にきっと未遂で終わる筈、自殺ごっこで果てるに違いない。
が、今は何とか合間を縫って整頓したい時間。
鬱期にはある程度の解放が必要なんである。
いや、誰もがそうであるとか、確証は無いけれど、
病としての鬱を患っている人では無い、慢性的な神経症的な抑鬱を知る人なら、
何となく解って頂けよう…
僕自身、精神病的鬱であればどんなに楽だったかと思う。
其れは簡単に死に至る病であり、一旦死の誘いを請けるや、容易に線路にだって飛び込めて仕舞う。
が、神経症の抑鬱は決して死には至らず、只管死に憧れる少女の夢の様な甘い病。
多分、途上国には無い、豊満な贅沢病。
余裕のある故の余裕の無さから来る、自己顕示欲の成れの果て。
所謂自尊心の暴走。
多分、其れを把握出来ないで居た頃、薬物に対して緩やかだった頃は、
恰も其れが自己を見つめた天才の様に崇めた訳ではあるが、今は違う。
所詮、目出度い甘えた自己暗示に過ぎない。
そう、芥川や太宰や川端や三島も…
ま、横並びにする暴挙は、僕の文学的才の無さ故、赦して欲しい。
彼等がもしも今生きていたら、只のニートか、もしくは傍迷惑な引き籠もりか、ボーダーか、神経症患者か…
だから芥川は生きている間に死後を望みながら笑っていたに違いない。
其れがどうだ?
今は彼が賞の冠名。
尤もそう云うの嫌って怖がった彼が、あの世から泪の小便でもしている筈。
まるで権威の様に扱われる事。
いい加減彼を解放して遣れよ…
毎年祭儀的に授与される彼の名前の賞を見る度に憤って仕舞う。
彼の書いた文字を知れば、彼が賞の冠名にされる事がどんなに辛く哀しく、
嘲笑含みの微笑みで受け入れているかを…
彼に憧れた津山は、{綿矢りさ}よりも劣っていたんだろうか?
少なくとも、芥川賞は男性以外が受ける資格は無い筈だ。
特に純愛の純粋たる汚さを知るのは、子宮を持たない男だけだ。
ま、あんな薬物依存の似非探求者なぞ擁護する積もりはないから止めよう。
 今は限られた時間の中、自己整頓が優先だ。
僕には文字に頼らざるを得ない弱さがある。
魂だとかは信じないけど、精神の解放だとか、多分子宮で培われた記憶は信じる口だ。
人間なんて子宮の中の記憶で一生が決まるんである。
其れはみんなが使いたがる科学的根拠に依っている。
僕の場合、母親が姑に「そんな子供要らない」と云われ続けた挙げ句、
母親の意地だけで出て来て仕舞った能無しだ。
賢い子なら、其れを聞いている間、子宮の中で自らの栄養源を断ったろうし、
最後に、子宮から出て来る瞬間、臍の緒を切られる寸前に窒息を選んだ筈だ。
僕はそれすら拒んで仕舞った能無しだ。
此れ以上の後悔があろうか?
其れが解っていながら生き永らえた。
此の無能振り!!
何故天才は夭逝だったか?
僕に才は無い。
だからこんなにも醜く年老い、傷付く事だけを得意にして、甘く生温く生を貪り、
誰の役にも立たず、誰も認めず、誰からも見放され…
そして、まるで自分だけが被害者であるかの様に臆病に卑屈に、研ぎ澄ましていた感性も丸まらせ、
屁理屈だけは垂れる癖に、実際頸さえかっ斬れやしない傲慢さ!
才のある人間は本能的に、人間の限界、況や意志や言語を持って仕舞った事、
何より、発情期の無い、慢性的な自慰的駄落し無さを知っていたからだろう。
此れは危険だ。
人間の動物を否定する事だ。
戦争を否定した事にも等しい。
平和を望んだ人間に未来は無いし、根絶しかもたらさない戦争も未来は無い。
限界だ。
どんなに求めようが、理屈を着けようが、もう人間に正当性は無い。
そもそも人間は破壊者なんである。
生殖行為以外の性行動を行った時点で…
おまけに今雌雄すらどうでも好い。
こんな贅沢な種は爆発寸前。
僕だって同じ。
自殺はいけない?
なんで?
どうして?
誰かを殺す方が善いっての?
ねぇ教えて?
芥川賞って立派なんでしょ?
なら、自殺は認めてるんでしょ?
本当に自殺が駄目なら此の世からあらゆる芸術は駆逐されてる筈なのに、
何故ゴッホの絵に高額な価格が提示されるの?
自殺がいけないのなら、自殺した連中の遺物なんて一銭の価値も無い筈なのに…
本当の天才は、そんな夭逝すら否定した奴なんだろう…
そりゃラディゲは美しいけど、ランボーに較べれば…
何となく滑稽さに欠けるしね…
多分、階段で転けた中島らもも天才だったかも知れない。
僕が灘高卒なら早稲田くらい行ってたかもしんないし…
ま、僕は所詮四流大卒の愚物だから負け惜しみだけど…
でも、何故かこんな僕を愛して呉れる人がいる。
哀しいけど、辛いけど…
彼女は清算。
僕の精神をツケに回して…
愛しちゃ居ない。
でも苦しくて堪らない。
彼女の過去に苛まれ続ける。
僕とは関係無かった、性を売り続けた彼女のツケを僕が…
哀しい哉、僕も亦処女崇拝の信者たる都合の善い男。
だからこそ、彼女の淫売の過去を背負って生きていく。
苦しくて堪らないけど…
彼女には多分、何て事無い若気の至りだろうけど、
僕には其の若気に勇気も無く、常に退いてた臆病さがあったから…
卑怯者だから…
決して彼女の淫売を責められやしない。
其れが例え性的欲求を満たした表情であっても…
僕は正面切って軽蔑出来ないし、子宮外妊娠の過去だって慰められない。
寧ろ、褒めて仕舞う。
僕が僕を認められやしないから…
一度だって僕は僕が生きている事を正当化した試しは無いし…
性欲の飛沫の果てとしか…
ま、オナニーの延長が僕等の大多数。
だから虚しいのは当然。
そうじゃない!
なんて云える奴が居るなら云って欲しい。
そう云う人は僕の目の前でだってチンポをしごけるだろうし、オメコやクリトリスを撫でられるだろう。
僕を正当化させて?
ねぇ?
鶴瓶はテレビでチンポを出したから、彼は多分生きるに値するんだろうけどね?
猥褻物陳列罪って何だ?
僕等はみんな猥褻物じゃ無いの?
父親の我慢し切れなかった飛沫の果ての癖に…
いい加減みんな見て見ぬ振りは止めようよ。
贅沢なんだから、呆れるよ。
カネだろ?
羞恥心だって売れるんだろ?
身体も精神もさ…
生まれてくるガキの事なんて考えても無い癖に…
背負って来るんだよ?
嘘じゃ無いって!
マチガッテモカノジョヲイデンシホカンノタメニ利用シナイシ、オメコヲフクメタ、シキュウダケヲソンザイリユウニシナイ。

失われた背骨

2006-01-22 | Weblog
 僕達の居る今の社会。
元から在った筈の善悪だとか徳。
戦後アメリカさんに何かを抜き取られ、高度経済成長と云う筋肉ばかりを鍛えて来た。
そして、経済が成熟した此の国は、バブル以降贅肉ばかりを着け続けた。
「違法でなければ好い」を謳い文句に、遣ったモン勝ち。
今も尚、勝ち組なんて言葉は踊っている。
一体何に勝つ積もりなのか、僕には全く解らないんだが、どうも皆さん、何かと戦っているらしい。
他人の反省ばかりを期待しては裏切られ、実際期待する連中にも「反省」の二文字は後悔の代わりに使うだけ。
宗教なんかは偉そうに善を説いたりするけれど、善行は単に合理的なんである。
殊、精神性なんて側面から観た時、善行程合理的な物は無い。
何故なら、遣ってる最中は面倒ではあるけれど、善行に遺恨は残らない。
が、人は其れでも悪行に奔る。
目先の利益に取っては…
ま、そう言う哲学的な原則論を云う程僕は未だ年を取っちゃ無いから避けるが、
どうにも此の国の劣化具合は筆舌に尽くし難い。
先日の小嶋の証人喚問でも感じたが、彼は此の国の三権分立への冒涜を遣った。
彼は立法府に対して戦いを挑んだんである。
刑事訴追される事を盾にすれば、何も言わないで善いのなら立法府は司法に劣ると云う事を認めたんである。
此は嘗ての証人喚問からも云われ続けて来た事だが、あんなに露骨なのすら出てきたんだから仕様が無い。
手段と目的を履き違えたこの社会の写し絵だ。
ばれなきゃ悪事は悪に在らず。
自分だけじゃない…等々。
贅肉が骨を押し潰している。
もう既に嘗てあった背骨は残っているんだろうか?
無論、僕の背骨は丸くなるばかりだけれども。
偽善を善行にして仕舞っているんが罷り通って居る現代。
白いのを手首に巻く人の多いのを見ると明白。
罪滅ぼしを欲しがる前に、罪を冒さなければ善いだけなのに…
あんな物で善人に成れるのなら、此の世からとっくに苦しみは無くなっている筈なのに…
自己欺瞞を自己実現にしている間は同じ事が繰り返される。
アメリカ産牛肉を云々する前に、四つ足動物を喰らい続ける傲慢さを疑って欲しい。
無論、僕はべじたりやんでは無いし、オーガニックだとかを云々する神経症患者でも無い。
自己都合なんて屁みたいなモンだと思うだけである。
誇大化した自己評価に贅肉しか感じないだけである。
徳よりも得…
徳を説くよりも、得を解く、胡散臭いカリスマ。
自己犠牲のない宗教家みたいな経営者。
ま、自分が正義なんだろうけど…
無論多かれ少なかれ「自分だけじゃ無い」な人ばかりだし。
僕もそうだし…

不可解だ

2006-01-21 | Weblog
 マンション住民、株主、票を投じた人、等々…
何か置き忘れている。
一時の欲求は満たした筈であり、そもそも信用した自身はさておき?
一蓮托生を自覚も無しに遣った後で、何だかんだ云ってもなぁ…
被害者意識の見っとも無さったりゃありゃしない。
ってな日本人の卑屈な美徳も鳴りを潜めたモンだと感じる今日この頃。
ま、其れが欧米型のエゴイズム丸出しの莫迦に繋がってるんなら好いんだが、
逆に進んでいる気がするのは僕だけなんだろうか?
捏造歪曲、盗み集り、自己逃避な彼の国を嘲られない方向へ進んでいる気が…
自己を顧みない風潮はまさしく…
何となく、此処まで劣化し続ける最近の世相を見ると、彼の国の陰謀では無いか?
とさえ勘ぐって仕舞う。
僕達の国はあんな隷属意識を受け容れない、極めて選ばれた感のある島国の主権国家の国民である筈。
黒船以降、どうにも劣等感を持ちすぎたに違いない。
小さな島国故の気の小ささがあったからこそ、用心深かったし、厚顔に成らずに来たのに…
少なくとも僕達の国は、主権が一度も国民に在った事の無い、人口爆発な人権無視大国程、パクった物を自分の物にしては来なかったし、
何より、あの卑屈な、国のカタチも為していない属国根性の染みついた所みたいに、パクった物を改悪させたりもしなかった。
僕達に国は、パクった物は有り難く頂戴し、パクった時点よりも勝れた物を作って世界に還元させて来た筈だ。
が、今はどうだ?
韓流、韓流…
おいおい、大丈夫か?
ま、エルメス抱えて、メルセデスを駆って、マイクロソフトのOSを走らせ、アイアムジャパニイズってな生活までは甘受しよう。
が、貴重な時間とか云っておいて、嘗て此の国にあった昭和ドラマの劣化版を観る時間は浪費じゃ無いんかい?
どうにも、昨今の社会の有り様は、彼の国の感じに近づきつつある気がしてならない。
目先の得で、もっと先の損をやってるちゅーか…
親バカは居たけれども、近頃はバカ親しか居ないしなぁ…
特に大阪は酷い。
僕は大阪生まれの大阪育ちではあるが、実に軽蔑に値する場であると思う。
大阪民国なんて謂われちゃ居るが、一向に腹が立たない。
「また、大阪か…」
なんて、大阪以外からはきっと、呆れられていると云うのに、
何を勘違いしているのか「此が大阪流や…」なんて本気で言う奴が多いのも否めないし…
別に東京が正しいなんて云う気は無いけれども…
いい加減、気付よ…
特に、ハイヒールだとか云う、気持ちの悪いオバはんが正論ぶれる異常さを疑えよ…
別段僕はドMって訳じゃ無いけど、全国の皆さん、もっと大阪を叩いて下さい。
どうにも自浄作用は此の地には働かないらしく…
ま、僕が他に移り住めば好いんだろうけど…

そりゃ無いんじゃ…

2006-01-20 | Weblog
 掌を返しまくる。
善くも悪くも「ほりえもん」を持ち上げたのはマスコミ。
ま、双方が利用し合ったのだから仕様が無い。
そして市場が冷酷に推移するのも当然ではある。
とは云え、マスコミの論調には反吐が出る。
ナベツネやスペクターは、最初から辛辣だったから、今何を語ろうが構わない。
然し、報道番組では尤もらしい事を述べながら、
時間帯を変えればバラエティー番組で彼を持ち上げ出演させていた責任の問われないのはおかしい。
少なくとも関係者に死人が出た。
どうもこの社会は死人に鞭打つのを嫌う節がある。
が、死んだ奴は悪い。
別段、自殺を悪いなんて云う積もりは無い。
ただ、余計な事を遣るだけ遣って死ぬのは迷惑である。
そして、まるで悲嘆に呉れた感じのない死人の父親にうんざりする。
我がの息子が死んで間もないと云うのに、何故カメラの前でウダウダと語れるんだろう…
そして、ほりえだけを悪者にしつつ、愛息も加担していた事を忘れている語り。
死んだからには、この騒動に何らかの片棒が担いでいた筈だ。
そしてそんな奴を生産した以上、先ず世間に対して謝罪をするのが父親である。
僕にはライブドアが、かつてのオウムに見えていたんだけれども、
麻原いや、松本の責任の問われるのは当然として、其の信者達も相当裁かれた訳だ。
なら、今回の場合も同じじゃ無いんだろうか?
ワンマン経営なんて、其のカリスマ性だとかを持ち上げる訳で、ある種宗教的であるんだから、
詐欺であろうが、騙しであろうが、信じた奴にも一定の責任はある筈だ。
特に、オウム場合、信者になった子を何とか脱会させようとし、世間に謝罪をしていた親の居た記憶はある。
無論、松本に対しての怒りは込めては居たが、入信した我が子の教育の間違いを嘆いていた。
が、今回の野口氏の親はどうだ?
僕には、あんな親だから息子もそうなったんだ。
と感じてならない。
自分の遺伝子を受け継いだんである。
一見被害者に見えるが、彼は被害者では無い。
息子を失ったのは表向きで、そう云う息子を生産し育てたんである。
成人した大人に親の責任は無い事くらいは把握している。
なら、死んだ奴の父親なぞ出す必要も無い。
無論、要請されたとして、其の父親も出るべきでは無い。
出る以上は親として出るんである。
息子に成り代わり謝罪するのが筋では無いだろうか?
一体どのマスコミが、内情をある程度知りながら自殺した彼の無責任さと、
其の無責任極まりない彼を育てた父親を批判したろう?
死ぬ気があれば何でも出来るなんて云う父親だから、息子は死を選ばざるを得なかった訳だ。
死ぬ気なぞ幾らあっても大した事なんて出来やしない。
死にたい気満々だけなら話は別だが…
そして、此処に来て武部を叩く論調も目立つ。
僕には不思議でならない。
少なくとも、あの選挙で大多数の国民が選んだ結果は民主主義の正義である。
堀江氏は落選したんだから善かったでは無いか?
ま、結果以前に堀江を担ぎ上げた政権を望んだのは国民。
武部を叩くのは民意を叩くのに等しい。
僕自身、あの選挙では自民党に入れ無かったが、
だからと云って、自分は正しかったなんて云う積もりは無い。
大多数を流れさせた、現政権を覆す程の材料の無かった野党にこそ責任は重いと思っている。
兎に角、待ってましたとばかりにやっつける感じが頭に来る。
堀江を勝ち組だと云って持ち上げてた奴の一人くらい、今でも彼を擁護してやれよ…
こう云う時こそさ…

昭和の亡霊。

2006-01-18 | Weblog
 昨日の三つの大きな問題。
僕には各々が各々で面白かった。
一番異常な奴から順に信念を貫く感じ。
正直、小嶋にはガッカリ。
成り上がりの風上にも置けん愚物だ。
逆に、勤君は当然の死刑確定。
自分は優しい人らしい。
ある意味期待通り。
反省の言葉なぞ述べられたら、其れこそ難解過ぎて、死刑後も未だ解明せねば成らず、
寧ろ厄介だろう。
とは云え、安っぽい独善ではあろうが、確かに一理あるに違いない。
殺された人が幸福な人生を送ったかどうがは定かでは無いし、
人は都合善く、前向きをやるが、実は世間なぞ娑婆苦だけしか無い訳で…
だからと云って、勤君に其れを兎や角する権利は無いから、
彼を養護する積もりは無いが、ある意味殺された人の運命も、
ヒューザーマンションの崩れていない幸運も、きっと平等な訳で…
勤君の云う優しさだとかも、強ち的外れでは無かったりする気もする。
 さて、堀江さん。
今の僕は、彼こそ頑張って頂きたいお人。
ある意味、彼が出てきた当初からケチを付け続けていたスペクターは好い。
(個人的には好きでは無いが…)
が、それ以外のメディアの連中こそ、そして…
まぁいいや。
でも、我慢成らないのは、虚業を持ち上げた連中と、人を育てようともしない実業家達だ。
膨らませ続けた泡のツケを、処世術を持たない愚直な人間の首切りで乗り切り、独善的な少数精鋭で利益を上げ、
海外の労働者から搾取し、国内失業率の足下を見透かし、国内外の人間を奴隷にし、虚業を軽蔑しつつ利用し…
規制緩和なぞ、弱者へのチャンスでは無く、嘗ての強者を強者にさせる為にしか無かった訳で、
其れは我が大阪のタクシーを見れば明白であり、多くの業界でその構図が出来上がりつつある。
もしも本当に規制緩和が為されたのであれば、この社会の息苦しさは無いだろうし、
相も変わらず、本当の虚業たる財閥系の商社なんて物こそ潰れている筈である。
が、彼等は生き生きとしているばかりか、学生の就職希望企業の上位に名を連ねている始末だ。
一体、いつまで昭和を引っ張る積もりなんだろう…
然も醜悪な部分だけ…
だから、精神が生き残るのは死刑の確定した奴になっちまう。
そりゃ、直接手を下した命の数は宮崎だろうが、間接的にはどうだ?
可能性だけなら殺人数で多いのは小嶋だ。
そして、堀江さんの儲けた裏で頸を括った数も中々かも知れない。
勤君なぞ所詮一桁。
きっと、真実は其所だ。
哀しいけど、其所に眼を背ける限り、矢っ張り子供が殺されていく。
好い大人が甘っちょろく「未来を信じて…」だとか云ってる間にも…
僕等の望んだ競争社会。
弱い者は消え去るのみ。
無論、生まれたての子供に競争力なんて有る筈無いのに…
弱い奴が更に弱い奴を虐める構図。
競争力に対する努力を怠った事で潰れた町工場。
護送船団に着いて行く事で何とか保ってた村社会。
そう言うの必要無いんじゃ?
誰だって最初は生まれ立てだった癖に…
極論を云ってるのは承知。
だが、本来の善悪の基準は蔑ろにされ、法を都合好く解釈したモン勝ちなんである。
でも無ければ敏腕弁護士なんて成立しない筈だ。
いい加減選択して欲しい。
ガキが殺されるのは当然だ。
殺されない場に居るのも勝ち組なんでは無いだろうか?
殺されたガキは、既に負け組なんである。
そして、其れは僕達の望んだ世界なんである。
僕はそう云う選民思想は嫌いなんだけど…
こんな非道い事を云う僕を辱める事の出来る程、街に優しさがあるとは到底思えない。
無論、未来なんてどうでも好い僕よりも、未来を否定している社会状況が不思議だし、
昭和に縋り付くのは僕よりもきっと…
でも、今は平成。
捻れ歪むよ、そりゃ。

何か、こー…

2006-01-17 | Weblog
 今日は阪神淡路地震な日。
当時神戸で被災した僕には未だ生々しい記憶である。
が、その周辺から離れれば離れる人ほど、映像で知る同時刻な実感なんて、乏しくなるばかりであるだろうし、
恐らくは、関東大震災だとかと同じく、歴史の1頁と云う絵空めいた感じに違い無い。
僕自身、数日間神戸から出られず、普段では考えられない遠回りで漸く辿り着いた大阪に愕然としたモンだ。
出て行く僕に向けられた、この先も神戸に居なければならない被災者の無言の「卑怯者!」な視線。
が、其の申し訳なさすらバカバカしくさせる、余りにも普段な大阪。
若かった僕には、あの残酷な現実味の味を消化出来ず、結果未だに人間不信は続いている訳で、
如何に僕自身に打撃を与えたかを、今以て考えさせられる。
僅か数キロでも、何も無い、開店なんて有り得ない神戸。
水も電気も食物も溢れていた、閉店する意味すら無い大阪。
大阪ですらアレなんだから、その他なんてもっと他人事であり、
対岸の火事を傍観していたに違いない。
だからといって、其れが悪いなんて云う気はさらさら無い。
人間なんて、そんな残酷な生き物なんである。
同情だとか、解った風だとか、気の毒だとか、共感とか、
偽善はしたがるが、実際自分の何もかもを犠牲にはしない。
何もしないよりは、少しでもする方がマシ…程度。
が、実は、此れは質が悪い。
ま、少しするだけなら何もしない僕を正当化させるのも不本意なので、
11年前の天災に就いては、正直どうでも好いから、此のくらいにして…
 今日は、モン付き二人に勤君な日。
昭和の終焉と平成の酒宴。
小嶋も堀江も宮崎も、昭和生まれ。
だが、小嶋や堀江は平成に酔い、宮崎の蒔いた種は確実に、平成に華を咲かせた。
彼等を一色汰にするのは、可成り無茶ではある。
が、敢えて今日はそうしよう。
どれも昭和と云う、ザルから流れ出た雫に違いない。
共産主義の残りカスを利用した小嶋。
生半可な資本主義の隙を見付けた堀江。
家族と云う幻想を打ち砕いた宮崎。
多かれ少なかれ、僕自身昭和を引き摺ってはいる。
無論、必要以上に持ち上げる事もしたくないし、軽蔑する気も無い。
彼等は平成日本の見えない何かを具現化しているだけである。
昭和の遣り方で成り上がった小嶋。
昭和の枠を簡単に壊した堀江。
昭和の幻想を裏切った宮崎。
ま、小嶋や堀江の周辺は善く解らないが、宮崎の父親は自殺している。
何たる無責任さ。
一番気の毒なのは、殺された当時少女。
が、その次は勤君である。
自らの分身たる息子のしでかした行為への罰が決定するまでは、逃げるなよ。
所詮そんなモンだと見透かされて居たに違いない。
もしも、あんな非道い事件を起こしても、世界を敵に回して最期まで味方で居ようとする父であったなら、
きっと、宮崎はあの事件すら起こしていなかった筈だ。
僕には自信は無い。
「勘当」なんて便利な熟語を利用する自信はあるが…
だからこそ、僕は絶対に自分の分身をこの世に産み出すなんて暴挙には出ない。
少子化万歳だ。
僕の老いた時、僕は若い世代に都合好く「敬老の精神」は説かない自信がある。
そんなに立派な社会を作ったなんて云えやしない。
ただ(妄想だが…)もし、愚息が非道い事件を起こしたら、最期まで見届ける自信はある。
そもそも、其の非道は、僕自身が妻たる女体を舐め、肉棒を突っ込んだ事に始まって居る以上…
そう、僕等は殆ど肉欲の飛沫。
宮崎の悪虐非道なんてのも、僕等の信じた英雄が虐殺してきた数に較べれば、物の数に入らない。
ま、宮崎はどうでも好い。
過去の遺物だから、今更死刑判決が出たとて、彼を追い越した宅間守なんてのも居た訳で…
其れより、小嶋はもっと惨めに喋り過ぎて欲しいし、
堀江は頑張って成功者を演じ続けて欲しい。
小嶋や堀江の悪趣味さよりも、大衆の方が悪趣味なんだし…
規制緩和を持ち上げ、株式投資を話題にしとるんでは無いかい?
自分では立派に成ろうとはしない癖に、御立派な成功者だとかを貶めても、自分が惨めなだけなのに…
そういう奴らをそういう風にさせたのは、他ならない一般大衆である。
僕が軽蔑するのは、寧ろそっちだ。
無論、そう云う人から軽蔑されている僕であるに違いない。
だから、敢えて僕は、小嶋も堀江も頑張れ!
無論、宮崎も…と云う。
宮崎のお土産を未だに有り難く頂戴しているのは、ガキを護ってやれないこの社会だ。
一体あの事件から何人の子が殺された?
本当に宮崎を赦せないのであれば、もっと違った社会に成ってる筈だ。
GPS携帯だとか、メールで安心しとる場合じゃ無いだろ…
そもそも、子を持つ事をリスクだとか云ってるんだから呆れるしか無い。
リスクだと謂われる子供の行く末。
どうにも恐ろしくなる。

保険屋、消費者金融のCMばかり。
其の提供ギャラを貪り正義感を飾る司会者風情。
三国人に舐められるよ、そりゃ…

そして、僕は支離滅裂。
追い詰められる何かから逃げる日々。
油断すると死にたくなる。
その度に、己惚れるな…と自嘲。

大した事無い。
僕の目に見えているさっきまでの過去たる今なんて。

理由なんて無いから生きて居られるんだ。
もしも理由があるのなら、僕は真っ先に死ぬか、若しくは人智を超えた力を持っているかだ。
ま、地震でも来て呉れて、自分の買った物にでも押し潰されれば本望だ。
ただ、憤るのは、人間に製造物責任は問われないらしい事…
ホント其れだけ。

別に居なくても…

2006-01-13 | Weblog
 テレビから平仮名五文字の司会者が消えて暫く経つ。
彼が居なくても、いや、彼ほど出突っ張りの人間が消えたとて、何ら影響は無い。
寧ろ安堵感を覚える気さえする。
誰にも出来ない事である事に異論はないが、同時に誰も遣らんのも事実だ。
ただ、不思議でならないのは、比較的莫迦と云うのは一面格好良くもある場合の多いのにも拘わらず、
彼には其れが無い事だ。
ま、彼が悪い訳では無いから、あの人を揶揄するんは避けよう。
単に下品であり、精神的に何処か病んではいるに違いないが…
其れよりも安直に彼を使う側こそ問題である。
幾らでも人は居る。
育てる努力を怠っているだけだ。
其れよりも何故、人は誰かを教祖の様に奉るのを好むのだろう?
そして、持ち上げるだけ持ち上げ、後は一気に叩き落とす。
其所までは未だ好い。
其所からが残酷だ。
忘れてしまうんである。
忘却の彼方へ…
其れでも未だ、忘れて仕舞うんであれば救いはある。
が、「あの人は今」みたいに穿り返すのだ。
此れはもう生首を締め続けている様なモンである。
人にはそう云う嗜好が必ずある。
無論、僕にもある。
僕はそう云った人間の残酷さを畏れる一人である。
僕が僕を決して正当化出来ないのも、そう云う残酷さを具えている事も要因の一つである。
特に、一年間まるで一言も交わす事の無かった旧知の人から年賀状なる物が届くと、
扱いに窮するばかりか、悪意のない残酷さに身震いすらして仕舞う始末である。
しかも、家族の写真年賀状だったりすると、もう脅迫状にも等しい気がして成らない。
忘れられる淋しさよりも、忘れて貰えないのが寂しい。
日々の生活に置いて、僕こそ「別に居なくて好い」存在である。
だから僕は未だ生きて居られる。
さもなくば多分もう耐えられない筈だ。
生首を締め続けられて生きるなんて…
 近々平仮名五文字の司会者が画面に還ってくる。
一体、此の国の中に、彼が見られないだけで一日を死にたくなるほどの人はどれだけ居るんだろう…
ま、僕よりは多い事だけは確かだろうが…

下流上等。

2006-01-12 | Weblog
 負け惜しみではない。
下等な上流たる勝ち組に属するくらいなら、上等な下流で居たい。
サイズ違いの服に袖は通したくはない。
首が短いのにイタリアンカラーのシャツは不細工だし、
短い足で本物のフェラーリを操るくらいなら、
テレビ画面の中でバーチャルなフェラーリを運転する方が好い。
一流シェフの料理で自分の舌の鼓を打つよりも、
今日の献立を考え、自分以外の誰かの舌を少しだけ満足させたいだけ。
勿論、日々の成果を虚しく品評し合う様なオナニー友人なら要らない。
セックス出来ない欠落した欲望を嘆きながらも、気持ち繋がって居たい伴侶だけは必要だけれども…。
ま、兎に角不満の無い関係性は不要なんである。
そして、何よりも不満の矛先は常に此方に向けられれば其れで好い。
「相手に対する不満=御都合主義にそぐわない自身の努力不足」である場合も多い筈だし…。
ただ僕は無遠慮なポジティブシンキングよりは、卑屈な奥ゆかしさを選びたいだけだ。
善くも悪くも僕は日本人で居たい。
出る杭を打ち続けてきた事は頂けないが、出なくても善い雑草を刈り取ろうとした村社会は失うべきでは無い。
みんなで黄色信号は渡っても、赤信号は…
何となく、そうやって僕達の国は成り立って来た気がする。
だから、たまに赤信号に気付かず、事故に出会した事もあったけど、渡り続けはしなかった。
が、今は…
子の瞳からは光が失われ、大人の背骨は曲がり、年寄りの性器は勃起し汁を垂れ流し…。
責任を取りたがらない性質を善く識っていたからこそ、責任の所在を明らかにして来なかった訳で、
其の為に、出なくて善い雑草を刈り取って来たに相違ない。
それだのに、今は我先我先。
何度か書いても来たが、思い立ったら先ず行動…
そりゃ都合好く行く訳は無い。
利益を産む場合と同じ様に損害も被るのが道理である。
金持ちになりたい、努力、研究、博打打ちも、
人を殺して見たい、努力、研究、一か八かも同じだ。
思い立ったら即行動である。
富を独り占めする奴も居れば、狂気を独り占めする奴も居て不思議では無い。
上昇志向善悪問わずじゃ無いだろうか?
ま、自己顕示欲を満たさなければ怖いんだろうけど…
だからこそ僕は下流で居たいと思う。
其れは、下に居れば上を向き続けられるなんて事じゃ無い。
極力他人を見下さないで済むからだ。
見下して善いのは、慈愛の眼がある人以外に存在しない。
無論、慈愛は見下しているんでは無く、哀しみに呉れ、途方に暮れる隣人を見付ける為だ。
僕はそんなに立派では無いから、下流は無論、下等で好い。
朝から酒を呷って、自嘲する為にだけ生きていたい。
でも無ければ僕はきっと人一倍自尊心が強いから、他人と関わると迷惑をかけてしまう。
迷惑を掛ける前に、自分で自分を閉じ込めて置く良心だけは持っていると自負。
世間の利益追求にとっての僕は足枷以外の何者でも無いし…。
タイトル通りじゃ無く、本当に僕自身は下流下等が好い。

 ま、そんな事より、臆病な僕であるからこの場を借りて…
何度か戴いている宣伝だとかも含めたTB。
昨日も付けて頂きまして有り難うございます。
返すとか勇気はございません。
なら、ブログなんて使わず、日記サイトなりHPなり作れば好いんですが…
外面を取り繕う自分への自己嫌悪の恐怖程恐ろしい物の無い訳で…
序でに、通りすがりの気紛れではあっても、こんな雑文駄文に時間をさせてしまった人達、
御免なさい。

2007年無問題。

2006-01-11 | Weblog
 巷では2007年問題だとかで話題らしい。
僕には余りピンと来ない。
蓋が取れる事と、ある意味赤信号を皆で渡った連中の出鱈目が暴かれるだけに違いない。
団塊世代の連中の行き過ぎた自己美化に、以前から反吐をかけて遣りたかった僕には、
其の問題とやらの一端でもある熟年離婚も大歓迎である。
彼等にとっては、この豊かな日本を「歯を食いしばり、支え造って来たのは俺達」なんて自負があるんだろうけど、
実際の処、それ以降の世代にしてみれば(正当な眼で見れば)
「こんな日本に誰がした?」である。
紛れもなく、其れは団塊野郎共の仕業である。
「熟年離婚」の四文字に、定年前狼狽えている様を見て、益々そう思えてならない。
僕の思うに、熟年離婚の本質は、精神的自立を蔑ろにする為、
経済的自立ばかりに勤しんだ男社会の哀れな顛末だと云う事だ。
別段、家事労働なんてのは、労働として認めちゃならん事は当然。
特に昨今の便利な機器を前に、家事は既に労働では無くなった。
だから、女性には其れを盾にして欲しくは無い。
何より家事は夫だけでは無く、子供に対しても行う行為であり、
家事を労働だとか水臭い事で片づけるのは、子供すら邪魔にして仕舞い兼ねない。
少なくとも、熟年の母は子を味方に付けて居なければならないんだから、
家事を殊更大変な労働にするのは賢くない。
それよりも、妻をママにして来た夫に対する精神的自立の無さを云うべきである。
「誰が喰わせて遣ってる!」
を念仏の様に唱えて来た男に対して反撃を喰らわす為の離婚なら、敢えて家事なんてのには逃げないで頂きたい。
だからこそ僕は来年に熟年離婚の嵐が吹き荒れる事を願う。
積年の恨みを晴らす事は卑怯では無い。
確かに、昨今の様に自由恋愛が当たり前な風潮なら話は違うが、
少なくとも、団塊世代の頃の結婚は、妻をめとって一人前だとか、何処かメンツの付録だった筈だ。
だからもう、稼いで来ない老い衰え甘える男のメンツに、元気な女性が豊かな老後まで奉仕する道理など無い。
恐らく、熟年離婚を考えている女性は、新婚から家庭を築く頃合い、夫に対して過度の報酬よりも、家庭への参加を求めて居た筈である。
年収数億よりも、遣り繰りできる数百万の生活が欲しかった筈である。
それだのに、多くの報酬と肩書きこそ家族の仕合わせを妄信した男。
それなら、其の稼ぎの集大成を戴いてから離婚されて不思議は無い。
聞く耳を持たず、話す口を持ちながら喋らなかったのは男だ。
寧ろ、男性は、離婚の際に妻に支払う額に胸を張るべきであり、それこそ真実だ。
経験は凄いんじゃ無かったっけ?
なら、妻から解放された男性は、定年後に若い女性を、其の素晴らしき経験とやらで物にすれば好い。
妻の居る間に散々、飲み屋のネーちゃんを口説いて来たんだから、もう好きに遣れば好いでは無いか?
「家族の為、仕事仕事…」
と男が宣う間も、実際は家庭の盾に成ろうとしなかっただけである。
外敵から守るべき頼れる男の居ないばかりに、子は簡単に連れ去られて仕舞う社会。
必ず父親が居る家庭が在った時代、子供は、今ほど簡単に連れ去られなかった。
妻が子供の管理を怠ったんでは無い。
夫が家庭の管理を怠ったんである。
なら其の代償は支払うべきだ。
確かに表向き豊かな経済大国を作って頂いた。
が、此の国の負債は言ってる間に1000兆を超えるだろう。
其の負債を抱えさせたのは他ならない団塊野郎だ。
もし、今の世代に負債ではない1000兆を与えて貰えるんであれば、
もっと上手く遣り繰りするに相違ない。
出鱈目は止めて頂きたい。
それだけでも、僕は団塊の世代の方々を誇りには出来ない。
それならまだ、鬼畜米英なんて云いながら、無謀なあの戦争に邁進した世代の方が幾らかチャレンジ精神が在ったと思う。
単に冷戦構造に甘えただけじゃ無いか?
一体今の僕達の明確な敵は何処?
競争に勝つ為の友人知己が敵に成る事はあっても、ソ連は無い。
疑心暗鬼はあっても、理想は無い。
アメリカの経済と、西ヨーロッパのブランド、だけを信じていれば善かった頃とは違うんである。
既に、若さをぶつける為に便利だった、反体制の道具たる共産主義の様な目出度い理想も無いんである。
僕には寧ろ、団塊世代なんて云う、自己正当化だけに長けた重い蓋が取れる事は、明るい未来が見える気さえする。
何より、我がのガキからは臭い汚いと云われ無視され、妻からは捨てられる数年先を望む。
一気にサイズ通りの現実に戻されれば善い。

 バブルを膨れませ破裂させた癖に、また同じ過ちを繰り返しそうな勢い。
後始末は亦、次の世代。
今度は、団塊ジュニアだとか云う、もっと質の悪い遺伝子が担う訳だ。
僕には其の方が余程厳しいと思う。
何故なら、其の世代には既に妻も存在しない筈だから…